ここでは、台湾タイヤメーカー・ナンカンの体験談とデメリット&メリット、オススメの通販ショップについて取り上げます。
以前からずっと気になっていたのが、台湾のタイヤメーカーであるナンカン。今回ようやく履き替えるチャンスがあったので、実際に購入して履き替えてみました。
ではさっそく、体験談と感じたデメリットやメリットについて解説します。
Contents
【体験談】台湾タイヤメーカー・ナンカンのデメリット&メリットを比較!
台湾タイヤメーカーであるナンカンを実際に履いてみたことで分かったデメリットとメリットについてです。
今回、履き替えてみたのは、以下のナンカンのタイヤでした。なお、夏タイヤとなります。
ポイント
- タイヤ名: ナンカン・RX615
- 購入したお店: AUTOWAY(オートウェイ)
- 購入方式:通販
利用した通販ショップは、AUTOWAY【オートウェイ】です。なぜ、コチラの通販ショップを利用したかというと、価格が安くて、高評価のコメントの数が多かったからです。
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さて、台湾タイヤメーカーであるナンカンを実際に履いてみたことで感じた感想です。結論から言うと、次のようなデメリットとメリットを感じました。
台湾タイヤメーカー・ナンカンのデメリット2つ!
- 燃費性能が若干悪くなった気がする(個人的感想)
- タイヤの減りが早いとのコメント
台湾タイヤメーカー・ナンカンのメリット3つ!
- コスパが最高!
- ロードノイズは平均点
- 直線、コーナ、カーブなどどんなタイプの路面でも無難な走り
では、デメリットとメリットをそれぞれ紹介していきますね♪
【体験談】台湾タイヤメーカー・ナンカンのデメリット2つはコレ!
まず、最初にナンカンタイヤを履いてみて感じた2つのデメリットについて説明していきます。
(↑)届いたタイヤはこんな感じ(すでに開梱済:in タイヤ交換屋さん)
1. 燃費性能が若干悪くなった気がする
個人的感想になりますが、今回、台湾タイヤメーカー・ナンカンのタイヤに履き替えてから長距離(往復1000キロ)を一度乗ってみたのですが、若干ですが燃費が落ちた気がします。
なお、乗っている車はホンダ・フリードで、今まで履いていたのも低燃費タイヤ(ブリヂストン)でした。今回のナンカンのタイヤへの履き替えによって次のような燃費の変化がありました。
ポイント
- 既存の低燃費タイヤ(ブリヂストン):平均燃費15.9km/L
- ナンカンのタイヤ:平均燃費15.5km/L ⇒ 15km/L(街乗り含む)
ナンカンのタイヤに履き替えたことで、ごくわずかではありますが平均燃費が悪くなっていることが分かります。ちなみに、空気圧は既存のタイヤと今回履き替えたナンカンのタイヤで統一しました(燃費対策で、いつも空気圧は基本高めで設定しています)。
つまり同条件で比較しています。
筆者の乗っている車では燃費がごくわずかではありますが落ちたものの、購入者の書いた他のコメントなどを読むと「むしろ燃費が向上した」との声が多数ありました。このあたりは、走り方やその他の条件で誤差が生じると思います。
ただし、後述しますが、台湾タイヤメーカー・ナンカンのタイヤに履き替えた場合、仮に燃費がわずかに低下したとしても、基本性能とコスパ面などデメリットを補って余りあるスペックだと思います^^
なお、今回、履き替えたナンカンのタイヤはいわゆる柔らかいタイプのタイヤ(=低燃費タイプ)です。
既存の大手タイヤメーカーの開発費や宣伝費などと比べてしまうと、確実にそこまでのコストはかかっていないはずですし、知名度もいま一つです。しかし、”大健闘”していると思います。
*追記: 平均燃費については、以前の低燃費タイヤに比べ体感的に1Lにつき1km/L程度落ちている気がします。
2. タイヤの減りが早いとのコメントあり
この部分は、筆者自身が台湾タイヤメーカー・ナンカンのタイヤに履き替えてから、まだ年単位で乗っていないため、結論が出せない部分です。
実際の購入者の声を拾ってみると、「タイヤの減りが早い」とのコメントも一部ありました。しかしながら、ほとんどの声は、その耐久性についても満足度の高いものばかりです。
台湾タイヤメーカー・ナンカンについて理解しておきたいのは、いわゆる中華タイヤとは違う点。
こう言っては何ですが、一部の安い海外メーカーのタイヤの場合、凄い速さで摩耗するタイヤも中にはあります。
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一方、ナンカン(NANKANG)の歴史は古く、1959年の創業以来、技術革新に取り組んできた台湾の老舗タイヤブランドです。さらに、会社発展の初期には、横浜ゴム株式会社と技術提供契約を結ぶなど、日本のタイヤトップメーカーから技術を吸収してきました。
これらのことから、ナンカン(NANKANG)の技術力は高く、正直、格安の中華タイヤのそれと比べることはできないでしょう。
また後述しますが、そもそもナンカン(NANKANG)のタイヤはコスパが良いです。それで、国産のお値段が高めのタイヤに比べて仮にタイヤの減りが若干早かったとしても、トータルで見ればかなりお得です。
台湾の代表タイヤメーカー!メリットは3つ!
(↑) 履き替えた後の状態
さて、台湾のタイヤメーカーであるナンカンの3つのメリットについて、これからひとつづつ説明していきます。
1. ナンカンタイヤのコスパは最高!
台湾のタイヤメーカー・ナンカンの一番大きなメリットはコスパでしょう。下手すると、いわゆるメジャーなタイヤブランドの半額程度の価格で買えますし、基本機能もきちんと満たしています。
つまり、「タイヤのブランドにこだわらず、消耗品感覚でお得にタイヤを履き替えたい」という考えを持たれている方にはオススメです。
”通販でサクッと買って⇒タイヤ交換ショップに直送してもらい⇒自分の都合の良い時間帯に履き替え”で事足りますからね~
もちろん「タイヤのブランド名にはこだわりたい」とか、「限界まで車の性能を引き出したいから良いタイヤを履きたい」という方にとっては、”走り”に合わせたタイヤとブランドを選ばれることをオススメします。
2. ロードノイズは平均点
筆者は台湾のタイヤメーカー・ナンカン(RX615)に履き替えてから、高速道路走行も行い100km/h程度で流しました。
さすがに高速走行では若干音が気になりますが、冷静に考えると、以前履いていた国産の低燃費タイヤの音とほぼ変わりませんでした。個人的な感想になりますが、ロードノイズは平均点だと思います。
ちなみに、あまり深く考えずに格安の海外タイヤを購入すると、起こる現象?が走行中の音のうるさいこと・・・。特に、高速走行で音がうるさいと正直気になるもの。
しかし繰り返しになりますが、台湾のタイヤメーカー・ナンカン(RX615)は、ロードノイズは合格点だと思います。さらに言えば、せいぜい40~60km/h(またはもう少し・・・^^)程度の速度で流す街中での走りでは、ほぼ気になりませんでした。
ちなみにロードノイズとは?
- ロードノイズ: 道路表面の細かな凹凸による入力がタイヤからサスペンションを通して、ボディに伝わって発生するもの。様々な原因があるが、その一つがタイヤの全体の変形。
もちろん、ロードノイズについても、(なんでもそうですが)お金さえ出せばより静かなタイヤはあるわけです^^
しかし、「安くても平均的なロードノイズであればOK」という方であれば、台湾のタイヤメーカー・ナンカンの選択肢もアリだと思います。
3. 直線、コーナ、カーブなどどんなタイプの路面でも無難な走り
台湾のナンカンのタイヤは、直線、コーナ、カーブなど、どんなタイプの路面でも無難な走りを実現すると思います。この無難を平均点として高評価するのか、イマイチと判断するのかは人によって異なると思います。
しかし、たとえば「高速でコーナーを攻めたい」とか、「高速でできるだけ短い制動距離を実現するタイヤが欲しい」などといったどちらかといえばレアなケースではなく、平均的に満足できる走りがあれば良いということであれば、オススメですね。
実際に晴れの日はもちろん、雨天走行も試しましたが、制動距離も問題なかったですし、もちろん不安な点もありませんでした。むしろ満足できました。ですので、いわゆる普通の走行をする方であればナンカンのタイヤをオススメします。
ちなみに、ここで紹介してきたのは、平均的なスペックのいわゆる低燃費タイヤです。ナンカンタイヤでは、プロユースのタイヤも販売しています。
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一般によく言われるように、タイヤの接地面は、はがき1枚ほどの面積しかありません。
一流ブランドのタイヤを履いていても、タイヤの溝が減っていたりコンディションがイマイチな状態であれば、リスクが高いことは変わりありません。であれば、ナンカンのタイヤのように、安くても平均的な品質があるタイヤをこまめに履き替えていった方が良いでしょう。
【体験談】台湾タイヤメーカー・ナンカンのデメリット&メリットを比較! まとめ
この記事では、実際に使用体験してみた、台湾タイヤメーカー・ナンカンのデメリット&メリットを比較しました!
台湾タイヤメーカー・ナンカンのデメリット2つ!
- 燃費性能が若干悪くなった気がする(個人的感想)
- タイヤの減りが早いとのコメントあり
台湾タイヤメーカー・ナンカンのメリット3つ!
- コスパが最高!
- ロードノイズは平均点
- 直線、コーナ、カーブなどどんなタイプの路面でも無難な走り
台湾タイヤメーカー・ナンカンは、次のような方に向いていると思います。
- ブランド名よりもコスパ&基本性能を重視している
- 安い低燃費タイヤが欲しい
- 通販での購入に抵抗感がない
つまり、「タイヤは消耗品!」と割り切れる方にオススメしたいですね。
もし、コスパ重視で、台湾’(中華&韓国)タイヤメーカーのタイヤをネット通販で安く買ったとしても、交換をしてくれるタイヤ屋さんを知らなかったり、そもそも交換料金が高かったりしたら、意味がなくなってしまいます。
次の見出しでは、通販で安くお得に買った台湾’(中華&韓国)タイヤを安くかつ丁寧に交換してくれる業者をどうやって探せばよいのかを説明しています。
もし、なじみのタイヤ交換業者を知らないようでしたら、参考になさって下さい^^
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通販で安く買った台湾&中華タイヤをサクッとお得に履き替える方法!
筆者も、すっかりタイヤを実店舗で買わない人になってしまいました(笑)・・・。もはや通販で安く買ったタイヤを、近所のタイヤ屋さんに直送してもらい、時間予約だけして交換という方法が、合理的かつ時短にもなると思います。
ここで紹介してきた、台湾のタイヤメーカー・ナンカンのタイヤにしても中華(韓国)タイヤにしても、問題は、いかに安くかつきちんと交換してくれるタイヤショップと出会えるかです。
筆者も、タイヤ交換をしてくれるタイヤ交換屋さんを探すために、実際に使ったのがコチラのサイトです。
大手の会社「グー」が運営するサイトですので安心感がありますし、日本全国の安くて信頼性の高いカーメンテナンスのお店を紹介しています。
グーピット公式サイト ⇒ Goo Pit
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通販で買った台湾&中華タイヤをお得に交換してくれる会社の探し方!簡単7ステップ!
通販で購入したタイヤが直送でき、保管しておいてくれて、都合の良い日にタイヤ交換をする場合の利用の仕方をご説明します。約7ステップのクリックでお目当ての業者を見つけることができます。
では、早速ご説明します。
- 1. こちらのリンクをクリック ⇒ グーピット公式サイト: Goo Pit
- 2. 自分の住むエリアをクリック(ここでは試しに「首都圏」をクリック)
- 3. さらに自分の住む都道府県をクリック(ここでは試しに「神奈川県」を選択)
- 4. 「ホイール・タイヤ交換」をクリック! ⇒ さらに自分の住む市町村をクリック(ここでは試しに「横浜市鶴見区」をクリック)
- 5. 「もっと詳しい条件を指定する」をクリック
- 6. 「パーツ直送可」をクリックして「検索」ボタンをクリック!(このように条件指定をすることで、より時短で自宅近くのタイヤ交換をしてくれる会社を探すことができます)
- 7. 出てきた業者の中からタイヤを直送できる書かれている業者を選択し、交換料金などを無料で問い合わせてみましょう。すぐに返事が返ってきます。
繰り返しになりますが、台湾’(中華&韓国)タイヤメーカーのタイヤをネット通販で安く買って、タイヤ交換をしてくれるなじみの業者を作っておくと、非常に便利です。
国産か海外製か関係なく、タイヤはローテーションなど定期的なメンテナンスが必要です。
これは、個人的に思うのですが、一軒なじみのタイヤ屋さんを作っておけば、タイヤのローテーションや状態チェックなどタイヤのいろんなことを相談できますので、オススメです。
もしよければ、上記でご紹介したサイトを利用して、なじみのタイヤ屋さんを見つけてみてくださいね♪
グーピット公式サイト ⇒
Goo Pit ↓ ↓ ↓ ↓
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