運転テクニック

雪道の運転方法・注意点&コツ6つとは?初心者や女性もコレで安心!必需品の装備とは

雪道の運転方法&注意点

ここでは雪道の運転方法やその注意点とコツについて、さらに初心者や女性も覚えておきたい必要な事前準備や必需品の装備についても取り上げます。

ガッツリと雪が降る地域に住む人にとっては、雪道での運転方法は慣れていて、対向車とのすれ違いでも、思わず「あ~なるほどな・・・」という場所で行っていたりと、随所に運転の上手さが垣間見えます。

ちなみに、後述しますが、筆者は以前、愛車のサーフで山道運転中に雪にハマったことがあります。そのときの恐怖は今でも忘れません。このように雪道に慣れていないドライバーは、地元の人なら避けるような山道にうっかり入り込んでしまう可能性があります。

 

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雪道の運転方法・注意点とコツ 厳選6つとは?

ここでは、覚えておきたい雪道の運転方法での注意点とコツをご紹介します。今、雪国に住んでいなくても、スキーやスノボに行くために、積雪した道路を走る場合や、雪深い地域に住む実家や友人宅を訪ねる機会もあるはず。

そんな場合でも安心ですよ。

 

1. 雪道では4つの”急”はNG!

雪道を走るときには、4つの”急”はNGです。つまり、急発進、急ブレーキ、急ハンドル、急なシフトダウンです。

雪道で発進するときには、オートマ車ならスノー(雪道)モードで、マニュアル車なら2速で発進するようにしましょう。

オートマ車のスノーモードは、ゆっくり発進する作りになっているため、普通は急発進はしないはずですが、オートマ車でもマニュアル車でも、”ゆっくり発進”を心がけましょう。

 

下り坂ではエンジンブレーキを上手につかってゆっくりと下るようにし、急ブレーキは避けるようにしましょう。

もちろん、今どきのほぼすべての車にABSが装着されているので、ある程度雑にブレーキを踏んでも車の姿勢が乱れたりすることはないと思います。

ですが、ABSの特性として、ロックしない代わり、停まるまでの距離が”ズルズル”と延びて、なかなか停まってくれない点を覚えておきたいもの。ですので、ブレーキはゆっくりと丁寧に踏むようにしましょう。

 

 

急なハンドル操作もNGです。ハンドルはまっすぐにして発進し、ゆっくりとハンドルを切るようにしましょう。

これら4つの”急”= 急発進、急ブレーキ、急ハンドル、急なシフトダウンを避けるだけでも、雪道を安全に走行することができます。

 

2. 脇道や細い道には絶対に入らない

雪道走行では、地元の人も避けるような脇道や細い道には絶対に入らないようにしましょう。つい自分の車は四駆だしと油断しがちかもしれませんが、いざこの手の道に入ると肝を冷やすこともあります。

筆者は、以前トヨタの四駆のサーフに乗っていたのですが、スタッドレスタイヤを履いていたこともあり、つい油断して山間部の山道に入り、雪にハマったことがあります。

そのときには、”本当にたまたま”やってきた地元の後続車の方に牽引してもらい難を逃れましたが、携帯もつながりにくい場所(and時代)だったので、もし誰もやってこなかったら・・・と思うと今でもゾっとします。

この記事を読んでいる雪国のドライバーは少ないと思いますが、雪道に走りなれている人ほど、車の通ったタイヤの跡のないような道には決して乗り入れるようなことはしないもの。

雪道に慣れている地元の人さえ走行しない道は、ましてや雪道に慣れていない外部からやってきた人間が運転してはいけない場所なわけです。

 

雪道の運転方法&注意点

ちなみに、もうひとつ注意したいのが、カーナビの話です。筆者もいつもカーナビ代わりに愛用しているのが、グーグルナビ。

グーグルナビは雪などが降っていない平時であれば、ショートカットして目的地に到着できる道を教えてくれるため、便利で非常に役立ちます。

その代わり、いわゆる狭い道やマニアックな道を通らせようとすることも。ですが、雪で覆われている時期に、このようなマニアックな道を通るのはやめましょう。

今では、よほどの山間部とかでない限り、幹線道路は除雪が行き届いていることがほとんどです。

スタッドレスタイヤを履いていたり、チェーンを巻いたうえで、幹線道路を安全に運転していれば、問題はないはず。これら幹線道路や車の行きかう道を選び走行するようにしましょう。

 

3. 坂道のすれ違いでは”上り優先”と覚えておく

山道などで、すれ違うときには上り優先と覚えておきましょう。山道を下っている側のドライバーは、対向車が見えたら、いったん停止し、さきに通行させてあげましょう。

その理由は、とくに雪道では、上りの車がいったん停まると、発進時にスリップしたりして車体がバックしまう危険性もあり、大変危険だからです。さらに、上りの車に後続車などがいる場合には、さらに事故の危険も生まれます。

また、狭い山道をやむなく通らないといけない場合には、数メートルおきに設けられている待避所を活用しましょう。この場合には、上りと下りに関係なく、待避所に近い方の車が待避所に車を停めて、対向車を通すのがルールです。

 

 

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さらに、カーブの多い山道を通る場合、カーブミラーが設置されています。平地を走る時以上に、常にカーブミラーに注意を払い先読みした運転を意識しましょう。

 

4. 下り坂での減速・加速のタイミングをマスターする

とくに、雪道での走行で怖いのが下り坂のカーブ。以下の手順を意識して運転しましょう。

 

1. カーブ手前の直線でエンジンブレーキとフットブレーキで十分に減速

2. 惰性でカーブを曲がる

3. カーブを抜けてからアクセルを踏む

 

こちらの動画では、そのあたりが分かりやすく解説されていました。参考になさってください。

 

5. ブラックアイスバーンでは徐行運転を意識!

雪道での運転で注意すべき事象に「ブラックアイスバーン」があります。

「ブラックアイスバーン」というネーミングにもあるように、雪などは見られず、一見すると普通の濡れているだけの黒光りの路面に見えるのですが、実はカチカチに凍っているのが怖いところ。

 

 

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とくに山側の日陰や橋の上などで発生しやすく、何も考えずに速度を落とさず、うっかり上を通るとたちまちスリップしてしまうことも。「ブラックアイスバーン」の箇所では、徐行し低速で進むようにしましょう。

とくに気温が0℃を下回っているようなケースで発生しやすいので要注意ですね。もし車に外部温度計が付いているようであれば、気温にも注意を払いましょう。

 

6. 坂道で駐車するときのコツとは?

雪道・坂道の運転方法&注意点

 

車を駐車する際の基本は、平地に停めること。でも、雪道を運転する際、やむなく勾配のある坂で駐車する必要もあるかもしれません。

その場合、車の頭は坂の下に向けて停めるようにしましょう。車の頭を坂の上に向けて駐車することは避けるようにします。

また、駐車するときには、サイドブレーキを引かないでおきます。その理由は、サイドブレーキのケーブルが凍結してしまい解除できなくなるからです。

サイドブレーキを引かないかわりに、オートマ車はシフトレバーを”P”の位置に、マニュアル車はギアをバックに入れておくようにしましょう。

 

雪道の運転での”必需品”とは?

前述のように雪道の運転方法を理解したり、注意点やコツをマスターすることはとても大切。

でも、並行して事前にチェックしておくべきものが、雪道運転で必需品である装備を愛車に積んでいるかという点。ここからは、その点を取り上げます。

 

雪道運転で必需品の装備はこの3つ!!

まずは、出発前に以下の装備品を車に積んでいるかをチェックしてみましょう。これらは雪道運転での最低限の必需品になるので、足りないものがある場合には、買いそろえておきましょう。

 

 スタッドレスタイヤまたはチェーン

 スコップと軍手(防寒手袋)

 牽引用ロープ

 

ひとつづつ解説していきますね。

 

 スタッドレスタイヤまたはチェーン

ベストな組み合わせは、”4WD&スタッドレスタイヤ”です。でも、この組み合わせだからといって、どんな雪道でもOK!というわけではありません。たしかに、車を発進させるときや上り坂では十分な性能を発揮できて心強いですが、下り坂では普通の車と変わらないので注意が必要です。

しかし、スタッドレスタイヤの場合、高速道路でも雪道でも関係なく走れるのがメリット。ですので、あらかじめ自宅などでスタッドレスタイヤに履き替えておけば、そのまま雪道を走行することができます。

スタッドレスタイヤがない方は、タイヤ&チェーンの組み合わせになるでしょう。ただし、チェーンが雪道でしか使えないので、雪道にさしかかったところでチェーンを装着する仕事が待っています。当然、寒い中でブルブル震えながら装着しなくてはいけないのが、ツライところではあります。

 

 

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最近のチェーンは、より短時間で簡単に装着できるものも増えてきましたが、寒い中でいかに短時間でチェーンを装着できるかが大切ですので、雪国に出発する前に自宅でチェーン装着を練習しておきましょう。

 

 

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雪道での安全な運転方法をマスターするにあたって、スタッドレスタイヤやチェーンで足回りをきちんと固めることは欠かせませんので、意識したいものですね。

 

 スコップと軍手(防寒手袋)

スコップと軍手(防寒手袋)も、雪道走行前には必ず車のトランクに積んでおきましょう。雪道で車がスタックした場合、スコップがあると作業がはかどりますし、軍手(防寒手袋)は寒い中での作業をしやすくしてくれます。

こちらのスコップは、伸び縮みするので、普段使わないときには縮めた状態で、軽自動車など小さめな車のトランクにもコンパクトに収まります。また、とても軽量なので、女性や子どもでも手軽に扱うことができ、非常に人気があります

 

●重量:456g
●材質:アルミニウム、PP

♪ 実際の購入者の口コミ

 ドカ雪脱出用に購入しました、予想以上にしっかりした作りです、子供でも扱いやすく大きな穴を作っていました。

● あまりにも軽いのでものすごく心配でしたが、コンパクトながらしっかりしていて、買って正解でした。

● 軽いです。デザインやカラーも気に入りました。シンプルな構造なので壊れる心配はなさそうです。バックカントリースキーでバックパックに入れて滑っています。使う機会が無いことを祈っていますが~。

出典元:楽天口コミ

 

また、前述のように、寒さに震えながらタイヤのチェーンを装着する場合、軍手(防寒手袋)がないとツラすぎます。前もって、軍手(防寒手袋)も是非、車に装備しておきたいもの。

ある程度チェーン交換になれている方や寒さに強い方なら、軍手でも問題ないのですが、雪が積もり寒い中で普段付け慣れていないチェーンを装着するのは、思った以上に時間がかかるもの。

そんな場合には、このような暖かくて撥水性能の高い防寒手袋を1セット車に用意しておきましょう。

 

 

♪ 実際の購入者の口コミ

 大きいサイズの防寒手袋を探してたらお買い得で飛びつきましたw シッカリした作りで丈夫そう。

● 非常に暖かく、素材もしっかりしていて良いです。満足です。

● 自分用とプレゼントを兼ねて2つ購入。ゴワゴワしすぎず、手にぴったりとフィットして使いやすいですね。中のスエット生地が熱を逃さず温かいのと、付け外し自体も特に難なく出来ました。お手ごろ価格だし、防水なので使い勝手が良さそうです

● あたたかく(防寒)、防水機能つき。手にジャストフィットで、けが防止にもなります。いろいろな場面で使える多機能手袋がこの値段で購入できるので、すぐ必要というわけではありませんでしたが、買って損はないと思い即購入。

出典元:楽天口コミ

 

個人的には、軍手と防寒手袋の両方を積んでおくと良いと思いますね。

泥や土を扱うなどの場面では、軍手だと価格も安く使い捨て感覚で扱えるのでイイと思いますし、寒さがキツイ場合などでは防寒手袋といった具合に使い分けることをオススメします。

 

 牽引用ロープ

雪道で登場願いたくないのが、牽引用ロープですが、雪道を走る前には車に積んでおきましょう。雪道でスタックしてしまい、どうしようもなくなった場合に、他の車やトラックに牽引してもらう必要が生じます。

そんな場合に備えて、牽引用ロープを1本車に積んでおきましょう。こちらは、ほぼワンコインで買える安さ!にもかかわらず、安心性能です。

 

♪ 実際の購入者の口コミ

● 牽引ロープは1本持っていましたが,古くなってきたため買い換えました。なんといっても価格が安いのが助かりました。

● 使用する機会があまりないと思いますが、いざというときに役立つと思い購入しました。コスパは良いと思います。

● 故障した時などに欲しかったロープですが特に問題ありません。

● 安心のために。耐荷重量3トンだなんてすごいロープですが、値段はかわいい!いつどこで使うのかも全く不明ですが、あるといいんだろうなと思い購入しました。取り敢えず、車に積んでます。

出典元:楽天口コミ

 

耐荷重量約3トンですので、普通乗用車であればほぼこれ1本で問題ないでしょうし、長さも3.5mあるので安心です。雪道でスタックした場合だけでなく、故障やガス欠などで牽引してもらうときなどにも活用できるので、あると便利ですよ。

 

ここまでで、雪道での運転方法や注意点やコツをマスターするのと並行して用意すべき雪道運転のための必需品を取り上げました。

よく、業務などで「準備8割(成功するかどうかの80%は準備で決まる)」という言葉がありますが、雪道での走り方も同じで、事前に良い準備ができるかで、安全に走行できるかが決まるので、出発前に装備品類をきちんとチェックしておきましょう。

 

雪道の運転方法・注意点&コツ6つとは?初心者や女性もコレで安心!必需品の装備 ~まとめ

ここでは、雪道での運転方法をご紹介してきました。とくに、ここで取り上げた6の注意点や運転のコツを意識すれば、運転の初心者の方や女性でも安全に雪道を走行できるはず。

 

♪ 雪道の運転での6つの注意点や運転のコツ

1. 雪道では4つの”急”はNG!
2. 脇道や細い道には絶対に入らない
3. 坂道のすれ違いでは”上り優先”と覚えておく
4. 下り坂での減速・加速のタイミングをマスターする
5. ブラックアイスバーンでは徐行運転を意識!
6. 坂道で駐車するときのコツとは?

 

また、雪道を実際に走行する前に最低限の必需品の装備類を整えることで、事前準備ができます。

さらに良い準備をすることで、いざ雪道を運転しても焦らず、気持ちにゆとりをもって、安全に走行することができるはず。

雪道でも、これら6つの注意点や運転のコツを意識して、楽しいドライブができるとイイですね!

 

▼知っておきたい!オートマ車の雪道でのギアの使い方とは?▼

雪道運転でのギアの使い方とは?オートマ車で安全走行する方法

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