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車酔いしない(車酔いしにくい)車の失敗しない選び方・4つのポイント!🚘

車酔いしない車

ここでは、車酔いしない車&車酔いしにくい車の選び方の4つのポイントを取り上げます。また、失敗しない車酔いしにくい車の選び方についても説明します。

ではさっそく本題に入ります。

 

車酔いしない(車酔いしにくい)車の失敗しない選び方・4つのポイントとは?

まず、車酔いしない(車酔いしにくい)車の選び方の4つのポイントについてです。

結論から言うと、次のような条件の車を選ぶことをオススメします。

 

車酔いしにくい車の選び方

  1. 前方の視界が広く見やすく、視点が高めの車
  2. サスペンションが硬く乗り心地が硬い車(ただし人によって車酔いしやすい車のサスペンションの硬さが違う)
  3. 基本、高級車の方が酔いにくい
  4. 車内の匂いの有無や種類に要注意!

 

では、ひとつづつ説明しますね。

 

1. 前方の視界が広く見やすく、視点が高めの車

車酔しにくい車

前方の視界が広く見やすく、視点が高めの車を選ぶと、比較的、車酔いしにくいです。これは、車酔いしやすい方にとっては、なんとなく理解して頂けるかもしれません。

その理由ですが、車内からの前方の視界が広く見やすく視点が高い車は、前方で起きていることを事前に早めに察知することができる(=遠めの位置に視点を置きやすい)ので、車酔いしにくくなります。

逆に前方の視界が狭かったり視点が低く、どうしても視点を手前に置きがちになると、車酔いしやすくなります。

ですので、前方の視界が狭めで車内空間が広くないセダンタイプよりも、車内の空間が広く、視界が開けているミニバンなどの方が車酔いしにくいことが多いです。

 

2. サスペンションが硬く乗り心地が硬い車(ただし人によって車酔いしやすい車のサスペンションの硬さが違う)

酔いにくい車・サスペンション

基本的に、硬めの乗り心地の車の方が酔いにくいです。つまり、極端に言えば「ゴツゴツ」という感じの硬い乗り心地の車の方が、そうでない車よりも酔いにくいです。

中には、極端な話トラックなどの乗り心地の悪いタイプの車両の方が、車酔いしにくいという方もいます。大型車両などは視点の位置も高いですし、基本「ゴツゴツ」した乗り心地のモノが多いです。

逆に、緩やかに揺れる乗り心地の車の場合、酔いやすいです。もともと乗り物酔いしやすい方の場合、この「フワフワ系の乗り心地」が苦手の方も多いです。

ちなみに、昔のクラウンやセドリック(この車種を知らない方も多いかも:汗)などのいわゆる高級車は、この手の乗り心地の車が多かったんですよね。車酔いしない人にとっては、やわらかくて最高の乗り心地でも、酔いやすい人にとっては、あの独特の揺れ方が苦手というケースも多かったはずです。

しかし、”人によって車酔いしやすい車のサスペンションの硬さが違う”という条件付きです。実際、人によっては、やわらかめのフワフワとした乗り心地の方が酔いにくいという方もいます。

ですので、繰り返しになりますが、一部の方を除き、たいていの方にとっては、硬めの乗り心地の車の方が車酔いしにくいです。

 

3. 基本、高級車の方が酔いにくい

これはどういうことかというと、一般的に高級車の場合、乗り味・乗り心地の硬さを調整できる機能(名称の例:電子制御式減退力可変ダンパー)が備わっている場合があります。

ですので、もし酔いにくい方がいれば、モードを調整して硬めのスポーツモードにするとか・・・調整する自由があるのは嬉しいところ。

たとえば、トヨタであればレクサスの上位モデル、クラウン、マークXといった車種には、電子制御サスペンション”AVS(Adaptive Variable Suspension system)が搭載されており、乗り味を変えることができます。

 

筆者も、この切り替えモードのついている車に乗っていたことがありますが、実際、乗り味は結構変わりますよね。

 

4. 車内の匂いの有無や種類に要注意!

これは、新車というよりも、すでに今乗っている車に当てはまると思いますが、車内の匂いの有無や種類にも注意したいところです。

車酔いしやすい人であればお分かりになると思いますが、自家用車だとあまり酔わないのに、バスやタクシーに乗ると酔ってしまうこともあります。

つまり、たとえばバスの排気ガスやガソリンの臭い、タクシーの車内の臭いなどが原因で車酔いしてしまうわけですね。

匂いが乗り物酔いに与える影響は、実際のところかなり大きいです。

ですので、もし車に乗る家族や友人の方で車酔いしやすい方がいるようなら、基本、車内はできるだけ無臭の状態を保つ方が酔いにくいです。

 

タクシーに乗るとなぜ酔うの? タクシー車内の独特の臭いの正体とは

ちなみに、私の友人で自家用車だと平気なのに、タクシーに乗るとなぜか酔う方がいます。ご本人も「理由が分からないけど、あの独特の臭いが苦手!」と仰っていました。

実は、「タクシーで使用している燃料・LPGの臭いが車内も漏れているからじゃないか?」と考えている方がいます。

しかし、結論から言うとタクシーの車内の独特の臭いの正体は、”LPGの臭い漏れ”ではありません

というのは、タクシーの排ガスは、実は、普通の車よりも二酸化炭素の排出量が少なく、ほとんど無臭だからです。むしろ、考えられる原因は、運転手や他の乗客のタバコ、体臭、口臭や外から取り込む排ガスなどが、いわば”車内に染みついている”こと。

 

https://twitter.com/sakuranoyuka/status/1151984049642037248

 

もちろん、タクシー会社もこの点は理解しており、車内をオゾン消毒したり、運転手も定期的に消臭剤を使うといった対策をしています。しかし、タクシーには、たくさんの様々な方が乗ることもあり、車内の臭いを完璧になくすことはできません。

ちなみに、付け加えると、タクシーの運転手の荒い運転や逆に柔らかすぎる運転が原因で酔う人もいますよね・・・。つまり、タクシーの運転の仕方が、普段、乗り慣れている家族の方の運転と違いすぎて酔うわけです。

 

車酔いしない(車酔いしにくい)車の失敗しない選び方は試乗(乗り比べ)しかない!

車酔いしない(車酔いしにくい)車の失敗しない選び方は、試乗(乗り比べ)しかありません

そもそも車によって、乗り心地の傾向や特徴は違います。同じメーカーでも車種によって、乗り心地は結構違います

ですので、もし普段あなたの車に乗るご家族などで車酔いしやすい方がいるようでしたら、車選びの段階で、その方と一緒にディーラーや代理店に行き、しっかりと試乗するようにしましょう。

乗り比べてみて初めて分かることが、結構あります。

 

ちなみに、筆者はかなりの数の車の試乗をしてきましたが、毎回、営業さんには”できるだけ長い距離の試乗コースをリクエスト”するようにしています。その理由は、特色の違う道を走行してこそ、その車の特長や真の乗り心地が分かるからです。

試乗車となると普段運転し慣れていないこともあって何となくつい遠慮してしまい、走りやすい真っすぐの道メインの試乗に終始してしまうこともあります。しかし、ここは少し図々しくなって、できるだけ、カーブや右左折する交差点の多い試乗ルートをリクエストしてみましょう。

 

車に酔いやすい人とはこんな人

ちなみに車に酔いやすい人とはどんな人なのでしょうか? 結論から言うと、年齢が比較的若くて、男子よりも女子の方が車酔いしやすいです。

関連する次のようなデータがあります。

 

ポイント

  • 幼児や高齢者は酔いにくく、小学校入学後から酔いやすくなり、高学年になるにつれて多くなる
  • 小中学校の児童・生徒の30~40%、女子の方が男子より多い

出典元:一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会

 

若い方の方が、乗り物の揺れに対して敏感で酔いやすいことが分かります。また、年を重ねるごとに、慣れもあり徐々に乗り物酔いしにくくなる傾向が見てとれます。

いずれにしても、車酔いは一度かかってしまうと本当に辛いだけに、車選びの部分では注意したいものですね。

 

車酔いしない(車酔いしにくい)車の失敗しない選び方とは? ~まとめ

車酔いしない(車酔いしにくい)車の選び方の4つのポイントがこちらです。

 

車酔いしにくい車の選び方

  1. 前方の視界が広く見やすく、視点が高めの車
  2. サスペンションが硬く乗り心地が硬い車(ただし人によって車酔いしやすい車のサスペンションの硬さが違う)
  3. 基本、高級車の方が酔いにくい
  4. 車内の匂いの有無や種類に要注意!

 

また、車酔いしない(車酔いしにくい)車の失敗しない選び方は、試乗(乗り比べ)しかありません。

その理由は、車によって乗り心地の傾向や特徴はかなり違うからです。また、同じメーカーでも車種によって、乗り心地は結構違うので、車選びの際には、徹底して試乗してみましょう。

ちなみに、試乗に関連してですが、実は筆者の家族の中に乗り物酔いにかかりやすい者がいて、以前車を購入する際には、結構徹底して試乗した記憶があります。その時には、営業さんには「カーブの多くて長めの距離を試乗したい」旨、前もって伝えておきました。

結局、20分以上試乗した記憶があります。でも、砂利道を走ってみたり、カーブの多い道を走ったりすることができたので、人づてに聞いた情報では分からない乗り心地や揺れ具合などを体感できましたし、非常に参考になりました。

ですので、身近に乗り物酔いしやすい方がいて、なおかつ気になる車種がある場合には、少し図々しいくらいに試乗してみましょう^^営業さんも協力してくれますよ♪

そのうえで、ピッタリの車を選べると良いですね!

 

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