ここでは、新型BクラスのメルセデスベンツGLBの評価について取り上げます。とくに、外装、内装、サイズ感などで不満はない一台に仕上がっているのかについて。
さて、他の高級車ブランドと同じように、メルセデス・ベンツもGLBを投入することで、”このセグメントで負けられない!”という強い意思が見て取れます。では、GLBの評価について・・・。
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メルセデス・ベンツのGLBの評価!外装&内装
ここでは、メルセデス・ベンツのGLBの外装と内装の評価について、取り上げます。
メルセデス・ベンツのGLBの外装は?
出典元:Auto Express
まずは、メルセデス・ベンツのGLBの外装から。外装については分かりやすくいえば、次のように結論できます。
ポイント
- Gクラスのビジュアルと室内空間の広さ + Bクラスの特有のサイズ感 + GLAクラスの迫力あるデザインの組み合わせ!
”究極の美味しいトコ取りの外装”ともいえると思います。欧州のカー関連メディアでも、このあたりは好意的に論じているところが多いですね。
- 新型Gクラス(出典元:ベンツ公式サイト)
- 新型Bクラス(出典元:ヤナセ公式サイト)
- 新型GLAクラス(出典元:ベンツ公式サイト)
Gクラス特有の質実剛健さの感じられるボクシーさと、BクラスやGLAクラスのSUV特有の取り回しの良さや使い勝手の良さを感じさせる部分をうまくミックスさせた感じですね。
特有の重厚さや迫力があるので、単純に好きな人が多いと思います。言い方はあれですが、個性のあまりない300-400万円クラスの国産車のSUVとかミニバンとか買うくらいだったら、GLBの選択はイイと思いますね。
500万円しないくらいの価格で、この迫力とか(といっても下品なオラオラ系(好きな方ごめんなさい!)とまではいかない・・・)、このクラスのベンツ特有の持ち味だと思いますし・・・。
「やはり、なんだかんだ車のデザインって大事だな~」と思う次第です。
ただ、これは好みかもしれないですが、最近のベンツのエンブレムが”主張の過ぎる感”もある気がします。昔からのベンツ乗りにとっては、「何となくイマイチ・・・」と思う部分もあるかもです(個人的感想)。
メルセデス・ベンツのGLBの内装・インテリアは?
メルセデス・ベンツのGLBの内装・インテリアについては、現時点ではまだ詳細が分かっていません。しかしながら、2019年4月に上海で行われたモーターショーでは、そのコンセプトが明らかになりました。
あくまでもコンセプトベースですので、実車はまた違うレベルに仕上げられるとは思いますが、”シンプルの極み”といった雰囲気が漂ってきます。
個人的には、全体的には悪くないとは思うのですが、何となくベンツらしさもない気が。近未来はやがて、こんな感じになっていくんでしょうかね。少し味気ない気もします。
と、思っていたら、あくまでも予想レベルではありますが、こんな運転席のデザインが公開されていました。
おそらく、”スパイショットから想像を膨らませてデザインしてみた!”という感じでしょうね。
via: Mercedes Specs News
なお、今の「Aクラス」で採用されているデザインとインフォテイメントシステムがそのまま活用されることが予想されています。
人間工学的に見ても、使い勝手は良さそうですが、何となく”ごちゃごちゃ!”としている印象も。ま~あくまでも予想レベルではありますが、少なくともコンセプトカーよりは、現実的な感じもします。
また、MBUX(”AI”による音声対話システム)が搭載されることも予想されており、より時代を先取りした装備も備えられることになるでしょう。
内装については、徐々に明らかになっていくと思うので分かり次第追記します。
メルセデス・ベンツのGLBの評価:サイズ
個人的に、結構気になるのが、メルセデス・ベンツのGLBのサイズ面の評価。結論から言うと、”快適な車内の居住性や空間を求めている方”にはオススメだと思います。その理由が、次の点。
ポイント
- Bクラスをべ―スとしていることで、座席&ラゲッジスペースの広さが期待できる
- Gクラスのボクシーさをデザインに加味していることで広さを感じられる
1. Bクラスをべ―スとしていることで、座席&ラゲッジスペースの広さが期待できる
Bクラスのセグメントの特徴のひとつはその広さ。新しいBクラスでは、全高は微低なんですが、人間工学を研究することで、ヘッドルームを拡大し、車内空間が広くなり、開放感が実感できるはず。
また、座席シートをより直立した設定にすることや、後部座席では、床下に広げてサイズアップを図ることで、車内空間が広がりました。
Bクラスべ―スにしたことは正解だと思います。もともとサイズが大きいことで、広く快適な車内空間は居心地良いはずですし、デザインにも迫力が生まれるという副産物もあるはず。
2. Gクラスのボクシーさをデザインに加味していることで広くなった
メルセデス・ベンツのGLBは、「ミニGクラス」と呼ばれています。実際、Gクラス特有のボクシーさをデザインに取り入れることで、その持ち味を十分に生かしているといえます。
四角いボクシーなデザインを取り入れることで、単純に車内空間を有効に使えますし、荷物を積むにしても積みやすくなりました。
居住性についてですが、日本でも特定の層にランクルとかプラドが人気なのは、その居住性の高さがあるからでしょう。
メルセデス・ベンツのGLBは、全長は4,600mm前後で、全幅は1,900mm前後が予想されていますが、このサイズ感はけっこうデカいですよね。ランクルの4950mmには及ばないとしても、全幅はほぼ一緒ですので、車両感覚的には、ランクルを運転しているような感じでしょうね。
繰り返しになりますが、Gクラスのデザインを取り入れることで、ボクシーなデザイン特有の広さや快適さを体感できるはず。
メルセデス・ベンツのGLBの評価:後部座席
SUVコンセプトカー:VIA:https://www.motor1.com
サイズ面でもう一つ考えたいのが、後部座席の居住性。メルセデス・ベンツのGLBでは、Bクラスをベースに作られることで、新しいBクラスの次のような特徴が反映されるはず。
ポイント
- 「EASY-VARIO-PLUSシステム」により車内インテリアを自分流にアレンジ
新しいBクラスに採用される「EASY-VARIO-PLUSシステム」のもつ特長のひとつが、後部座席を前後に最大140 mmスライドできること。
ですので、高身長で体格の良い方であれば、スライド幅を大きく取ることで、快適な移動ができます。また、ラゲッジルームの容量も、488リットル~666リットルの幅で調整することができます。
前部座席は気合を入れて設計されているものの後部座席はイマイチというクルマも中にはある中で、メルセデス・ベンツのGLBの後部座席の居住性は合格点でしょう。
メルセデス・ベンツのGLBの評価:乗り心地&取り回し
via: https://mercedesspecsnews.com/
このメルセデス・ベンツのGLBの乗り心地や取り回しについての評価は、車の詳細がまだ明らかになっていないので、現時点では推測するレベルのものになります。
しかし、Bクラスベースで開発・生産されることで、取り回しなどはある程度分かります。
メルセデス・ベンツのGLBは、全体的にボクシーなデザインのため車両感覚をつかみやすく、取り回しはしやすいと思います。自宅の駐車場やコインパーキングでの駐車や出し入れにも、困らないサイズのはず。
ですので、はじめてベンツを運転する人でも運転はしやすいはず。
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一方で、他のBクラス同様、高速道路では安定した走りが体感でき、 長距離運転でも疲れにくさがあるはず。長距離ドライブでのこのあたりの安定感は国産車にはないものですね。
なお、BクラスはAクラスに比べ、サイズが大きいため、メルセデス・ベンツのGLBもいわゆるミニバンやステーションワゴンに近いサイズの取り回し感のはず。
たしかにカテゴリー的には、欧州ではコンパクトカーかもしれませんが、国産車に比べると、間近で見たときの大きさというか迫力感は全く違いますね。
乗り心地や取り回しについての評価は、追記していきたいと思います。
まとめ
- ベンツのGLBの外装: 次のように結論できる
ポイント
- Gクラスのビジュアルと室内空間の広さ + Bクラスの特有のサイズ感 + GLAクラスの迫力あるデザインの組み合わせ!
- 内装: コンセプトカーからはシンプルさが伝わる。一方で、実車では、「Aクラス」で採用のデザインとインフォテイメントシステムが流用されることで、人間工学的に使いやすそう。MBUX(”AI”による音声対話システム)が搭載されることも予想されることで、より便利に!
- サイズ: Bクラスをべ―スとしていることで、座席&ラゲッジスペースの広さが期待できる。また、Gクラスのボクシーさをデザインに加味していることで広さを感じられる
- 後部座席: 「EASY-VARIO-PLUSシステム」により車内インテリアを自分流にアレンジ可能
- 取り回し: GLBは、全体的にボクシーなデザインのため車両感覚をつかみやすく、取り回しはしやすい
メルセデス・ベンツのGLBは、価格帯でも手が届きやすいですし、スペック的にもおいしいところを押さえていますし、何よりサイズ的にも、日本の狭い道路事情でもOKですので、結構売れると思います。
デザインにGクラスの要素も加わることで、ベンツらしい質実剛健さの雰囲気も伝わってくるはず。
ひと昔前だと、欧州の高級車メーカーが、ここまでこまかくセグメントを刻んで、車種を投入してくるとか、SUVにここまで力を入れるとか考えられなかったので時代が変わったと思いますね。
ユーザーのニーズもやはり相当、細分化されているというのが、今の時代なのでしょう。メルセデス・ベンツGLBは、アウトドアなどの趣味大好きな人にとっても、ファミリーカーとしてもピッタリといえるので、一定の割合売れると思います。
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