ここでは、ポルシェ911の新型タイプ・992の日本発売時期がいつか、価格&スペック&実燃費・エクステリア&内装・エンジン音などを取り上げます。
新型ポルシェ(タイプ992)は、11月30日から米国で開催したロサンゼルスモーターショー2018のプレビューイベントでベールを脱ぎました。
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ポルシェ 911 新型(タイプ992)の日本発売時期はいつ?
(出典元:https://www.carwow.co.uk)
ポルシェ911の新型(タイプ992)の日本発売時期は、2019年春に予約受付開始と推測します。
その理由なのですが、以下の2つです。
- 米国ですでに発売が開始されている
- 過去のポルシェのモデルの海外での発売時期と日本のそれとの間に大きな隔たりがない
ポルシェは、これまでのケースを見てきても、海外発売から日本発売までそんなに時間がかからないケースが多いです。
一方、アウディなどは、”ヨーロッパでの新モデル発売からだいたい半年後に日本で発売”というパターンが多いです。
”日本仕様への変更に時間がかかる”のが、その主な理由なのですが、単純に段取りが悪いんだと思います(笑)。
新型Q8なんかにしても、2018年8月にヨーロッパで発売されてから、余裕で半年遅れで日本での発売とかになりそうですからね。日本で出せば絶対売れるのは分かっていて、遅れているという・・・。
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ただ、この発売時期の時間的な差がある分、欲しいユーザーの飢餓感を煽る意味でひょっとしたら意味があるかもしれませんし、それを分かってあえてそうしているのであれば、それはそれで一つのマーケティング戦略なのかもしれません。
話を戻して、ポルシェ911の新型(タイプ992)のついては、これまでの発売時期のパターンから、日本発売時期は2019年春に予約受付開始の予想が妥当だと思います。
新型ポルシェ 911(タイプ992)の価格&スペック&実燃費
(出典元:https://jp.autoblog.com)
新型ポルシェ911(タイプ992)の価格とスペックさらに実燃費に注目してみましょう。
新型ポルシェ911(タイプ992)の価格
価格は、911カレラSが1500万円~、911カレラ4Sが1600万円~と予想します。
その根拠なのですが、これまで、ポルシェ911の米国での発売価格に比べて、日本での発売価格が15-20%ほど高いというパタ―ンが見られます。ポルシェの多くのモデルの価格に、日本>米国というパターンが見られます。
ちなみに、米国ですでに発売された911の価格が以下の通りです。
- カレラS:11万3,300ドル(約1,288万円)~
- 911カレラ4Sが12万600ドル(1,374万円)~
この米国での販売価格に、試しに17%ほど上乗せして計算してみると、上記の価格となります。
ひとついえることは、米国での911(タイプ992)の販売価格は、いずれも先代の7速PDK仕様と比べて5,000ドル(約57万円)高くなっているので、先代モデルと比べて日本での発売価格が上がることがあっても下がることはないでしょう。
ちなみに、ポルシェの多くのモデルの販売価格が、ドイツ>日本>米国となっており、ポルシェ社が、戦略的にこの価格差をあえて取っているとはいえ、興味深い価格差だと思います。
つづいてスペックに目を移しましょう!
新型ポルシェ911(タイプ992)のスペック
- パワートレイン: 3L・水平対向6気筒ツインターボエンジン
- ボディサイズ(全長×全幅): 4,519mm×1,852mm
- トランスミッション: 8速AT
- 最高出力: 450ps/6,500rpm
- 最大トルク: 530Nm/2,300-5,000rpm
- 駆動方式: 4輪駆動(カレラ4S)
注目すべき点として、エンジンは、先代の911と同じ3L・水平対向6気筒ツインターボエンジンを採用していますが、約30ps出力アップして450psとなりました。
日本の公道とかでは、そこまでエンジンを回しきる乗り方ができないので、何ともいえないですが(笑)、ドイツのアウトバーンなどで思いっきり飛ばせば違いを感じるかも・・・ですね。
(出典元:https://www.roadandtrack.com)
また、ボディサイズが先代と比べて、ワイド&ロング化を遂げました。992タイプは、先代に比べてフロントの幅が45mm拡がり、全長も20mm長くなりました。
このボディサイズの差は、一見そんなに大きな差に見えないですが、より横揺れがしにくくなっているはずで、安定感の部分で改善された部分が大きいはず。
また、サイズ感の違いって、実際に乗った時とか、「あれ?広い」という感じで、案外と実感できるものだったりします。あと、敏感な人は、見た目でも大きさの微妙な違いを感じると思いますね。
もともとポルシェは、横にワイドなクルマだったので、今回のボディサイズのワイド化により、デザイン面でも迫力が一層増したと思います。
新型ポルシェ911(タイプ992)の実燃費
(出典元:https://www.carwow.co.uk)
新型ポルシェ911(タイプ992)の実燃費は、平均で7-8km/L程度と推測されます。ちなみに、カタログ燃費では、平均で8.9km/Lとなっています。
ただ、これでも、ポルシェ911は、他のいわゆるスポーツカーに比べて、燃費は比較的良い方なんですよね。
先代モデルも街中の実燃費は、7-8km/L程度走りますし、高速走行になると、さらに伸びて、12km/L以上走ることもあります。
ただし、「ポルシェ乗りで実燃費とか気にする人は、そもそもそんなにいるの?」という話もありますけどね。良いに越したことはないと思いますが、燃費などそんなに考えないはず。
ですので、実燃費で平均で7-8km/L程度走れば御の字だと思います。
ポルシェ 911(タイプ992)のエクステリア&内装は?
(出典元:https://www.carmagazine.co.uk)
新型ポルシェ911(タイプ992)のエクステリアと内装のご紹介に移ります。一見、先代モデルと違いが分かりずらい部分もありますが、タイプ992は、ボンネットに2本のプレスラインが入ることで、表情がシャープに。
さらに、画像では分からないかもしれませんが、ヘッドライトにはLEDマトリックスヘッドライドを採用。
また、エアーインテークが大きくなったことで、冷却能力や燃費向上にも貢献しているはずですね。
また、このことにより、よりスポーティーな印象も高まっており、デザイン面で進化を感じます。
(出典元:https://www.carmagazine.co.uk)
後ろ姿からも、ポルシェらしい優美さと、カッコよさを感じます。大きく変化しないのもイイですし、うっとりするような変わらないエレガントさが感じられてイイですね!
ちなみに、ドイツのCMでは、新型ポルシェ911(タイプ992)のドライバー役として女性が起用されていました。
女性でも簡単に操れるクルマという印象付けがされていましたので、顧客層=ペルソナとして女性も取り込もうとしているのかも・・・ですね。
(出典元:https://www.carmagazine.co.uk)
内装(インテリア)に目を留めると、運転席のデザインは、先代と大きな変更はなく、基本的にキープコンセプトという感じです。
ポルシェについては、後部座席はあくまでも補助シートの扱いで、ほぼほぼ運転席と助手席で完結するはず。
ちなみに、“ポルシェ主義者の子どもは、ポルシェが嫌い”という記事が、以前掲載された記憶があります。
後部座席に乗せられる子どもにとっては、狭さとか、以前のモデルだとエンジン音のスゴサと乗り心地の悪さを味わいつづけ、苦痛を感じて、大人になってもポルシェに乗らない傾向があるという内容でした。
つまり、とくに後部座席は、あくまでも補助席扱いで、近場に限って、仕方なく乗るスペース・・・というのは、変わらないでしょうね。それが証拠に、ポルシェの後部座席の画像が注目されることはほぼないですよね。
いずれにしても、タイプ992の内装は、いかにもポルシェらしい優雅さを感じられ、運転に集中できそうな雰囲気があります。でも、いいかえれば、羊の皮をかぶった狼という感じかもしれないですね。
番外編:ポルシェ911(タイプ992)のエンジン音( エグゾーストサウンド)
スポーツカーの醍醐味はその エグゾーストサウンドですよね。ポルシェ911(タイプ992)のエンジン音は、官能的かつ攻撃的なバランスがイイ感じですね。
I liked a @YouTube video https://t.co/SzyJlJ2HTd 2019 Porsche 911 992 first look & exhaust sound (Carrera 4S)
— Ionut Furdui (@nelfurdui) 2018年12月1日
ま~このサウンドを出すためにエンジニアたちが、工夫と努力をしているわけで、ある意味、”楽器”だと思いますね。
あるいは音響機器ともいえるかもしれません。エンジン音を耳にしただけで「ポルシェだ!」と分かるわけなので。
ポルシェ911(新型992)の日本発売時期!価格・スペック&実燃費とエクステリア&内装~まとめ
- 日本発売時期: 2019年春に予約受付開始
- 価格予想: 911カレラS ⇒1500万円~ / 911カレラ4S ⇒1600万円~
- スペック:以下の通り。先代と大きな変更はないが、出力がアップしており、よりパワーアップを感じられる
パワートレイン: 3L・水平対向6気筒ツインターボエンジン
ボディサイズ(全長×全幅): 4,519mm×1,852mm
トランスミッション: 8速AT
最高出力: 450ps/6,500rpm
最大トルク: 530Nm/2,300-5,000rpm
駆動方式: 4輪駆動(カレラ4S)
- 実燃費: 平均で7-8km/L程度
- エクステリア&内装: 先代と大きな変更がなく、キープコンセプト。ただ、フロントにラインが入ったことで表情に変化が生まれたことや、より空冷機能が高まる工夫がされている。
新型ポルシェ911(タイプ992)が、日本発売されたら、乗ってみたいポルシェマニアたちも多いんじゃないでしょうか?
でも、このクラスのクルマになると、時代の変化の影響を受けて変わったりしないのがイイですね。
もちろん、スペックはアップしているのですが、ベースに流れるコンセプトがぶれないのはイイな~と思う一台です!ポルシェ911(タイプ992)の試乗いかがでしょうか?
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