トヨタでGRブランドが市販化されてから現時点で1年が経過しようとしています。並行して専用店舗である”GRガレージ”も設立されるなど、トヨタがクルマ好きのための動きを本格化させています。
ここでは、トヨタが満を持して投入するヤリス（ヴィッツ）のGRスポーツモデルの発売日はいつか？価格やスペック・新型情報をご紹介します。
引用元：TOYOYA
こちらの画像はVitz GR SPORT"GR"です。ヤリス（ヴィッツ）GRスポーツモデルのショットはないため、デザインは不明。
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トヨタ・ヤリス（ヴィッツ）GRスポーツモデルの発売予想日は？
トヨタ・ヤリス（ヴィッツ）GRスポーツモデルの発売日なのですが、2020年の夏と予想します。
その理由なのですが、後述しますが、市販されるトヨタ・ヤリス（ヴィッツ）GRには、WRC世界ラリー選手権で健闘しているマシンのスペック（低速トルクとレスポンスの向上＆改善）が盛り込まれるはず。
ある意味、現在、WRC世界ラリーでの試行錯誤を通して、市販車にもレース車での高スペックさを体感できるようデータ収集と”カイゼン”が行われていることは間違いないでしょう。
ですので、今年2018年と2019年中は、少なくとも引き続き、トヨタ・ヤリス（ヴィッツ）GRの市販化を前提としたブラッシュアップが行われると予想します。そうすると、トヨタ・ヤリス（ヴィッツ）GRの発売は、2020年の夏ではないかと予想します。
2020年には東京オリンピックが開催されるので、東京オリンピックに合わせての発売なども視野に入っているかもしれませんね。
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トヨタ・ヤリス（ヴィッツ）GRスポーツモデルの価格（値段）は？
引用元：TOYOYA
トヨタ・ヤリス（ヴィッツ）GRスポーツモデルの価格（値段）なのですが、250万円前後を予想します。
その理由としては、現モデルのヴィッツ（VITZ GR SPORT "GR"）の車両価格が229万円～となっており、後継車であるヤリス（ヴィッツ）GRに搭載される予定（検討中）の自動運転でのドリフト走行機能を勘案すると、この金額くらいになってもおかしくないと読みます。
ちなみに、自動運転でのドリフト走行機能とは、もちろんどんな道路でも適当に体験できるという代物ではなく、安全性がきちんと担保されています。
引用元：TOYOYA
つまり、まずナビのGPSが「現在位置がサーキットであると認識していれば」、ステアリング、駆動系、アクセルを自動制御し、ドリフト走行を楽しめるというもの・・・。
それにしても、トヨタ車が、「自動運転＋ドリフト走行機能」という2つの機能を搭載するというのは、他のメーカーでは行っていないことで、かなり興味深いですし、新たな試みでもあり楽しみですね。
ただ蛇足になりますが、マイナーチェンジした新型ヴィッツをベースに専用チューニングしたGRシリーズのGRMNバージョンが150台限定モデルで販売されたときには、「新型 ヴィッツ GRMN」が400万円(税込)という価格でした。
それで、どの程度台数の限定車として販売されるかで、販売価格もさらに上がることもあり得ると思います。
トヨタ・ヤリス（ヴィッツ）GRスポーツモデルのスペック・新型情報とは
トヨタ・ヤリス（ヴィッツ）のGRスポーツモデルのスペックや新型情報にも少し目を留めてみましょう。現時点で、分かっている（予想される）スペックや情報ですが・・・
ポイント
- ボディーサイズ：全長×全幅×全高＝3995×1800×1455mm（この全幅サイズが海外仕様のサイズ）
- トランスミッションは６速MTとAT
- エンジンまでチューニングがされ、”過激な走りが楽しめるGRMNモデルも計画”
- 車格は「5ナンバー」サイズ（5ナンバーサイズの全副マックスである1700ｍｍ以内に収まる予定・海外仕様は別）
- カタログモデル予定
スペックを見ると、5ナンバーサイズの比較的小さなボディでありつつも、そのパワーは、レース版と同じくかなり刺激的な走りを楽しめそうですね。「羊の皮をかぶった狼」という感じになるでしょうか・・・
トヨタ・ヤリスGRスポーツモデル（ヴィッツ）への期待感が高まるのはなぜ？理由は？
個人的には、最近のトヨタの攻めの姿勢の顕著さが好印象です！ それを感じるのが、WRC世界ラリー選手権への参戦と大健闘を見せている点。WRCラリーでとくに注目を集めたのが、トヨタ・ヤリス（ヴィッツの後継車）。
そのハイスペック（最高出力380ps超・1.6リットル直4ターボ＆4WD）はもちろんのこと、空力を徹底追求した複雑なフォルムが織りなす、戦闘力の高そうな精錬されたデザインは要注目です！！
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— 【公式】driver (@driver_1964) 2018年7月30日
実際に戦績がどうかといいますと・・・。 2018年のWRC第5戦のアルゼンチンで、そして第8戦「ラリー・フィンランド」で、ヤリスWRCのドライバーを務めるオット・タナク選手が今シーズン2勝目を挙げるなど、確かな結果を出しています。
ちなみに、第8戦「ラリー・フィンランド」では、トヨタの豊田章男社長が見守る中、勝利をあげており、この勝利はかなりチームとしても今後への弾みがつきそうな気がします。
ヤリスWRCのドライバーであるオット・タナク選手は、この第8戦「ラリー・フィンランド」で勝利を収めた後に語ったインタビューで次のように語っています。
「トルクバンドが広がっているのでコントロールがしやすくなった」
引用元：motorsports.com
また、チームのTDであるトム・ファウラー氏も次のように述べています。
「エンジンストールする場面が見られたので熟成は必要だが、ジャンクションにおいて低速トルクの改善が見られた」
引用元：motorsports.com
これらの言葉から分かるのは、ヤリスWRCに搭載された新型エンジンに施された、”低速トルクとレスポンスの改善”がかなり効果的で、好成績につながったこと。
個人的に、トヨタ・ヤリスGRスポーツモデルの発売が待ち遠しいですし、かなり、わくわくします。
市販車にも低速トルクの改善された新型エンジンが搭載されると、これまで体験したことのない”加速感”を楽しめますし、アグレッシブな走りを体感でき、つまらなくなりがちな街乗りも楽しくなること間違いなさそうです。
そして、前述のように、これだけハイスペックなトヨタ・ヤリス（ヴィッツ）GRらしく、”カタログモデル”である点にも注目ですね（＊カタログモデルとは、限定生産や特別仕様ではないと言う意味」）。ですので、オーナーはかなりの「限定感」を楽しめることは間違いなさそうですね！！
トヨタ・ヤリス（ヴィッツ）GRスポーツモデルの発売日・価格・スペックなど ～まとめ
・ トヨタ・ヤリス（ヴィッツ）GRスポーツモデルの発売日については、2020年のオリンピックに合わせて発売されるものと予想します。
・ 価格は、250万円前後を予想します。
・ スペックは、「5ナンバー」サイズでありながら、1.6リットル直4ターボ＆4WDの仕様で、低速トルクの改善された新型エンジンでの加速感を体感できる！！
運転の楽しさを味わえるMTも用意される予定であり、カタログモデルの予定であることから、「トヨタ・ヤリス（ヴィッツ）GRスポーツモデルを保有できる限定感」を味わえるのも、ポイントですね。
トヨタ・ヤリス（ヴィッツ）GRの販売が開始されたら、是非試乗しないとですね！！
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