この記事では、レクサスのミニバンについての最新情報・日本発売時期・価格・デザイン・車名などを取り上げます。以前から発売の噂になっていたのが、レクサスのミニバン。とくにアジア圏をマーケットとして、ミニバンで勝負をかけたいレクサス(トヨタ)の思惑が見えます。
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Contents
レクサス・ミニバン最新情報!日本発売時期はいつ?
レクサス・ミニバンの最新情報からです。日本発売時期がいつかについても・・・。
レクサスのミニバンが発売される噂は昨年あたりから出てきていました。
その根拠を時系列でご説明すると・・・。
2018年10月に、レクサス・マニラのトップを務めるレイモンド・ロドリゲス氏による、「レクサスのミニバンの誕生は、時間の問題」とのコメントがありました。
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このコメントは、世界の多くのカー関連雑誌やサイトなどでも取り上げられ、「レクサス・ミニバンの登場か?」という噂が広まったきっかけとなりました。
さらに、2019年1月3日付けの中部経済新聞が、レクサスのミニバン投入についての記事を書いたことから、一気にこの噂の信ぴょう性が高まりました。
ポイント
トヨタ自動車が、高級車ブランド「レクサス」で初となるミニバンの投入を計画していることがわかった。子会社のトヨタ車体のいなべ工場(いなべ市)で、2020年に量産に乗り出す。まずは中国やアジア向けに輸出販売する見通し。中国やアジアでは富裕層を中心に大型ミニバンの人気が過熱している。需要の広がりに機敏に対応するとともに、競争力の高い商品の投入でブランドイメージをさらに高める構えだ。
出典元:中部経済新聞(2019年1月3日)
トヨタ車体・いなべ工場(いなべ市)では、これまでアルファードとヴェルファイアなどを生産してきましたが、レクサス・ミニバンが発売される場合、その生産がここで行われる可能性が高いと予想します。
[ビジネス]トヨタ、三重で「ハイエース」販売50周年式典 https://t.co/Q1MCRg1Lay トヨタ自動車は18日、商用車「ハイエース」販売50周年式典をトヨタ車体いなべ工場(三重県いなべ市)で開いた(写真)。鈴木英敬三重県知事ら約100人が出席した。トヨタ車体社長を兼任する増井敬二トヨタ専… pic.twitter.com/a7RqW2Wzst
— Gnews (@Gnews__) 2017年12月18日
日本発売時期はいつ?
写真はアルファード(出典元:トヨタ公式サイト)
レクサス・ミニバンの日本発売時期はいつかについてですが、まだ確定情報は出ていませんので現時点では、未定です。しかし、発売は2021年ころと推測します。
その根拠ですが、海外のカー関連メディアによると、レクサス側の考える「レクサス・ミニバンのメインの市場は、中国である」と伝えていること。
さらに、海外のカー関連メディアの報道では、レクサス・ミニバンは、まず海外で2020年に発売されると伝えています。
ですので、言い方はアレですが、”日本は後回し”というのが結論でしょう。
それで、日本で発売されたとしても、その発売時期の順は、中国その他のアジア新興国 → 日本という流れになりそうです。
実際、中国では富裕層にいわゆるアルヴェル(アルファードとヴェルファイア)をはじめとした高級ミニバンがバカ売れしている事実があります。中国ではそもそも人口が多いこと、さらに富裕層が年々多くなっており、そんな中、高級車のニーズはますます高まっているんですよね。
人口は中国の10分の1で、デフレ脱却さえできておらず、そもそも車が売れなくってきている日本とは違い、リッチな層が増えて、高くてスペックの高い車は右から左へと売れているのが中国をはじめとしたアジアの新興国の特徴です。
やはり、「ガツンと売れる市場でまず勝負する」のは、商売をしている側としたら当然かと思います。
レクサス・ミニバンの価格(値段)は?
レクサス・ミニバンの価格は、1000万円~と推測します。
中途半端な価格で売り出すと、そもそもアルヴェル(アルファードとヴェルファイア)の層と被ってしまいますし、レクサスのブランド価値も毀損する気がします。
アルヴェルも、実際には、かなりスペックがイイですし、実際売れています。
しかし、アルヴェルに乗る層とレクサス・ミニバンに乗るぺルソン層をはっきりと分けないと、昔と同じように、技術力は高いのに、目先の売り上げに走って、結局”ブランド”とその価値を作り出せない、かつての日本の多くの会社の道を歩むことになると思います。
そして、どこで線引きするかというと、一つは価格だと思います。
でも、価格に見合ったスペック&デザインを達成しているというのが大前提ですね。
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デザインもアルファードとヴェルファイアと変わらないし、スペックも変わらない・・・では、レクサス・ミニバンを買う層はいないでしょう。
ただ、中国とかでは、その辺あまり考えずに、レクサス・ミニバンが出たら売れるとは思うんですよね。売れるからはアルファードとヴェルファイアの上級車風の売り方はしてほしくないですね。トヨタには・・・
アルファードがベースモデルになるだけに、レクサス(トヨタ)には、そのあたりきちんと理解したうえで、すみ分けしてほしいですね。
長い目でみたら、レクサスのブランド価値が上がらない・・・ということになるので。
ベンツでもミニバンはあるが・・・
出典元:ヤナセ公式サイト
ベンツのVクラスが、そのミニバンになります。車名は、「V220 d AVANTGARDE long(アバンギャルド ロング)」などになります。アバンギャルドという車名をつけるあたり「・・・」という感じですが。
新車本体価格は、1000万円を余裕で切る価格帯でラインナップされているため、アルファードとヴェルファイアなどのオラオラ系が苦手な人にはいいかもですね。
ベンツのミニバンというと、かつては商用車という印象でしたが、ファミリーなどで乗れるタイプのミニバンも投入してきたところを見るにつけ、やはり「ミニバンのジャンルは、攻めないと・・・」という感じなのかもですね。
他のカーブランドにこのセグメントを独占されているのを、黙ってみてはいられなかったのでしょう。
それを言ったらレクサスも一緒かもしれないですけどね。最初は、セダン中心で攻めようと思っていたのが、やがてミニバンにも進出する・・・レクサスというブランド価値を維持しながらというのは結構難しいと思うんですよね。
レクサス・ミニバンの車名はLM?
レクサス・ミニバンの車名は”LM”と推測します。
その理由ですが、2018年にレクサスは、LM 350とLM 300hの商標を取得していること。LMは「レクサスミニバン」の略であると考えられることから、LMがレクサス・ミニバンの車名になりそうです。
また、海外カ―メディアによると、レクサスのミニバンは、ハイブリッドモデルとなるか、あるいは、ハイブリッドモデルが用意される可能性が高いとのことです。
レクサス・ミニバン最新情報!日本発売時期はいつ?価格&車名はLM? まとめ
ポイント
- レクサス・ミニバンの日本発売時期: 2021年(海外での発売は2020年)
- 価格: 1000万円~
- 車名: LM
レクサス・ミニバンのマーケットですが、レクサスの開発者側からすれば、極論を言えば、”日本を見ていない”と思いますね。そりゃそうですよね。中国と日本を比べたら、中国のスケールメリットが大きすぎますよね。
ただ、繰り返しになりますが、せっかくの技術があるのに、「目先の売り上げやメリットを考えて、むやみに販売して結局ブランド価値が上がらなかった」なんてことにはならないよう注意してほしいかなと思います。
発売されることは、ほぼ間違いないと思うので、あとは、デザイン、スペックでしょう。ここが「あれ?アルファードに何かを足した感じ?」となると、かなり微妙だと思います。ここは期待したいところです。
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