今、期待が高まっているのが、トヨタ新型86のフルモデルチェンジモデルの発売です。新型86の発売日が、2020年のXデーなのかを取り上げます。また新型86の価格スペック・実燃費・エクステリアデザイン&内装などについてもご紹介します。
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新型86フルモデルチェンジ!発売日は2020年のXデー?
トヨタ新型86のフルモデルチェンジモデルの発売日は2020年と推測します。
その根拠ですが、最近(2019年3月)、トヨタの欧州でのマーケティングのトップである”マット・ハリソン”氏が「トヨタは新型86を開発するつもりである」と断言したうえで、「新型スープラの隣にトヨタ新型86が立つことになる」と述べました。
また、トヨタにとっては、トヨタ新型86が成功したモデルであることも強調しました。この報道は、欧州の様々なカー関連メディアが報じました。
Toyota 86 generasi kedua mendapat lampu hijau untuk diproduksi..
..menurut Bos Marketing Toyota di Eropa, Matt Harrison. 86 nantinya juga disebut akan tetap digarap bersama Subaru, meskipun sang bos tidak mengungkap tanggal mainnya. pic.twitter.com/pHSjb2VxgX
— OLX.co.id (@OLX_Indonesia) 2019年3月22日
トヨタ側からのこのような報道が出ていることや、すでに先代の86発売から7年経過することから、そろそろフルモデルチェンジしての、2020年発売ということから、発売の可能性が高まりましたし、自然な流れだと思いますね。
トヨタとスバル(富士重)が共同開発し、2012年2月に発売されたのが、トヨタ新型86(初代 ZN6型)でした。ちなみに、2018年には、新型86が発売されることはないのでは?という報道も見られたものの、発売に向けて具体的にゴーサインが出されたのは嬉しいものですね。
繰り返しになりますが、数度のマイナーチェンジを経て、初代モデル発売から8年後の2020年にフルモデルチェンジ&発売の流れは、十分に機が熟した感じです。
また、後述しますが、2019年に予定している兄貴分の新型スープラの発売後の今、”弟分・新型86が投入されるというのも、自然な流れのような気がします。
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トヨタ新型86の価格(値段)・現行モデルより微高?
トヨタ新型86発売で、気になるのがその価格・値段。エントリーモデルは270万円~と予想します。この価格は、現行モデルに比べて微高です。
ちなみに、現行のトヨタ86ですが、トヨタ86(G=6AT)が約265万円。そしてハイエンドのトヨタ86GT(リミテッドハイパフォーマンスパッケージ= 6AT)になると346万円になります。
トヨタ新型86のフルモデルチェンジ後の価格は、現行モデルと比較してより排気量の大きな新型エンジンが投入されるため、現行モデルたちと比べて、さらに幅広い価格帯になるものと思います。
ですので、エントリーモデルでやはり約270万円~のスタートとなることを予想します。
ところで、かつて「下町のスーパーカー」という愛称で若者たちに愛されたハチロクことAE86は、エントリ―モデルの「GT(カローラレビン 2ドア1600GT)」で132万円~というリーズナブルさだったわけで、時代の流れとエンジンスペックなど様々な要素はあるにしても、新型86のフルモデルチェンジ版の価格はもはや同じクルマと思えないほどの価格増ですね。
トヨタ新型86のスペック予想
引用元:https://toyota.jp/86/
新型86のスペックですが、以下を想定します。
ポイント
- 新型エンジン: 2.4L水平対向4気筒エンジン(FA24型)採用
- 最高出力:250ps & 最大トルク:258Nmを予想
- 外観デザインは新型スープラの弟分のようなスポーティかつエモーショナルなデザインが予想
- ハイブリッドの可能性もあり
排気量が、現行モデルの排気量が2L⇒2.4Lへのアップする予定で、それに応じて、最高出力と最大トルクが現行モデル(最高出力:200ps & 最大トルク:205Nm)と比べて、大幅に向上する点がエンジンのスペックの大きな変更箇所といえます。
ですので、よりアグレッシブな走りを楽しめことは間違いないでしょう。というか、間違いないと期待したいものですね! 現行の86でもまだ感じるミッションのギクシャク感が、今度のフルモデルチェンジで、改善されることを期待したいです。
デザインに関しては、「ベイビースープラ」と称されており、新型スープラの弟分のようなスポーティーイメージが強いですね。また、ハイブリッドの可能性も取りざたされていますが、可能性は低いと思います。
あと、個人的にトヨタ86がハイブリッドというのは、ピンとこないですし、若干抵抗感も。ユーザーが求めている部分や目的と合わない気がします。
ちなみに、2020年にフルモデルチェンジが想定される「トヨタ86」は、2015年5月にトヨタとマツダの業務提携の開始に伴い、一時は、2代目・新型86が、マツダとの共同開発でロードスターをベースとして作る可能性も取りざたされました。
しかし、結果的には、新型86のフルモデルチェンジ版も、トヨタとスバルとの間での共同開発で作られることに。それにしてもマツダ・ロードスターベースの新型86も見てみたかった気も。マツダのデザインは好きですし、センスが素晴らしいと思うので・・・。
トヨタ新型86の実燃費は?
トヨタ新型86のフルモデルチェンジ版の燃費はどんな感じになりそうでしょうか?JC08燃費モードでは、現行モデルとほぼ同じ12km/Lを予想します。そして、実燃費は11km/Lは達成してほしいですね。
現行モデルは、2Lエンジンですが、前術のように新型86では2.4Lにアップします。その分出力もトルクも上がるワケですが、そこは相殺できる省エネ設計を期待したいところ。
引用元:https://toyota.jp/86/
ただ、ここまで言っておいてなんですが、正直、トヨタ新型86に関しては、好燃費は期待してはいけないですし、そもそもそれを期待する人はプリウスやアクアといった車種を選ぶはず。トヨタ新型86は、峠にさしかかるとついアクセルに力が入ってしまうようなドライバーに向いているわけです。
ですので、トヨタ新型86については、燃費は参考までにしておいて、是非”FR”の走りを楽しみたいもの・・・。
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新型86のエクステリアデザイン&内装は?
まず、トヨタ新型86のエクステリアデザインは、そのコンセプトから新型スープラの弟分のようなポジションになることから、新型スープラの独特のフロントノーズのデザインを取り入れたものになることを予想します。
個人的には、新型スープラは目元が「キリッ」と切れ長で、一度見たら忘れられない顔という印象です。
引用元:LAWRENCE
さらに、内装は、現在のモデルをある程度踏襲するものと予想します。そもそも、先代86と同じ、スバルとのタッグで2代目86を発売するわけで、それほど大きな仕様変更はないものと予想します。
むしろ、コーナーでの走りの安定性や安全性に力点を置くとは思います。ですが、そこは走りに集中できる身体を理想的にホールドしてくれるドライビングポジションを作り出す環境を設定しながらも、内装の素材感や質感がより高級感があり上品な仕様へと改善されるものと期待しています。
ちなみに、かつてのハチロクも、エクステリアデザインは、無駄を排除したものでシンプルでありつつもかなり恰好良かったですね。内装は・・・シンプルだった印象があります。
そういった部分で考えると、現行86そして新型86の内装のスマートさや高級感は、かつてのハチロクと比べ全く別物ですね。
まとめ
- トヨタ新型86のフルモデルチェンジ&発売は2020年と予想
- トヨタ新型86のフルモデルチェンジ版の販売価格は、エントリーモデルで270万円~と予想で現行モデルよりも微高
- 新型86のスペックは以下を想定
ポイント
- 新型エンジン: 2.4L水平対向4気筒エンジン(FA24型)採用
- 最高出力:250ps & 最大トルク:258Nmを予想
- 外観デザインは新型スープラの弟分のようなスポーティかつエモーショナルなデザインが予想
- ハイブリッドの可能性もあり
- 燃費: JC08燃費モードで12km/L&実燃費で11km/L
- デザイン: 新型スープラに寄せたものに。内装は大きな変更はないものの、素材感や質感がより高級感があり上品な仕様へと改善されると予想
昭和に青春時代を過ごした男子なら、甘酸っぱい思い出とともに思い出すのが、トヨタAE86かもしれません。当時のいわゆる「走り屋」に大人気の車種でした。
トヨタ86はAE86と”2ケタの番号”が一緒であり、AE86のリバイバル版という印象も強いですが、そもそもトヨタが「AE86の焼き直し」というコンセプトでは開発しておらず、実際にボディの寸法や排気量もAE86よりもスケールアップしていることから、”全く新しい車”として登場しました。
今回取り上げた、トヨタ新型86は、スバルとのタッグで2代目を発売することから、より進化したエンジンスペック、デザイン、精錬の度合いを期待したいですね。
デザインについては、新型86にとっての兄貴分・新型スープラが参考になるはずですので、楽しみにしたいもの。”車はデザイン”なので!
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