ここでは、運転免許証の更新時、カラコンをつけて撮影してもバレないのか、また持ち込み写真についてカラコンOKなのかについて取り上げます。
中には、カラコンをつけたまま写真撮影して、問題がなかったという方もいます。では、実際のところ、免許証の写真撮影でカラコン着用してもバレないものなのでしょうか?
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免許証写真撮影でカラコンはバレない?は本当?
まず、結論からいえば、免許証の写真撮影でカラコンは、かなりの確率でバレます^^。
免許センターの係官もプロですから、たくさんの運転免許証の更新希望者(&目の色や形)を見てきているわけで、ほとんどの場合、カラコンをつかっているかどうかを見抜きます。
実際、筆者は、免許証更新のときに、女子が紙コップを手にしているのを何度か目にしたことがあります。
つまり、免許証の写真撮影の際にカラコンを装着していることが係員にバレて、外すように言われ、紙コップの中には、その外したカラコンが入っていたということですね。
もちろん、都道府県の公安委員会によって、チェック?の厳しさは違うようで、けっこう緩めのところから、厳しいところまで様々です。
では、カラコンをつけての運転免許の撮影そのものがダメなのか?について次に取り上げたいと思います。
実際のところ、免許証写真撮影でカラコンは禁止なの?
結論から言うと、免許証用の写真で”カラーコンタクトの使用は禁止”です。
こちらは、警視庁の公式サイト内の運転免許証での規定についての記述なのですが、はっきりと「カラーコンタクト等の使用はご遠慮ください」との記載があります。
出典元:警視庁公式サイト
また、「不適切な写真例」として、次のような一文がありました。
不適切な写真例
- カラーコンタクト等で眼の色や大きさが変わっているもの
この規定から分かるのは、「視力が良い悪いかに関係なく、(もともとの目の色や目の大きさが変わる)カラーコンタクトはNGだよ」ということでしょう。
ですので、たとえば、「自分は視力が悪くてコンタクトレンズをつかっているけど、そのコンタクトレンズに少しくらい濃いめの色がついていても大丈夫でしょ」というのは、原則的に通用しないということになります。
でも、中には、一部の運転免許証の更新者の声で、「免許証の写真撮影でカラコンがバレなかったとか、つけたままOKだった・・・」というものがありますよね?
これは、推測になりますが、”免許証の撮影でのカラコン装着をはっきりとNG”としている県の公安委員会と、規則に少し幅を持たせている県(公安委員会)があることが原因のように思えます。
たとえば、こちらの県警察の公式サイト内には、このような記載がありました。
注意ポイント
- ”色彩の強いカラーコンタクト”や”色のついたサングラス”は不適切
出典元: https://www.police.pref.miyagi.jp/hp/menkyo/menkyo_syasin.html
また、カラーコンタクトレンズについて次のような注意書きが添えられていました。
カラーコンタクトを使用されてる場合、パスポート写真に準じて眼の色が違って見える装飾の強いものは、個人識別に資する免許用写真には不適切であるため、写真撮影の前に外していただきますので、保管用ケース等は必ずお持ちください。
出典元: https://www.police.pref.miyagi.jp/hp/menkyo/menkyo_syasin.html
「カラコンはOKだけど、本来の目の色と違う色のものは外してください」と読み取れます。ですので、たとえば、青い色のカラコンをしていたりと、「明らかに、その人の本来の目の色と違う場合は、はずしてください」ということになるのでしょう。
そして、中には、若干カラコンへの基準が緩めの県もあるのでしょう。
結果として、免許更新時の写真撮影で、”カラコンを厳しくチェックして外させられたという人もいれば、案外緩かった”という人もいる、ということになるのかもですね。
繰り返しになりますが、免許センターによって、”カラコンそのものをNGとしているところと、濃いカラコンがダメ”という違いがあり、そのあたりの線引きには誤差があるようです。
免許証写真撮影でカラコン装着はバレるから”最初からつけない”が正解
結論ですが、免許証写真撮影でカラコン装着は、ほぼバレるから”つけない”が正解です。また、そもそも”原則的にカラコンをつけて免許証写真が禁止されているからNG”ということになります。
SNSなどでは、「免許証の写真撮影でカラコンはバレないから大丈夫!」という人もいますし、「すぐにバレたし、外すように言われた!」という人もいるなど様々です。
さて、中には、免許証の写真撮影に先立って行う、適正検査(視力検査)では、カラコンを外したうえで「コンタクトレンズ使用なし」と申告して検査を受け、その後の写真撮影の直前にカラコンをつけて撮影に臨んだ・・・なんていうケースなどもあるようです。
実際、前述のように、免許センターによっては、カラコンに対する定義が微妙に違う場合や、単純に係官が見抜けなかった場合もあります。
▼免許証更新手続きの流れ▼
画像出典:https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mes83002.htm
しかし、そもそも、カラコン装着しての写真撮影はNGです。
また、その場でカラコンをつけていたことがバレて、係員から外すように言われると明らかに面倒です。それで、最初からカラコンはつけずに運転免許更新に行った方が、”時短”にもなります。
繰り返しになりますが、免許センターの係官から、結局カラーコンタクトを外すように言われてしまう可能性があるようなら、免許の撮影の際には、はじめからつけないことをオススメしますね^^
免許証写真用の持ち込み写真もカラコンNG?
結論から言えば、免許証写真用の持ち込み写真もカラコンNGです。ちなみに、基本的に免許証の写真持ち込みは不要なのですが、免許証用の写真を持ち込むことが考えられるケースは、主に、次のようなケースに該当する場合です。
ポイント
- 再交付と同時に更新手続を行う場合
- 免許停止処分中に更新手続行う場合
ですので、ほとんどの方は、免許証の写真持ち込みは不要です。
いずれにしても、 持ち込み写真についても、”カラコン使用はNG”ですので、最初からカラコンはつけずに裸眼で撮影しておくようにしましょう。
>> 運転免許証の紛失&更新手続き前に要チェック!まとめ記事
まとめ
とくに、若い方の中には、カラコンをつけて運転免許証の写真を撮りたいと思う方もいるかもしれません。
でも、仮にブルーのカラコンでバレずに、写真撮影ができたとしても、”果たして数年後もカラコンありの写真を身分証明として使っていて後悔しないか”を考えてみても良いかもしれません^^
社会人デビューするにあたって就職した際に行う手続きで、身分証明書として提示した免許証の写真に”青い目で写っていたり”すると、何かと面倒になるかも・・・。
先方の担当者にしても、カラコンが入った青い目で撮影された顔写真を見て、ポジティブにとらえる方は少ないはずですし、何か誤解を持たれてしまっても困りますよね。
免許証の写真撮影でのカラコン装着は、かなりの確率でバレますし、そもそも規約で禁止されているので、裸眼で撮影することをオススメします。
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