その高い実力があるゆえに世界では高い評価を受けているものの、日本ではマスメディアへの露出もそれほどは多くないため、その世界的な評価があまり知られていない人物がいるものです。
その一人が、ケン奥山(ken okuyama)こと奥山清行さんかもしれません。その学歴&経歴と作品や奥山清行さん自身の愛車のスーパーカーとは何かを取り上げます。
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奥山清行(ケン奥山)・学歴&経歴
奥山清行(ケン奥山)さんの学歴・経歴について紹介します。
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● 名前: 奥山清行(おくやま きよゆき)
● 生年月日: 1959年生まれ
● 出身: 山形県山形市
● 学歴: 1983年(昭和58年)⇒ 武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業
1985年(昭和60年)⇒ アメリカ合衆国アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン卒業
ちなみに、武蔵野美術大学の卒業生は、芸術の世界で多く、たとえばイラストレーターのみうらじゅん、漫画家の西原理恵子さん、落語家の林家たい平さんなどもこちらのOBですね。
また、奥山清行(ケン奥山)さんは、様々な学校で教授を務めてこられました。その中には以下の経歴が・・・
アメリカ合衆国アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン学部長・同校客員教授、中華人民共和国中国中央美術学院客員教授、多摩美術大学客員教授、山形大学工学部客員教授、金沢美術工芸大学客員教授、名古屋芸術大学特別客員教授(2007・2009年度)、東北芸術工科大学大学院客員教授
出典元:Wikipedia
アメリカ、中国と、国は違っていても、デザインへの思いや関心といったものは共通するものがあるんでしょうか。
現在では、奥山清行(ケン奥山)さんは、ニュートンデザイン代表、ヤンマーホールディングス社外取締役に就任されています(2013年4月1日以降)。
また、ご自身が代表を務める”KEN OKUYAMA CARS”を設立され、精力的に動かれています。
奥山清行(ケン奥山)の作品とは?
そんな奥山清行(ケン奥山)さんが手掛けた作品は数多くありますが、その一部をここで紹介します。
Kode7
日本人でもこんな世界観を作れるデザイナーがいるんだという恰好よさです。
奥山清之という自動車テザインの巨匠が作ったkode7という車
写真でしか見たことがなくて、ずっと 冴えないデザインだなと思っていた。
先日実物を見たら鳥肌が立つほど格好よくて、ああこの人は画面の中でデザインをしているんじゃないんだ、と思った。 pic.twitter.com/lE2C8UUUiH— 鉄漿蜻蛉―hagurotombo (@haguro_fg) 2017年10月11日
あふれるクラシック感と新しさの融合がたまらないですね。
Kode57
こちらは、フェラーリ感あふれる顔と雰囲気を漂わせたkode57です。それもそのはず、ベース車両はフェラーリ・599GTBフィオラノ。パワートレインとしてV12エンジンを搭載。
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限定5台のみの販売で、価格(値段)は、ベース車両価格+約2億円で、3億近くになるのでは?
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なんだかフェラーリの「そんなに簡単に御させないぜ!」という空気感が漂っている感じがします。
「赤い跳ね馬」の異名そのものですね。
Kode0(ゼロ)
そしてkode0 です。フロントノーズからのリアへの流れがヤバイです。
このスクエアな感じ、なんだか昔のスーパーカーを想起させるものもありつつ、新しさと古さがないまぜになっている感じ最高ですね。
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別にカウンタックではないんですが、カウンタックから強いインスパイアを受けたようなデザインにも見えます。
それもそのはず、ベース車両はランボルギーニ・アヴェンタドールですからね。エンジンもV12搭載です。
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でも考えたら、奥山清行(ケン奥山)さんは、いわゆる70年代の格好良いスーパーカーを目の当たりにしたであろう、もろにスーパーカー世代ですので、それらがインスパイアの源になっている可能性は大ですね。
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ただ、価格は、ベース車両価格+約1億6千万円! 2億円超えますよね! 高いです! しかも、限定5台の販売。
価格とスペック面で”乗り手と選ぶクルマ”ですね。
これでこそスーパーカーですね!
トラクターを超越した感のあるヤンマー「YT01」
奥山清行(ケン奥山)さんが、社外取締役を務めるヤンマーホールディングス社からコンセプトモデルとして発表されたトラクター『YT01』です。近未来的で、恰好イイですよね。
そして、こんなデザインのトラクターで作業している方がいたら、目立ちますね。「農家の方」というよりは「ファーマー」と呼ばないと似合わなそうです。
ヤンマーのトラクター『YT01』
まだコンセプトモデルなんだけどね。 pic.twitter.com/xmWkugZjvn— 石川ヒデキ (@ishikawahideki) 2013年11月11日
で、こちらが、同じくヤンマーの奥山清行(ケン奥山)さんデザインの「YK650MR」です。
いい雰囲気です♪ このサイズ感といい、デザイン性といいダサくないです(個人的感想)。
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でも、ヤンマーホールディングス社が、奥山清行(ケン奥山)さんを社外取締役として迎え入れている時点で、農家のイメージを変えたいと思っているのではないでしょうか?いや、そのはずでしょう!!
こういう柔らかい頭を持っている企業こそが21世紀を生き残るんじゃないでしょうかね。
腕時計
ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)と奥山清行(ケン奥山)さんがタッグを組んで発売したのが、NYAG701 GTです。
世界限定100本の腕時計となります。
個人的に思いますが、車のデザインと時計のデザインはどこか被る部分がありますね。時間を見る道具に過ぎないのですが、そこに強烈な付加価値を付けている点で似ている気がします。
有田焼
奥山清行(ケン奥山)さんは、2016年から有田焼の創業400年事業として「ARITA 400project」をプロデュース。
有田焼の特徴は「薄く軽く、きゃしゃに見えて意外と頑丈」という点。この華奢さや繊細さは、車のデザインと似ているところがあるのかもしれませんね。
本日、KODプロデュース”ARITA 400project パリ「メゾン・エ・オブジェ 」日本凱旋展” のプレスカンファレンスが森アーツセンターギャラリーにて行われました。 明日から一般公開です!https://t.co/a89muLZWGd #有田焼 #デザイン pic.twitter.com/5D7sCnLO6t
— KEN OKUYAMA DESIGN (@KenODesign) 2016年10月4日
奥山清行(ケン奥山)さんの活躍・・・多岐にわたり過ぎです。これ以外にも、デザインに加わってきたプロジェクトが多数ありますからね。
デザインの世界のスゴサとか奥深さを見せてもらえている気がします。
奥山清行(ケン奥山)の愛車(スーパーカー)は?
で、さんざん世界の名車ともいえるスーパーカーの数々をデザインしてきた奥山清行(ケン奥山)さんですが、ご自身の愛車は何でしょうか?
それが、エンツォ・フェラーリです。
出典元:fecebook
「はい, 買いました. エンツォ. 何て車だ!」(原文ママ)と歓喜の声を上げておられました。
この車つまりエンツォ・フェラーリは、奥山清行(ケン奥山)さんがデザインした思い出の車なんですが、新車価格が7800万円だったのに対して、現在の中古価格はプレミアがつき、何と約2億5千万円!!
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奥山清行(ケン奥山)さんリッチですね!!
奥山清行(ケン奥山)の学歴&経歴・作品とは?愛車 ~まとめ
奥山清行(ケン奥山)さんがデザインをしてきた作品は様々なジャンルに及んでいますね。そして、世界観も独特です。
といっても一部の人にしか受け入れられないタイプの前衛的すぎるものではなく、感性にガンガン訴えかけてくるものが多いと思います。計算とかではなく、本当に感性でデザインされているんだな~と思いますね。
それにしても奥山清行(ケン奥山)さんご自身は、ほぼ還暦の歳なのですが、お元気そうですね!
今後ますます精力的に活動をされることでしょう。
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