ここでは、ベントレーのEV車「EXP 100 GT」の価格(値段)、スペック、重量や電池の種類などを取り上げます。そのネーミング通り、ベントレーのEV車「EXP100GTは、ベントレー創業100周年を記念してデザインされた「超高級」コンセプトカーです。
ではさっそく本題に入ります。
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ベントレーEV・EXP100GTの発売日&価格(値段)とスペック・重量や電池は?
ベントレーのEV車「EXP100GT」の発売日ですが、2035年発売を目指して開発されています。ですが、可能性としては、それよりも前倒しの時期に発売される可能性もあると思います。
その根拠ですが、各種・欧米のカー関連メディアによると、「創業100周年を迎えるベントレーが、2035年のEV車「EXP100GT」の発売を目指してゴーサインを出した」という論調で伝えている点にあります。
また、別のメディアによると、「ベントレーの会長兼最高経営責任者(CEO)のAdrian Hallmark氏が、同社が今後15年以内に走行距離が400マイルを超えるEV車(電気自動車)を発売すると述べた」と言及しています。
このように、2035年より前倒しで、コンセプトベースのベントレーのEV車「EXP100GT」が実車化する可能性を語っています(出典元:CAR and Driver)。
Here it is - the #BentleyEXP100GT! This is #Bentley's take on the future of opulent #GrandTourer's. With features such as #AI, 1340hp, and "435 miles" of range - how many of these features will be available when the car comes out in 2035 we will see 🤔#EXP100GT #EV #ConceptCar pic.twitter.com/H1lzIlDR99
— 3F EV Rent a Tesla (@teslarentuk) July 11, 2019
個人的にも、2035年なんてことはなく、より早い時期にベントレーのEV車「EXP100GT」が発売される可能性があると思います。
テスラのみならず、各国の高級車メーカーがEV車の開発に力を入れている今、開発にそこまで悠長なことを言っていられないはず。もちろん、ベントレーという最強のブランド力はあるとはいえ、もっと早い時期・・・たとえば2025~2030年ころに発売があるのではと推測します。
気になるのが、日本では何台くらい発売枠があるのかという点です・・・。
ベントレーEV・EXP100GTの発売!価格(値段)はいくら?
出典元:ベントレー
ベントレーのEV車「EXP100GT」の価格ですが、結論から言うと現時点では不明ですし、価格予想を報じているメディアもありません。
そもそも、今回公開されたのは、あくまでもコンセプトデザインですので、実車化するにあたってどの程度の変更が加えられるのか分からない点だらけです。
しかし、個人的にはベントレーのEV車「EXP100GT」は、5,000万円は下らない価格(値段)になると読んでいます。
その理由ですが、「ベントレー史上最強」と謳われている、ベントレー・コンチネンタル・スーパースポーツのお値段が3,350万円となっていることから、この価格や創業100周年というプレミア感をふまえても、「EXP100GT」は、5,000万円は下らないと思いますし、1億円近い価格もあり得ると思います。
ちなみに、ベントレーのEV車「EXP100GT」も、販売台数は限定になると思います。
ベントレーEV・EXP100GTのスペック&重量や電池は?
出典元:ベントレー
ベントレーEV・EXP100GTのスペック、重量や電池情報に移りたいと思います。現時点での予想となります。
ポイント
- パワートレイン: 電気モーター(各車輪(4個所)に配置。将来的に水素燃料電池でのバッテリーパック補充の可能性もあり)
- 最大出力: 1340馬力(hp)
- トルク: 最大1100フィート
- 全長:5.7メートル
- 航続距離:700キロ
- 時速0-60マイル(約96km):2.5秒以下
- 最高速度:300キロ以上
- 車体重量:1900kg
- 乗車定員:2~4人
- ボディ素材: カーボンファイバーとアルミニウム
ベントレーEV・EXP100GTのスペック面での技術的な詳細面での情報はまだ公開されていないものの、現在予想されているスペック関連の情報は以上のものとなります。
注目したいのが、海外カー関連メディアによると、電気モータでの運用を示唆しているものの、将来的には水素燃料電池でのバッテリーパック補充の可能性を示唆している点。
現在、自動車メーカー各社をはじめ政府のバックアップ体制を見ていても、ガソリン車⇒EV車という流れがはっきりしているものの、長期的な目線に立てば、自動者メーカー各社にとっては、水素燃料電池がやはり終着点なのかもしれません。
仮に、ベントレーEV・EXP100GTの発売が2035年近くなり、その時代の主流の燃料形態が水素燃料という流れがはっきりしている場合、そもそもEVではなく、水素燃料電池を搭載する可能性もあるんじゃないでしょうか?
また、海外のカー関連メディアによると車体重量が1900kgと見込まれている点も、ベントレーにしては意外に車体重量が軽い気も・・・。それだけ、電気モーターと電池が高性能化しているということなのでしょう。また、カーボンファイバーとアルミニウムのボディが採用されることが大きいですね。
電池については、搭載される固体燃料電池が既存のセルに比べて、最大5倍の密度となることが明らかにされており、コンパクトな燃料電池でありつつも高性能な走りを実現することになりそうです。
一方で、航続距離が700キロというのは、少々短い気もします。
ですが、ベントレーEV・EXP100GTが発売される時代には、充電スタンドもより充実していることは間違いないでしょう。
また、ベントレーのEV車に乗るようなメイン層は、欧米などインフラが発達している地域に集中しているはずで、アフリカなどのインフラ系が不安定なエリアに住むユーザーは少ないはずですので、このあたりは問題にならないかと思います。
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ベントレーEV・EXP100GTはインテリア(内装)も注目したい!
出典元:ベントレー
ベントレーEV・EXP100GTについて、もうひとつ注目したいのが、そのインテリア(内装)です。
なんとも質感が高級かつエレガントな雰囲気なのですが、その素材に秘密がありそうです。
ベントレーEV・EXP100GTのコンパクトカーのインテリア(内装)で使用されているのが、樹齢5千年の樹木です。
泥炭湿地で伐採された樹木が用いられており、その樹木に銅を注入することで、独特の風合いのインテリアが実現されています。泥炭湿地ということなので、インドネシアなどの熱帯の泥炭湿地で伐採された木が使われるのかもしれません。
また、車内で使用されているレザー(革)風の素材は、動物の本革ではなく、ワイン造りでの副産物が用いられているため、正確には、本革ではなく「本革のような風合いの素材」と言った方が正しいでしょう。
このあたりは、「動物愛護の観点から、本革を使わない」という部分も見えるような気がします(欧米では一定の割合で動物の革を使用することに反対する人が多いので・・・)。
ベントレーEV・EXP100GTの発売日&価格(値段)とスペック・重量や電池 ~まとめ
ここでは、ベントレーEV・EXP100GTの発売日、価格(値段)、スペック、重量や電池などについて取り上げてきました。
- 発売日:2035年発売ないしはそれ以前
- 価格(値段):5,000万円は下らないはず
- スペック・重量・電池: 以下の通り
ポイント
- パワートレイン: 電気モーター(最大1100 lb-ft&各車輪(4個所)に配置。将来的に水素燃料電池でのバッテリーパック補充の可能性もあり)
- 全長:5.7メートル
- 走行距離:700キロ
- 時速0-60マイル(約96km):2.5秒以下
- 最高速度:300キロ以上
- 車体重量:1900kg
- 乗車定員:2~4人
- ボディ素材: カーボンファイバーとアルミニウム
ベントレーEV・EXP100GTについては、あくまでもコンセプトデザインであることから、まだリアルな姿が見えてきません。日本での発売日、価格(値段)、スペックなども不透明な点が多いです。
しかし、高級車メーカー各社を中心に自動車のEV化という流れはいよいよ止まらなくなってきましたし、脱化石燃料というのは、世界的に見たらコンセンサスといっていいのかもしれません。
いずれにしても、庶民のはるかに手の届かない場所にある、こういったベントレーEV・EXP100GTのような超高級車も売れてこそ・・・車の醍醐味のような気がします。夢があってイイ気がしますね。
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