2002年に生産中止となっていたトヨタ・スープラが戻ってきます。新型スープラA90の発売時期、価格(値段)予想・スペック・実燃費とエクステリアデザイン&内装などを取り上げます。
そもそも、トヨタ・スープラが、2002年に生産終了となっていた大きな理由は、「平成12年度自動車排出ガス規制」に対応できなかったため。
しかしスープラのポテンシャルは高く、その高剛性のボディやエンジンなどは高く評価され、トヨタのTRDといった直系や他社からも多くのアフターパーツが発売されるほどの人気が・・・。2017年時点でもチューニングベースとして使用されていること自体が何よりの証拠ですね。
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新型スープラA90の発売時期
新型スープラA90の発売時期に関しては、これは以前からの認識通りで、2019年と推測します。すでに、2018年7月にイギリスで開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で、すでにプロトタイプを走らせ、いよいよ発売までのカウントダウン開始されました。
「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」は、今年は記念すべき25周年目のため、そこで新型スープラA90を走らせたのにも重要な意義があると思いますね。
また、この際にエントリーネームとなった名称・「トヨタA90」は、2002年に生産終了したスープラの型式名「A80」に続くものと考えて間違いないでしょう。
ちなみに、今回のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは「ヒルクライムコ―ス」を走った新型スープラA90。
ヒルクライムコースは、タイムアタック形式でタイムを計測するタイプのコースで、高低差も57mあるので、新型スープラA90の直列6気筒のエンジンのエンジンサウンドを聞けて、その速さを見れた観衆たちはラッキーでしたね。
新型スープラA90の価格(値段)は?
出典:https://www.topspeed.com/
2019年に発売予定の新型スープラA90の価格(値段)はいくらになるでしょうか?エントリーモデル(2L・直列4気筒のターボエンジン)が500万円~、ハイエンドクラス(3L・直列6気筒のターボエンジン)は700万円と予想します。
その理由なのですが、海外サイトでのリークにより、アメリカでの販売価格が約700万円~であることが明らかに。日本での販売価格もそう大きな違いはないでしょう。
また、もう一つの理由、それは往年のスープラファンからしたら賛否両論の面もあると思いますが、新型スープラA90のエンジンとシャシーがBMW製であること。立ち位置としては、BMWが設計と生産を行い、企画はトヨタというもの。
つまり、BMW・新型「Z4」と新型スープラA90は兄弟車であり、価格にしても、そう大きな大差を設けることは考えられません。
新型スープラA90は、BMW・新型「Z4」とほぼ同じか少し安めの価格となると思いますね。それにしても、先代のトヨタ JZA80スープラの発売当時の新車価格は280万円~でしたので、かなり価格も飛躍することになりますね。
その分、スープラファンを納得させる走りとデザイン、スペックを実現できるかは注目ですね。
新型スープラA90のスペックと実燃費
新型スープラA90のスペックや実燃費はどうなるでしょうか?現時点で明らかになっているスペックは以下の通りです。
・直列6気筒のエンジン搭載
・エントリーモデルは2L(直列4気筒のターボエンジン)、ハイエンドモデルは3L(直列6気筒のターボエンジン)搭載を予想
・エントリーモデル:2L(直列4気筒のターボエンジン)
最高出力・・・258ps
最大トルク・・・40.8kgm
・ハイエンドモデル:3L(直列6気筒のターボエンジン)搭載
最高出力・・・338ps
最大トルク・・・45.8kgm
・駆動方式: FR
・トランスミッション: 8速AT
・車両重量: 約1,500kg
・燃費: 13〜14km/L(JC08モード)
・ボディサイズ: 全長4,380mm×全幅1,855mm×全高1,295mm
・ 先代のスープラA80のボディサイズ
全長4,520mm×全幅1,810mm×全高1,275mm
このボディサイズを見る限り、新型スープラ―は先代に比べて、全幅は45mm広く、全高は20mm高くなっているわけで、単純に車内の空間の広さとしてけっこう効いていると思います。
また、一方で、全長が140mm短いということは、狭い日本の道路での取り回しも楽になることは間違いないでしょう。
さらに、全高が20mm高くなると、目線の位置もわずかですが高くなるわけで、死角を消す意味でも有効だと思います。
エンジンですが、新型スープラA90の開発責任者が、エンジンは「直6エンジン以外ありえない」と語っていることから、ハイエンドモデルでの、直列6気筒のエンジン搭載は堅いでしょう。
また、そもそもBMWの独断場が直列6気筒のエンジンですので、新型スープラに搭載することは間違いないと読みます。
ただし、エントリーモデルとして、2L(直列4気筒のターボエンジン)をそろえることで、より安価な値段で提供となることは間違いないでしょうね。むろん、3L(直列6気筒のターボエンジン)モデルに比べると非力になりますが、その分車重は軽くなるので、そこは取り回しの軽さにもつながり期待ですね。
実燃費ですが、JC08モードでの燃費が13〜14km/L程度となると予想します。ですので、実燃費では10km/L程度となるんじゃないでしょうか?
ただ、新型スープラに乗るような方は、燃費は気にしちゃいけませんし、そもそも気にしていないはず。直列6気筒の滑らかな走りとFRの走りをどれだけ楽しめるかがポイントですね。
新型スープラA90のエクステリアデザイン&内装は?
新型スープラA90のエクステリアデザインに関しては、まだ細部が明らかになってはいません。ただ大前提として、開発担当者も述べているように、兄弟車であるBMW・新型「Z4」とは「内外装で一緒に使っている部品は極めて少ない」ことと「共通にして製作してコストを抑えようという意図は全くない」とのこと。
出典:https://www.topspeed.com/
ですので、BMW・新型「Z4」とは一線を画したエクステリアデザインと内装になるはず。また、トヨタの新型スープラA90設計者の新型スープラA90独自の個性を確立したいという意地のような想いを感じますね。
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イギリスでの「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で走行したプロトタイプを参考にすると、エクステリアに関しては、BMW・新型「Z4」と比べてより男性的な顔になると思いますね。
内装については現時点では情報がありませんので、分かり次第追記していきたいと思います。
まとめ
・ 発売時期: 2019年
・ 価格: エントリーモデルの2L・直列4気筒は500万円~、ハイエンドモデルの3L・直列6気筒のターボエンジンは700万
・ スペック: 以下を想定
・エントリーモデル:2L(直列4気筒のターボエンジン)
最高出力・・・258ps
最大トルク・・・40.8kgm
・ハイエンドモデル:3L(直列6気筒のターボエンジン)搭載
最高出力・・・338ps
最大トルク・・・45.8kgm
・実燃費: JC08モードでの燃費が13〜14km/L。実燃費では10km/L程度となるだろう
・エクステリアと内装: 兄弟車であるBMW・新型「Z4」とは一線を画する
新型スープラA90と兄弟者の位置づけなのがBMW・新型「Z4」。ですので、共通する匂いというものはあると思います。たとえば、確定ではないものの、コンソールやデジタル機器といった部分にはBMWのスタイルが採用されるといった情報もあるなど、BMW臭も感じられるでしょう。
新型スープラの開発者のBMWから離れたオリジナル化、個性化といったものがどの程度実現されているかが、かなり見どころといえますね。
個人的に思うのは、新型スープラについては、エントリーモデルとハイエンドモデルの2本用意されると思いますが、できればハイエンドモデル(3L・直列6気筒のエンジン搭載)に乗りたいものですね。
6気筒独特のエンジンサウンドは体験するだけでも価値があると思います。
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