各セグメントのユーザー層に対して着々と訴求を続けている印象があるのが、レクサス軍団。2018年内に発売予定の新型SUV・レクサスUXの後部座席の広さやラゲッジスペースの広さ&使い勝手などを取り上げます。
レクサスの新型UXには、これまでと違ったアプローチが見受けられます。つまり、エクステリアデザインや内装などで一定の高級感を維持しつつも、これまで取り込めていなかった層に比較的低価格で訴求し、やがてハイグレードのモデルへの購入を促すような動きです。
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レクサス新型UXの後部座席の広さは?狭いのは本当?
出典元:https://lexusenthusiast.com
レクサス新型UXの後部座席の広さは、平均的な身長の方にとっては問題ない広さですが、少し体格が大き目の男性にとっては狭く感じるはずです。
また、リアドアの開口部がフロントのそれと比べて狭いため、少し身体の大き目な男性の場合、その出入りにもキツさを感じるはず。
日本人の平均身長は170センチ強といわれており、その平均的な体格の方にとっては快適な広さのはず。
しかしながら、特に、今の日本人男性でも高身長の人や骨格の大きな若い世代は増えており、それらの人たちにとっては正直狭く感じますね。
平均身長を大きく超える背が180センチ以上の人にとって、とくに狭さというか窮屈感を感じるのが、ヘッドスペースと足(膝)回り。
天井の低さが気になり、足を組み替える際に窮屈感を覚えるでしょう。
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特に、これらの点は、もしあなたがご夫婦+お子さん2人などの一般的な家族構成で、そのファミリーカーとしてレクサス新型UXの購入を考える際には慎重になった方が良い部分だと思います。
子どもたちも、やがて成長し身体も大きくなり、後部座席での広さに不満を持つ可能性もあるかも。
しかし、覚えておかなければいけないのは、レクサス新型UXは厳密には、コンパクトなSUV市場でシェアを取ることを目指している点。
つまり、レクサスの乗り味を楽しみつつも、小回りが利き、狭い道が苦手な奥さんが運転していても都内の狭い道でも苦なく対向車とすれ違うことができるようなクルマです。つまり、コンパクトなサイズが売りであるという点。
ですので、もしファミリーカーとしてレクサスを検討している場合には、新型UXと並行して、車格が一回り大きなレクサスNXシリーズの検討もオススメします。
それと対照的に、カップルや子どものいない夫婦が乗る分には、レクサスならではの走りの楽しさも味わうことができ、取り回しの良いレクサス新型UXの乗り味を堪能できるはずですよ。
つまり、極論を言えば、「新型UXはフロントシートがメインでバックシートは補助的な感じ」です。つまり、”前部座席は相当に快適”ということでもあります。
レクサス新型UXの後部座席は高身長の人には狭い!ラゲッジ(トランク)スペースの広さと使い勝手は?
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つづいてレクサス新型UXのラゲッジ(トランク)スペースの広さと使い勝手についてですが、広さについては普通の使い方で困ることはないと思いますが、コンパクトSUVというジャンルである以上、大きな荷物などについては、正直あまり期待しない方が良さそうです。
現状で、UXのラゲッジ(トランク)スペースの容量についてのデータがないのですが、参考になるのが、新型UXがC-HRのプラットフォームを共用して開発された点。
ということは、サイズ感的な部分もC-HRとかなり共通点があると考えられます。
ちなみに、C-HRのデータがこちら。
C-HRのラゲッジスペースの容量
(C-HR: 写真TOYOTA C-HR Singapore)
- リアシート使用時: 318L
- 左右のリアシートを倒した状態: 1,122L
この容量をどうとらえるかなのですが、コンパクトSUVではあるものの、たとえば、家族4人で泊りがけの温泉旅行に出かけた場合、当然リアシートを使用しつつ、単純計算で大きめのスーツケースが3つ+小さめバッグが1~2個を収容することができるという意味です。
決して悪くないと思いますね。ましてや、夫婦が新型UXを購入した場合であれば、大き目なゴルフバッグが3つほど載せることができる計算になり、十分すぎる広さといえるでしょう。
ちなみに、レクサス新型UXのターゲット層が、30代の若い夫婦というのもうなずける気がします。
つまり、二人だけの楽しいドライブや泊りがけの旅行といった時間を満喫したい子どものいない夫婦か、子どもがいてもまだ年齢が小さい夫婦というペルソナであって、そういった使い方で考えると、最高でしょう。
もちろん、新型UXがC-HRのプラットフォームを共用して開発されたとはいいつつも、厳密にC-HRと同じ車格になる保証はありませんが、ラゲッジスペースの広さを理解するにあたって、ある程度参考になるのではないかと思います。
レクサス新型UXの後部座席の広さは狭い?&ラゲッジスペースの広さと使い勝手 ~まとめ
・ 後部座席の広さ: 平均的な身長+数センチの180センチの体格の人にとってちょうど良い感じだがそれ以上になると狭さを感じる。
・ ラゲッジスペース: C-HRの車格を参考にリアシート使用時でも300L超の容量があり普通の使用には支障はないはず
レクサス新型UXは、ボディ剛性も高く、低重心でキビキビとした走りが楽しめる一台です。都心などを運転していても楽しさを味わえる一台でしょう。
確かに、体格の良い男性が後ろに3人も乗るなどというシチュエーションはほぼないとは思いますが、コンパクトSUVであることが事実です。
それで、後部座席に体格の良い人が乗る可能性が高いのであれば、新型UXだけでなく他の車格の大き目なレクサスNXシリーズなども乗り比べつつ、ベストなサイズのクルマを選ぶのもイイと思います。
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