日本発売のうわさが出ては消えての繰り返しで、ある意味では話題のクルマといえるのが、スバル・アセント。北米で2018年5月に販売開始となり売り上げが好調なだけに気になりますね。
ここでは、スバル・アセントの日本発売時期がいつなのか、価格・スペック・燃費とエクステリアデザインや内装について取り上げます。
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Contents
スバル・アセントの日本発売時期はいつ?
スバルの新型アセントの日本発売時期は、もしされるとしたら2020年と推測します。ただし、日本で販売される可能性は半々(50%)だと思います。その理由なのですが、以下の点を根拠として推測します。
ポイント
- アセントの車体の大きさや燃費が敬遠される可能性
- 仕様変更にかかるコストをかけての費用対効果をスバルが見極めたい可能性
- リコール騒ぎによる影響
まず、1つ目の点として日本でいざ発売された場合、スバル・アセントのその車体の大きさや燃費が正直あまりウケない可能性もあると思います。スバルとしては、そのあたりをしっかりと見極める時間が欲しいのではと思います。
個人的に思うのは、北米で売れたのは、そもそも道幅が広く長距離運転の機会が多いことやガソリンが日本と比べると安いことや、単純に欧米人の体格からして、基本大きめなSUVがウケるといった面があるはず。
もちろん、日本にはアセントとサイズが近いトヨタのランドクルーザーという、車体が大きく「デカいSUV」はあるのですが、トヨタが作り上げてきた”ランドクルーザーというクルマのブランド価値”とすぐに肩を並べるというものでもない気もします。
ただ、単純にこの2つの車種を比較した場合、ペルソナとなるユーザーが”その違いをどうとらえるか”だと思いますし、デザインやインテリアなどでアセントを選択するユーザーもいることでしょう。
引用元:https://www.subaru.com/
また、2つ目の点として、スバルとしては、仕様変更に伴うコストをかけてモトが取れるのかを見極める峙間が欲しいのでは?と思います。そもそもアセントは北米市場専用として開発されたものであり、いざ日本で販売ということになると、仕様の変更が伴います。
北米での標準仕様である左ハンドルから右ハンドルへの設計と仕様変更、ライト類(米国ではライトはエンジン始動と同時に点灯する)などを日本の保安基準に合わせて変更するといった、スバルからすれば”おカネ”のかかる部分をクリアしなければなりません。
また、後述しますが、結構シビアな箇所に発生したリコール騒ぎも微妙に暗い影を落としている気がします。スバルの初動が成功したため、収束したものの、影響は皆無ではない気もします。このあたりをスバル自身も市場も見極めたいんじゃないでしょうか。
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これらの点を考えると、スバルの新型アセントが日本で発売されるにしても、早くても2020年と予測します。
スバル・新型アセントの日本発売で気になる価格(値段)は?
引用元:https://www.subaru.com/
新型アセントが日本で販売された場合、その価格(値段)は400万円~(ベースモデル)と推測します。すでに北米で販売されているアセントの新車価格は、350万~500万円(現為替レート)となり、そこからすると、この新車価格が妥当といえるでしょう。
あるいは、スバルがアセントの日本で販売をしない場合でも、並行輸入ディーラーが取り扱いする可能性もあります。その場合、北米で販売されている価格に、約150万~200万円程度は上乗せした金額が、並行輸入ディーラーでの販売価格となります。つまりベースモデルでも550万円~となり、上位モデルでは約750万円ほどの販売価格となりますね。
ただ、並行輸入ディーラー経由で購入する場合に、不安なのがリコールなどが発生した場合にどうなるかという点。実際、スバルの新型アセントは、2018年7月13日から21日にかけて製造された車種でリコールが発生しています。
その原因は、Bピラー部のスポット溶接の欠陥。この部分ですが・・・かなり大きな力が加わる部分であり、車両の全体構造にとって非常に重要な部分となります。
リコールについての関連記事 ⇒ 新型アセントでリコール!スバルの”神対応”の内容と詳細とは?
スバルのような日本メーカーであれば、リコールにも良心的に対応してくれると思いますが、そもそも並行輸入ディーラーによってはきちんと対応しないケースもあるので、こうしたリコールが万一発生した場合を考えて、少なくとも大手の並行輸入ディーラーで購入した方が安全ともいえますね。
スバル・新型アセント日本発売!スペック&実燃費は?
引用元:https://www.subaru.com/
まず、スバル・新型アセントのスペックの情報となります。
- ボディサイズ: 全長×全幅×全高=4,998×1,930×1,819
- パワートレイン: 2.4L水平対向4気筒DOHC 直噴ターボ
- 排気量: 2,387cc
- 最高出力: 260hp / 5600rpm
- 最大トルク: 277 / 2000-4800
- 乗車定員: 7 / 8名
ちなみに、こちらがランドクルーザーのボディサイズとなります。
- ランドクルーザー: 全長×全幅×全高=4,950×1,980×1,870~1,880
こうみると、新型アセントは、ランクルよりも一回り大きなボディサイズであることが分かります。
そして、注目すべき点はエンジンですが、新開発の2.4L水平対向4気筒DOHC 直噴ターボを採用しています。その意識したライバル車は3.5L 6気筒エンジン。
アクセルを踏んだときの、いったん「ガツン」とくるようなあの重さを感じず、ストレスのないスムーズな加速性能を実現しています。
つづいて、スバル・新型アセントの燃費ですが、スバル側の発表している燃費は以下の通りです。
Subaru claims 8.9 L/100km highway and 11.5 city on regular (not premium) unleaded.
(測定法は、市街地を想定したEPA city cycle&郊外を想定したEPA highway cycle)
こちらは海外でのスバル発表のアセントの燃費情報なのですが、分かりやすく言うと、高速走行は11.2km/L、市街地での走行は8.6km/Lということになります。
ただし、実燃費となるともう少し落ちることが考えられます。高速走行で10km/L、市街地での走行は7.0km/L程度になるのでは推測します。
ただ、スバルの新型アセントについては、そもそもが巨体であり、走行性能などを重視すべきで、あまり燃費を考えてはいけない車だと思いますね。ですので、燃費をシビアに考える人は、他の車種を選んだ方がイイと思います。
スバル・新型アセント日本導入で気になるエクステリアデザイン&内装は?
スバルの新型アセントのエクステリアデザインと内装についてご紹介します。
まずエクステリアデザインですが・・・。
引用元:https://www.subaru.com/
個人的には、フロントの顔が好きですね。とくにライト周りの目元の表情が、最近多い”怒り顔のクルマ”と違い、ほどよいおおらかさを感じさせる表情で、クルマの大きさとマッチしていると思います。
また、ランクルと違うのは、たしかにランクルよりも一回り大きいサイズではあるのですが、車高はランクルにくらべ低いサイズで押さえ、ほどよい流線形デザインで、良い意味でアウトドア感が消え、シティユースにもぴったり合うデザイン感ですね。
さて、新型アセントの内装ですが・・・
随所にスバルらしさが表れているドライバーシートからの眺めですね。ステアリングのデザインなどは少し懐かしい雰囲気がありますし、全体として良しも悪しくも変わらないスバルの雰囲気ですね。
近未来感をそれほど感じない光景ともいえます。
シートの質感や全体との調和のとれた色使いなどは、乗っていて心地の良さを感じそうですね。
引用元:https://www.subaru.com/
個人的には、この後部座席とラゲッジスペースの広さはイイと思います。シートを倒してこれだけの圧倒的なスペースがありますからね。収納がたっぷりできて、というのはうれしいところ。
引用元:https://www.subaru.com/
スバルの新型アセントのエクステリアデザインと内装は、良い意味で変わらないスバルのスタイルという感じがしますし、アウトドアでも街乗りでも似合いそうな雰囲気です。
スバル・アセント日本発売で右ハンドルの可能性は?並行輸入が唯一の切り札?
筆者も気になっていたのが、もしスバルアセントが日本発売された場合、右ハンドルの可能性があるかについてです。
結論から言うと、仮に国内で発売されれば、右ハンドルでの発売の可能性が高いと思われます。やはり仕様変更(右ハンドルへの変更)はしてくると推測します。
ただし、現状では、前述のように国内発売への気運を全く感じません。ですので、今どうしてもアセントが欲しいようであれば、並行輸入という手段しかないでしょう。アセントの並行輸入であれば、左ハンドル仕様での発売になるはずです。
その理由が、アセントが生産されているのが、アメリカ・インディアナ州の「SIA」(スバル・インディアナ・オートモーティブ)であること・・・。
メインターゲットが左ハンドルユーザーである北米マーケットであるため、右ハンドル車の発売および発売の計画がないのが現状です。
ただ、実は、アセントの人気は高く、日本国内でのスバルユーザーからアセントの国内導入への期待の声が大きいんですよね。
個人的に思いますが、多分、アセントが日本国内販売されれば、そこそこの台数売れると思います。スバリスト以外での買う人が多いと思うんですよね。
トヨタのランクルとかにしてみれば、結構脅威じゃないでしょうか・・・。それくらいアセントの完成度が高いので。
ですので、期待したいですね。
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まとめ
- 発売時期: 日本発売があるとしたら2019年
- 価格: 400万円~(ベースモデル)/並行輸入ディーラーのみでの販売の場合の価格は550万円~(ベースモデル)
- スペック: エンジン・ボディサイズなどのスペックは以下の通り
・ボディサイズ: 全長×全幅×全高=4,998×1,930×1,819
・パワートレイン: 2.4L水平対向4気筒DOHC 直噴ターボ
・排気量: 2,387cc
・最高出力: 260hp / 5600rpm
・最大トルク: 277 / 2000-4800
・乗車定員: 7 / 8名
- 燃費: スバルの情報では高速走行は11.2km/L、市街地での走行は8.6km/L(実燃費は高速走行で10km/L、市街地での走行は7.0km/L程度)
- エクステリアデザインと内装: アウトドアとシティユースどちらでも合うデザインで内装は奇をてらわずシンプル
スバルの新型アセントですが、日本発売時期が待ち遠しいという人もいるはず。全体から受ける印象としては、価格・スペック・燃費とエクステリアデザインや内装といった部分は、質感の良さを感じますしある程度の高級感も感じることができます。
言い方を変えると、「想定範囲内かな~」と思いました。あまり冒険はしていない作りという感じはしました。
ただ、いざ日本で新型アセントが発売された場合、細い道が多いエリアで乗ることが多い、奥さんや娘さんがハンドルを握る機会もあるといった人には正直厳しいかも。これだけのボディサイズですから、取り回しはキツイと思います。ある程度、乗り手を選ぶクルマといってもいいかもしれません。
しかし、アウトドア大好きで、いつもクルマを運転するエリアの道が広い、長距離を頻繁にする・・・といった乗り方をする人にはぴったりだと思います。
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