ここでは、”グーグルマップの代わりの無料のカーナビアプリは?なぜゼンリンはMapboxと提携?その理由”について扱います。
改悪したともっぱら噂のグーグルマップ・・。その理由は、グーグルがゼンリンとの提携契約を終了し、Mapboxと提携したこと。グーグルマップの代わりのカーナビアプリについて・・・と、グーグルが、ゼンリンとの提携を解除してまで、Mapboxへ乗り換えて提携をした理由について取り上げます。
早速、本題です。
Contents
グーグルマップの代わりの無料アプリは?なぜゼンリンはMapboxと提携?
まず、結論からいえば、グーグルマップの代わりのカーナビアプリは、とりあえず、「Yahoo!地図」一択でイイと思います。
少し説明します。
Yahoo!地図
昔から筆者も使っていますが、結局のところ、日本人に合っている地図ソフトだと思います。
メインのオススメポイントは、ズバリ”ゼンリンの地図データ”を使っているから。
出典:Yahoo!地図
さらにこんな特徴も・・・。
- 都心の地下街も丁寧に表示されていて迷いにくい
- 目印の情報が具体的で分かりやすい
東京、大阪などのいわゆる都心部の地下街も丁寧に表示してくれるので、親切だと思います。さらにコンビニやお店の名前など具体的な情報が記されているため、迷いにくいはず。
グーグルマップ代わりに、Yahoo!地図は使えるヤツですね。
- iPhone/iPad:無料の「Yahoo! MAP」をApp Storeで
- Android:無料のヤフーのナビ・地図アプリ - Google Play のアプリ
かゆいところに手が届くサービスとなっています。
ゼンリンいつもNAVI【ドライブ】
これは、そのアプリ名からも分かるとおり、ゼンリンの地図を採用はしているのですが、有料のわりにダメですね(自分的には)。理由は以下の通り。
- 360円/月とか高い!
- 見やすさはあるものの、アップデート遅すぎ
- アプリがやたら落ちる
無料だったらまだしも、360円/月とか高いと思いますね。地図の表示とかは見やすいんですが、アップデートが遅すぎます。自分だけかもしれませんが、アプリがやたら落ちるのもマイナスポイントですね。
ただし、記事を書いている現時点で、”最初の7日間無料お試し”を実施中なので、まず入れてみて、気に入らなかったら無料期間に削除でいいと思います。
繰り返しになりますが、現時点では、グーグルマップの代わりのカーナビアプリは、「Yahoo!地図」一択でイイと思います。
なぜゼンリンがグーグルマップからMapboxへ乗り換えて提携したの?
これは完ぺきに個人的な感想と憶測になりますが、次のような可能性があるのではないかと思います。
ポイント
- グーグル目線からはグーグルマップは稼げるコンテンツではない
- ゼンリンの地図情報をパクった → 将来的にグーグルマップ独自のアプリを提供の可能性
- 自動運転化を視野に開発をしてきたが目途がたった?
これ、完璧に憶測ですが、そもそもグーグルの野望は自動化運転のジャンルを制すること。
そのうえで、地図情報とノウハウ欲しさにゼンリンと提携したものの、ゼンリンと組むことで得られるメリットは吸収し終わり、ある程度目途が立った?ことで提携を解消した可能性を考えました。
でも、個人的は、「まさかないとは思い」ますが、今のレベルで、グーグルが車の自動運転化に踏み切るのは怖すぎますけどね。
で、おそらくゼンリンの次に提携したMapboxに、自動運転化で必要なノウハウを吸収できる何か?があるのではないかと思います。
また、蛇足になりますが、グーグルにとって、グーグルマップは、将来の自動運転化ありきが目的で、稼ぐためのコンテンツではないと思います。
関連記事 → グーグル・クルマ開発の目的は?日産&グーグルと提携で今後(将来)どうなる?メリット&デメリットとは
ちなみにMapboxは使えるの?
結論からいえば、Mapboxは、現時点では少なくとも、個人ユーザーとしてはオススメできないし、使えないアプリ・ソフトです。
一言いえば。その理由がコチラ。
対開発者向けの特色が強いアプリだから
Mapboxのサイトを、PCやスマホ(iPhoneなど)でApp Store経由で「Mapbox Studio Preview」をインストールしても、「Sign in to Mapbox」という画面が表示されて、登録&ログインが必要だったり、URL入力の要求画面が出てきます。
今まで、誰もが気軽に使えていたGoogleマップとは特色が大分違います。
ですので、個人ユーザーを対象としていた、Googleマップとは違い、Mapboxの場合は、アプリ内で地図表示をしたいウェブサイト開発者などを対象としたものに変わってきている気がします。
まとめ
グーグルマップの代わりの無料アプリ: 現時点では「Yahoo!地図」一択!
ゼンリンがグーグルマップからMapboxへ乗り換えてまで提携した理由: 可能性はコチラ
ポイント
- グーグル目線ではグーグルマップが稼げるコンテンツではない
- ゼンリンの地図情報をパクった → 将来的にグーグルマップ独自のアプリを提供の可能性
- 自動運転化を視野に開発をしてきたが目途がたった?
現時点で、グーグルとの提携を解消したゼンリンの株価が暴落に近い下がり方をしています。市場が落胆しているわけです。
グーグルにとっては、ゼンリンとの提携でこれ以上得るものがないとみなして提携を解消したという見方が一番スッキリするのですが、どうでしょうか?
いずれにしても、当面は、グーグルマップの代わりに「Yahoo!地図」を活用して、もっと良い地図ソフトの開発を待ちたいと思います。
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