デザイン、走り感から、”これぞフランス車”という匂いがするのが、”DS7クロスバック”。日本でも2018年7月に発売されて以降話題を呼んでいます。DS7クロスバックの後部座席の広さ&ラゲッジスペースの広さと使い勝手などに迫ります。
ちなみに、DS7クロスバックは、仏グループPSAとファーウェイが提携したコネクテッドカー。DS7クロスバックは、「ハノーバーメッセ 2018」では、ファーウェイ・ブースで展示されたことからして、クラウドサービスをベースにしたファーウェイの技術が詰め込まれていることが分かります。
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DS7クロスバックの後部座席の広さとは?
DS7クロスバックの後部座席の広さは、個人的には「デカい」の一言。後述するラゲッジスペースの広さともかかわりますが、この広さは、平均的な身長の男性にとっても、十分なもの。
170センチ台の男性にとっては、後部座席は十分に広さを感じれることができるでしょう。
それもそのはず、フランス人男性の平均身長は175センチといわれ、日本人男性の平均身長170センチを5センチほど上回ります。
クルマというのは、そのお国柄を反映しており、フランス人男性の体格に合わせて作られていることから、平均的な体形の日本人にとっては、十分なスペースがあります。
ちなみに、体重に関しても、フランス人の平均体重が77㎏といわれ、日本人の平均体重を13㎏上回ります。
これらの体格差を加味すると、日本人の平均身長の男性が乗る場合、DS7クロスバックの後部座席の広さは十分でしょう。もちろん、190センチ近い身長になると、ヘッドスペースの狭さを感じますね。
また、これらの画像を見て頂くと分かる通り、猫足と形容される走りだけでなく、車内の雰囲気はフランス車独特なもの。
シートを始め車内のデザインはイタリア車ともドイツ車とも違うもので、その風合いとか雰囲気は、何となくフランスのパリの田舎町をイメージするような感じです。
高級感あるレザーシートは、クルマに乗る時間が待ち遠しくなりそうです。
また、下の画像では、この水平目線での角度で後部座席のシートを見ると分かる通り、DS7クロスバックは、シートの高さが低めで角度を少し深めにつけた座面で設計しているため、膝が少し高くなるものの、高身長の男性にも対応している作りですね。
このあたりは、平均身長の高い国で設計されるクルマで見られる工夫と作りといってもいいでしょう。
それにしても、こういった車内空間から漂う風合いというかデザインは日本の国産車にはなかなか出せないですね。クルマにはその国の文化や価値観が表れるのは間違いないと思います。
DS7クロスバックのラゲッジスペースの広さと使い勝手は?
(DS7クロスバックのラゲッジスペース)
DS7クロスバックの売りのひとつが、ラゲッジスペースの広さです。それは単純にこんな数字に表れています。後部座席を畳まない(動かさない)段階でのラゲッジスペースの積載容量を見ると分かるのですが・・・。
ラゲッジスペースの積載容量比較(後部座席固定状態)
・ DS7クロスバック: 555L
・ BMW X3&メルセデスGLC: 550L
(メルセデスGLCのラゲッジスペース)
「わずか5L差?」と言うかもしれませんが、DS7クロスバックの大きさを知る判断材料といえるでしょう。
これがどれくらいのスペースかというと、荷物棚を取り外さずに、2つの大きなスーツケース、2つの小さなバッグ、3つのソフトバッグを一度に運ぶことができるスペースといえます。
正直、家族4人の小旅行とかであれば、このサイズのラゲッジスペースで全然余裕でしょう。さらに、後部座席を畳んでみると結構歴然とした差が生じます。
ラゲッジスペースの積載容量比較(後部座席のシートを畳んだ状態)
・ DS7クロスバック: 1752L
・ BMW X3&メルセデスGLC: 1600L
(BMW X3のラゲッジスペース)
そして、後部座席のシートを畳むことで生まれるスペースは、ここでの比較対象であるBMW X3やメルセデスGLCを約170Lも上回っています。
この差はデカいですね。一番大きなサイズのスーツケースをさらに2つは積むことのできる計算になりますよね。
DS7クロスバックは、外観を見てもボリューミーなのは分かりますが、車内空間もこの広さ・・・。
この手のクルマは、やはり後部座席&ラゲッジルームの広さは大事だと思います。
DS7クロスバックで狙う主なターゲット(ペルソナ)はファミリーであって、カップルとかではないですからね。
子どもがいると、やたら増えてしまう荷物をすっきりと積めるというのは大きいでしょう。
DS7クロスバック・後部座席の広さ&ラゲッジスペースの広さと使い勝手 ~まとめ
- 後部座席: 乗ると分かるが180センチ台の身長でも快適に座って時間を過ごせる作り
- ラゲッジスペース: 後部座席を畳むとその広さは歴然。BMW X3やメルセデスGLCなどよりも大分広い
DS7クロスバックは、個人的に正直、PSAと中国の携帯&通信会社であるファーウェイが提携したコネクテッドカーと聞いた時点で「うわー」という感じだったんですけど、ファーウェイそのものは、この数年で急成長を遂げたスゴイ会社であることは事実で、スマホなんかも進化スピードがスゴかったりします。
PSAがファーウェイをチョイスした時点で、「今後の携帯&通信業界の図式も変わるんだろうな~」などと考えてしまいました。
いずれにしても、DS7クロスバックのデザイン、内装などには、きちんと「ザ・フランス」の香りがしましたので、安心しました。
やはり、フランスのクルマにしてもそうなんですが、しのぎを削る相手(ライバル)が、ドイツ車やイタリア車など個性もクセもしっかりとあるメーカーなので、ライバルと迎合するのではなく、むしろ、こういった独自性を失わない作り方へのポリシーを持っているのは「イイな~」と思いますね。
正直、DS7クロスバックの細かい作りとか見ていても、良い意味での粗さ=個性があってイイんですよね。
平均点を取る作りにしないところは日本車も少し見習った方がイイかもしれません。
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