FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)が発表した2022年までにアルファロメオ『GTV』を復活させる計画が注目を集めていますね。新型アルファロメオGTVの日本発売時期はいつか?価格&スペック・エクステリア・内装&乗り心地や実燃費は?などを取り上げます。
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新型アルファロメオGTV復活!日本発売日はいつ?
新型アルファロメオGTVの日本発売時期がいつか?ですが、2020年と推測します。海外のカー関連のサイトでも2020年を予想しており、その期待感が高まるばかり。
また、2022年までの登場が噂されている8Cを”スーパーカー”とカテゴライズしているアルファ ロメオは、一方の新型GTVを"スポーツカー"とカテゴライズしています。
このことは、より走りの楽しさを追求しているはずであること(といいつつもスペックはスゴイのですが)、かなり完成度も高い状態まで作り上げられてきていることを目指していることがうかがい知れ、2020年までに登場があり得る話でしょう。
新型アルファロメオGTVの価格は?
新型アルファロメオGTVの価格については、エントリーモデルが580万円~、最上級モデルが980万円程度と予想します。
ちなみに、1996年に発売され2000年に販売終了となった先代のGTVの新車価格がエントリーモデルが396万円~、最上級モデルが492万円でしたので、とりわけ最上級モデルについては、大幅な価格アップということになりそうです。
アルファロメオGTVについては、その”ザ・イタリア”というデザインに惹かれ買う人が多いですからね。
実際、先代アルファロメオGTVが走っているのを見かけると、相変わらず古さとかダサさを感じないんですよね。つい目で追っている自分もいたりします。
この新型アルファロメオGTVのデザインもけっこうヤバいですからね。買う気がなくても、いったん実物を見て試乗でもしたら、ちょいムリしても買ってしまう人も続出しそうな感じがします。
新型アルファロメオGTVのスペックは?
前述の通り、アルファロメオは、この新型アルファロメオGTVを”スーパーカー”という位置付けでカテゴライズしているようですが、なかなかのスペック具合ですね。
クルマを御することを目的とした走りというよりは、走りそのものを楽しめるスペックといえるでしょう。
・ボディサイズ(全長×全幅×全高): 全長4700×全幅1920×全高1320mm
・パワートレイン: 以下の通り
・エンジンスペック: 「Eブースト」(電動パワートレーンを搭載)
・最高出力: 600hp
・前後重量配分: 50対50
・乗車定員: 4人
・駆動方式: 4WD
・最高速度: 300km/h
このパワートレインである「Eブースト」で引き出される、最大出力600hp以上というのは、スゴすぎますね。
「Eブースト」は、”マイルドハイブリッド”という言い方もでき、このあたり、今後のスポーツカーでのひとつの方向性になっていくのかも?ですね。
さらに、先代のアルファロメオGTVで、弱点というかドライバーがイマイチ不満だったのがFFだったこと。
このあたりは、アルファロメオもきっちりと意見を汲んで、新型GTVでは、前後重量配分は50対50のミッドシップを採用してきたことで、ユーザーの満足度も格段に違ってくるはず。
乗車定員は、2+2の4人乗りとなります。もちろんファミリーカーとしても十分にいけるでしょう。新型アルファロメオGTVでの週末のドライブは楽しそうですね。
スペックなどからして、BMWの4シリーズ、Audi A5あたりがライバル車となりそうです。
新型アルファロメオGTVのエクステリア&内装は?
新型アルファロメオGTVのエクステリアや内装についてです。
エクステリアについては、そのデザインからイタリア色をしっかりと感じとれますし、持っている雰囲気やインテリア(内装)についても、乗り心地を含めて、他のブランドの車にはない、個性を感じ取れます。
エクステリアについては、注目すべきはやはりフロントノーズの部分だと思いますね。威圧感とはまた違う顔で、柔らかさというか独特のしなやかさなども漂う顔になっていますね。
また、デザインを改めてみると、車格が結構ありそうですね。クーペタイプとはいえ後部座席はそこそこ広そうな印象を受けます。
インテリア(内装)ですが、良い意味でのイタ車という匂いが感じ取れますね。このほどほどの”遊び感”とかは、絶対ドイツ車には出せないと思います(もちろん日本車でも無理ですね)。
個人的にイタリアはデザインの国なんだな~と改めて思います。イタリアという国は、車もそうですし、革製品のバッグや靴などを作らせても、”クラフトマンシップ”みたいなものも伝わってきますし、GTVについても同様でしょう。
「調和が一見取れていないように見えて、取れている」という微妙な線をきちんと表現している気がします。
新型アルファロメオGTVの乗り心地や実燃費は?
新型アルファロメオGTVの乗り心地や実燃費についてですが、先代のアルファロメオGTVについては、「デザインで許せる」とか「そもそも期待しちゃいけない」という声が圧倒的に多かったのが事実。
それをどの程度改良してくるかが注目ポイントでしょう。
先代のアルファロメオGTVの場合であれば、足回りが普通という意見(ということは特徴がないということ?)や逆に街乗りでは固いため、高速走行で威力を発揮するという面もありました。
でも、個人的には、新型アルファロメオGTVでは、あえて乗り心地を中庸にするとかはやめてほしい気がします。
ほどほどなレベルで作るクルマに乗りたければ日本車で十分な気もします。もうここは、個性を生かしてほしいですね。
「乗り心地はイマイチなんだけど、デザインがたまらない」というような・・・。
燃費も同様でしょう。先代では、街乗りはせいぜい実燃費で10km/L程度でしたので、その線を守ってくれれば、OKでしょう。
燃費とか気にする人は、新型アルファロメオGTVを買わないでしょう。というか、燃費とかの悪さは分かった上で買うはず。
新型アルファロメオGTVの日本発売日&価格!スペック・エクステリア・内装&乗り心地や実燃費~まとめ
・発売時期: 2020年
・価格: エントリーモデルが580万円~、最上級モデルが980万円
・スペック: 「Eブースト」搭載で最大出力600hp以上で前後重量配分は50対50のミッドシップ採用
・エクステリアや内装: イタリアカラー全開で他ブランドにはまねできない個性
・乗り心地&実燃費: 先代にならってデザインで満足させるイタ車になるか改良してくるかに注目
かつて、イタ車というと、「よく壊れるクルマ」という印象も強かったかもしれませんが、先代のアルファロメオGTVは”壊れにくいクルマになった”という声も聞かれました。
クルマというと、いろいろな乗り方とか価値観があると思いますが、イタリアのクルマに乗る人は極論を言えば「日本車などに比べ、壊れることも分かっているけどそれを含めて愛せるクルマ」という感じじゃないでしょうか?
つまり覚悟をしたうえで乗るクルマという感じです。
新型アルファロメオGTVが、どの程度までこのあたりを兼ね合いをつけては登場してくるかが楽しみですね。