ここでは、マセラティ・コンパクトSUVのクーバンに初のEVが登場か・・・?その最新情報、価格(値段)、日本発売時期、スペックなどを取り上げます。
2020年代は、間違いなくどのカーブランドもEV化に力を入れてくるはずで、マセラティも例外でないと思うと、個人的には何とも言えないですね。脱・化石燃料の動きが主流とはいえ、やはりEV化はコンセンサスのように、徐々にカーブランドに浸透している感じです。
Contents
マセラティ・コンパクトSUV(クーバン)はEVか? 最新情報!
マセラティが、これまで弱いとされてきた、Dセグメントを埋めるべく、ついにコンパクトSUVに進出することが噂されています。
ポイント
Dセグメントとは・・
ミドルセダンとも呼ばれる。高級感のあるセダンを指す。日本車でいえば、3ナンバーを付けている2-3L程度のカテゴリーのクルマで、新車価格は、300万円~600万円程度の幅。
また、まだ確定ではないですが、欧州のカー関連雑誌では、その車名は「KUBANG(クーバン)」ではないかと、言われています。
といっても、2011年のフランクフルトモーターショー11に出品された、SUVコンセプトカーが「KUBANG」でしたので、その名称がそのまま車名になるということになります。
via: https://response.jp/article/2011/09/18/162491
さて、海外のカー関連雑誌では、マセラティが発表した長期計画では、2022年までに、計8車種のPHEV(プラグイン・ハイブリッド)と、4車種のEV車を発売するとのこと。
そして、注目すべき、PHEV(プラグイン・ハイブリッド)搭載のモデルに加えて、EVモデルの可能性もささやかれているのが、新型のマセラティコンパクトSUVとなります。
ところで、マセラティが、”Dセグメント”に進出するとなると、ブランド力を保ち、かつ高めつつ、販売台数を伸ばしていくのは、結構難しい気も。ライバルも多く、競争の厳しい激戦区でもありますね。
ま~、手に届きやすいエントリーモデルからマセラティブランドを購入したユーザーが、やがて、より高い車を買ってくれる・・・という流れになるかどうかは、マセラティとしては頭を悩ませるところじゃないでしょうかね。
マセラティ・SUVの価格(値段)は?
via: https://clicccar.com/2018/08/20/619404/
マセラティの新コンパクトSUV・KUBANG(クーバン)の価格は、680万円~と推測します。
というのは、欧州のカー関連雑誌では想定されていますが、マセラティの新コンパクトSUVのライバル車とされているのが、ポルシェマカン、アウディQ5、BMW X4など。
- ポルシェマカン: 699万円~
- アウディQ5: 636万円~
- BMW X4: 764万円~
マセラティのSUVの価格が、他ライバルメーカーよりも大幅に安いことは考えにくく、むしろ、ブランド価値を落とさないためにも、この価格帯での発売が妥当なのではないかと思います。
後述しますが、パワートレインにフェラーリ製のエンジンを搭載するなど、ブランド価値を高めるべく付加価値をつけていると思いますので、この価格での発売があり得るでしょう。
マセラティのSUVの日本発売時期は
via: https://clicccar.com/2018/08/20/619404/
マセラティのSUVの発売時期は、2022年と推測します。
その理由ですが、欧州の情報筋ではしきりに2022年発売が噂されていることで、おそらく2022年に発売という流れは変わらないと思います。
あと、そもそもマセラティの売上規模は、北米が1位、つづいて2位でイタリア・・・そして3位がここ日本と考えると、発売時期で本国と時間差をつける意味がないかと・・・。
Never afraid to push the boundaries. #MaseratiLevanteGTShttps://t.co/Ri1cVj5nCN pic.twitter.com/enIOJAeoX2
— Maserati (@Maserati_HQ) 2018年12月28日
また、2010年にマセラティ ジャパン株式会社が設立。日本での発売を見越した仕様変更なども事前に済ませていると思いますし、本国との時間差なしで、日本での販売での支障もないはず。
そもそもですが、このサイズ(Dセグメント)のSUV発売こそが、日本の市場をかなり意識しているように思えてしょうがないんですよね。仮に700万円を切る価格で、マセラティのコンパクトSUVが発売されたら、欲しいと思う層は必ずいると思います・・・。
マセラティのSUVのスペックは?
via: https://clicccar.com/2018/08/20/619404/
マセラティが計画しているSUVのスペックについて現在予想されているのがコチラ。
ポイント
- ボディサイズ: 未定だがコンパクトサイズ
- パワートレイン: 以下の通り
- エンジン:フェラーリ・3リットルV型6気筒ガソリンエンジン搭載(長期計画でEV車の設定もあり)
- プラットフォーム: ジョルジオプラットフォーム採用の可能性も
- 最高出力:430ps
- 最大トルク:580Nm
- レベル3の自動運転機能搭載の可能性
また、理想的な50 : 50の重量配分で設計されることや、軽量プラットフォームが採用されることで、速く・安定した走りが可能に。ま~BMWをはじめ、走りを楽しめるクルマに搭載されている”50 : 50の重量配分”は、マセラティとしても、外せないポイントかもですね。
ちなみに、プラットフォームには、アルファロメオ・ジュリアと同じく、ジョルジオプラットフォーム採用の可能性も噂されています。
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パワートレインとしては、トルクベクタリングと800Vバッテリーパックを兼ね備えた”3モーター・AWD”を搭載することが予想されています。このことで、長距離の航続距離の走行と急速の充電時間を可能にします。
また、レベル3の自動運転機能搭載も2022年までに開発。
ポイント
レベル3の自動運転機とは?
「条件付き自動運転」が可能に。特定の条件下での自動運転モードを実行可能。自動運転モード下では、ドライバーは運転操作を休んで、スマホをいじったり、同乗者と顔を合わせて会話もできる。
マセラティに、自動運転機能搭載?・・・とか思いますが、結局のところライバルのBMW・新型Audi A8なども、レベル3の自動運転搭載されるなど、自動車業界の流れ・方向性としては間違いなく、自動運転化に向かって進んでいますね。
良いか悪いかは置いておいて、仕方ない流れなんでしょうね。運転したり、御する楽しみがなくなるのが、アレですけどね。ただ、普段使わなくても、いざというときのオプションとして、自動運転機能搭載もありなのかもしれません。
マセラティのSUVのスペックはフェラーリの血が・・・
パワートレインとして、マセラティのSUVには、前述のように、フェラーリの3リットルV型6気筒ガソリンエンジンを搭載予定です。もちろん、新車価格にもよりますが、フェラーリのエンジンサウンドと走りを楽しめるわけで、悪い話じゃないと思う・・・。
実際、今では中古で手に入る、マセラティ クアトロポルテ、グラントゥーリズモ、またはクーペには、フェラーリ製の(自然吸気)V8エンジンを搭載しており、”割安”でフェラーリならではのスポーティーな走りとサウンドを楽しめるわけですしね。
こういうところは、高級車メーカー同士の提携というわけで、国産車では決して味わえない、楽しみがありますね。
実際に運転していても、相当楽しいでしょうね・・・。
まとめ
- マセラティのSUVの価格(値段): 680万円~
- 発売時期: 2022年
ポイント
- ボディサイズ: 未定だがコンパクトサイズ
- パワートレイン:フェラーリ・3リットルV型6気筒ガソリンエンジン搭載(長期計画でEV車の設定もあり)
- プラットフォーム: ジョルジオプラットフォーム採用の可能性も
- 最高出力:430ps
- 最大トルク:580Nm
- レベル3の自動運転機能搭載の可能性
マセラティのSUVは、プラグインハイブリッドと、EV車のモデルの発売の可能性があり、着実に脱・化石燃料という流れになりそうですね。
欧州のカー関連雑誌の情報では、0➡100キロをわずか2秒以下を目指すとの噂もあり、これからの情報が楽しみな部分もあります。ないとは思いますが、無難過ぎる作りはいらないかな~と思います。
といっても、マセラティはなんだかんだ言っても、あの独特の流線美がウリ=デザインこそ命!のクルマだと思うので、そこは楽しみな一台になりそう・・・。発売されたら、日本で目にする機会も多そうですね!