運転席で強烈で強い紫外線に当たるとお肌に良くない影響が!注意しないと、国産車の場合、右側の腕や首元などがとくに日焼けすることも。ここでは、そんな運転中の日焼け対策の方法を取り上げます。
Contents
運転席で紫外線強い! 右側(右腕)だけ日焼けしない対策方法とは?
女性にとっては、いつまでも若々しいお肌を保つためにも、紫外線対策はとても大切。
運転をするときに、「紫外線が痛いくらいに強烈で強い!」なんて日もありますよね。では、早速、運転席で右腕だけとか右側だけ日焼けしない対策方法について説明していきます。
- (スーパー)UVカットガラスの車に乗る
- UV対策グッズを活用!
- 日焼け止めを正しく塗る
では、ひとつづつ説明していきますね。
1.(スーパー)UVカットガラスの車に乗る
まずは、(スーパー)UVカットガラスの車に乗るのは、かなり効果的です。もちろん、最近の車は、ほぼ100%UVカット率となっているものが多いですが、UVカットでない車と比べるとその差が歴然ですよ!
ポイント
- UVカットガラスとスーパーUVカットガラスの違いとは?
一言でいえば、すでに高いカット率の(90%以上)のUV(紫外線)カット率をさらに高め限りなく100%のカット率となっているガラス
ほとんどのスーパーUVカットガラスの車のUV(紫外線)カット率は99%となっています。ですので、ほぼ100%の紫外線をカットしてくれます。
ちなみに、以下の表は、JAFが行った、各種ガラスのUVカットの数値を示したものです。UVカットガラスとスーパーUVカットガラスでのUVカット率の差は、数%の数値の差以上の大きなものがありますね。
VIA: http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/2018_06.htm
一点、注意しておきたいのは、フロントガラス、前席ガラス、リアガラスとそれぞれUVカット率が違うという点。これは車種によって結構違うことがあるので、確認しておきようにしましょう。
今の車では少なくなっていると思いますが、UVカットの施されていない、いわゆるクリアガラスの車には乗りたくないですね(怖)。上の表を見て頂いても分かるように、紫外線を通しすぎで、お肌へのダメージがスゴいことに。
ですので、一見、UVカットガラスとスーパーUVカットガラスでのUVカット率の違いは、わずかの差ではありますが、できるだけスーパーUVカットガラスの車に乗るようにしましょう。
ガラスにUVカット機能がついていない場合
今の、多くの車は、オープンカーでない限り、ガラスは、UVカット機能が付いているものが多いはず。ですが、もしガラスにUVカット機能がついていない場合には、前席の横の窓などに、車検に通る”透明なUVカットフィルム”を貼りましょう。
ちなみに、フロントガラス、運転席側面ガラス、助手席側面ガラスの前席3面は、可視光線透過率が70%以上であれば車検に通ります。なお、この可視光線透過率とは、フィルムの透過率のみではなく、ガラスとフィルムを合わせたときの数値が70%以上を指しています。
もし、買おうとしているフィルムの可視光線透過率が車検に通るものかどうかが分からない場合には、お店の方に聞くと教えてくれますよ。
2. UV対策グッズを活用!
via: 楽天市場
最近では、夏の車内で多くの女性が活用しつつあるのが、アームカバーや長袖カーディガンなどのUV対策グッズ。でも、適当に選ぶのではなく、ある程度吟味して選びたいもの。
どんなものを選べば良いかを少し説明しますね。
アームカバー
アームカバーは次の条件のものを選びましょう。
- 紫外線対策が可能であることがきちんと明記されたもの
- 指先まで覆われているできるだけ肌が隠れるタイプ
- 白系よりも黒系のカラーのもの
- 冷感素材のもの
- デザイン重視でなければスポーツ用もオススメ
少し補足すると、一般的に、”日光に対して白は弾き、黒は吸収する”という性質があります。ですので、日光を吸収する黒系の生地のものが、紫外線対策としては有効です。
さらに、夏場にアームカバーを付けると暑さが増すので、冷感素材の商品を選ぶことで、涼しさを感じることができます。
また、そんなにデザインにこだわらず、むしろ紫外線防止の方に重きをおられるのであれば、スポーツ用もオススメですね。その理由は、スポーツ用のアームカバーは、腕を動かしやすいように、素材が柔らかかったり、伸縮性がある点。
意外と運転も腕を動かすので、このタイプのアームカバーを使うとラクなんですよね♪ただ、どちらかというと実用性重視の方向きですね。デザインとなると、少し「?」のモノもあるので。
長袖カーディガン
長袖カーディガンは、次のようなものを選びましょう。
- UVカット加工がされていて数値の高いもの
- 肌に触れると「ひんやり」感じる冷感タイプのもの
- 持ち運びに便利な薄くて軽量タイプ
- 通気性や吸湿性に優れている吸汗タイプ
- デオドラント加工がされていて気になるニオイを防ぐ防臭タイプ
とくに、UVカット加工がされた長袖カーディガンを選ぶ際、「紫外線カット率」や「UPF」という表示で、UVカット率が表示してあるので、きちんと確認したいものです。
また、UVカット加工がされた長袖カーディガンには次のような種類のものがあります。
・紫外線反射剤が繊維に織り込まれているタイプ
・紫外線吸着剤を後から吹き付けているタイプ
長袖カーディガンのメリットとしては、エアコンがきつめな車内で有効ですし、上半身全体を紫外線から守れるのも利点といえますね。
アームカバーや長袖カーディガンなどのUV対策グッズを必要に応じて使い分けることで、紫外線の強い運転席で、上半身や身体の右側だけ日焼けしない有効な対策となります。
3. 日焼け止めを正しく塗る
女性なら、夏場の太陽の炎天下で、日焼け止めを塗らないのはもはやあり得ないでしょう。でも、日焼け止めを正しく塗ることが大切なんです。
「えっ?ちゃんと塗り広げているから・・・大丈夫のはず」と思いますか?
でも、最近の日焼け止め商品の多くは、昔の日焼け止めとは違い、少量出しただけでもよく伸びる商品が多いため、十分な量を塗れておらず、商品の性能を発揮できていない可能性もあります。
それで、日焼け止めの説明書に記されている使用量をきちんとチェックしてから使いましょう。
せっかく品質の良い日焼け止めを使っていても、宝の持ち腐れになってしまうこともあるので・・・。
では、ボディパーツ別の日焼け止めの正しい塗り方を書いておきますね。
- 腕や脚などの広い範囲に塗るとき
運転するときに、とくに日焼けしやすい腕など比較的、広い範囲のパーツに塗るときには、日焼け止めを容器から直塗りしましょう。塗るときのコツですが、直線を引くようにして、肌にのせてから、手のひらでクルクルと円を描きながら伸ばすこと。
- 顔に塗るとき
日焼けによるシミやソバカスを防ぐために、顔への正しい日焼け止めの塗り方はマスターしておきたいところ。日焼け止めを顔に塗るときには、次の方法で塗りましょう。
- 手のひらに日焼け止めを出す
- 4本の指で丁寧にしっかりと顔に塗り広げる
- 鏡を見ながら塗っていく
ついやりがいなのが、日焼け止めを、薄く手のひらに出してから顔にのせる方法。この方法は、一見まんべんなく塗ることができて良さそうですが、実は手のひらに、日焼け止めの多くが残り、肝心の顔にしっかりと塗れていない可能性があるんです。
ですので、日焼け止めを手のひらに出した後は、4本の指で丁寧にしっかりと顔に塗り広げるのがポイントです。
今朝のあさイチは日焼け止めについて。少量の日焼け止めを雑に塗っただけではSPF50がSPF5くらいの効果しかないらしい…😰
顔は1円玉大を2回、しっかり手のひらで伸ばして温めてから塗るのが効果的な塗り方と。
— kn🌏 (@knbkk) 2018年7月23日
ちなみに、頬骨は、シミができやすいといわれている部分ですので、頬骨には日焼け止めを重ね塗りするようにしたいもの。
最近の車は、UVをほぼ100%カットしてくれるガラスを採用していることで、車内では紫外線から守られています。でも、運転時にも、窓ガラスを開けていたり、車から降りたりするときに、太陽光にさられるわけで、日焼け止めのための対策はとても大切です。
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まとめ
運転をする機会が多い方にとっては、夏場の太陽光の強さは美容にとって大敵ですよね。運転席で強い紫外線による影響を避けたいもの。
とくに右腕など、右側をとくに日焼けしないよう守りたいものです。
日焼けから守る3つのコツ
- (スーパー)UVカットガラスの車に乗る
- UV対策グッズを活用!
- 日焼け止めを正しく塗る
UV対策グッズも、近年ではどんどん進化していて、高性能なものが増えています。商品を見て、”紫外線カット率”や”UPF”という表示に注意を払って、高機能のものを選ぶようにしましょう。
また、日焼け止めをはじめとしたUV対策グッズは、正しく使って初めて、メーカー側のアピールしている性能が発揮できますので、説明書をきちんと読んで、使用量や使い方などを守るようにしたいもの。
運転席で紫外線強い場合に、身体の右側をはじめ日焼けしないように今できる方法をご紹介しました。
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