ここでは、レクサスLCFの最新情報、日本発売時期、価格(値段)、ライバル車、スペックなどについて迫ります!2000万円超!という噂もある一台なんですが、こういうクルマが売れるようになると、レクサスもブランディングに成功したといえると思います。
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Contents
レクサスLCFの最新情報!
まずは、レクサスLCFの最新情報から。結論から言えば、(後述しますが)レクサスLCFの発売は近いと推測します。
その理由を説明していきますね。
根強くあるEV車へのトレンド転換論
2018年の春先ころには、”正直、レクサスLCFの開発の手が止まったのでは?”と懸念していました。というのも、「開発が正式にストップ」になったというアナウンスがあったことから、「当分は、発売はないのでは?」と思わざるを得ない時期がありました。
その理由が、一ユーザの肌感覚で感じる点として、車社会を取り巻く世論の風潮が、分かりやすく言えば、「トレンドは脱化石燃料なのに、なぜそんなガソリンエンジンのゴリゴリ速い車を出すの?」という点があるかと。
実のところ、ヨーロッパでは自動車カーブランドが2030年までに、ガソリン車&ディーゼル車の販売を禁止する動きが活発化していますよね。また、東洋経済によると、この点として関連して、次のような記事もありました。
イギリスとフランスは昨年、2040年までにガソリン車、ディーゼル車の販売を禁止する方針を打ち出した。昨年秋、アメリカでは約10州で排ガスゼロ車の販売義務を課す規制が強化され、中国でもEV(電気自動車)などの生産を一定割合で義務づける新規制が発表された。
出典元:東洋経済オンライン「自動車最前線」(2018年3月)
でも、これって、裏読みすれば、こういうことだと思っています。
つまり、ベンツ、BMWといった欧州のカーブランドが「俺たち、CO2排出量抑制の規制に適合した車を作れないし・・・じゃ~いっそのことガソリン、ディーゼルエンジンモデルは作るのを止めようぜ!」と言っているようなものだと思っています。
EV車に舵を切るというのは、「規制に適合するクルマ作りが(技術的に)できない!」と白旗を掲げているようなものだと思います。
レクサスがLCFを投入する読みとは?
さて、ここでレクサスLCFの話に戻して・・・昨年まで開発がトーンダウンした空気がありましたが、決してそんなことはないと思いますね。
レクサス=トヨタの開発陣の頭に中はこういうことじゃないかと感じています。
ポイント
「これってチャンスじゃん!だって、ベンツ、BMWといったライバルが勝手にガソリンモデルから手を引くようなものでしょ?俺たちは、CO2を削減し、規制に適合するクルマを作ればいいわけでしょ?そして、”カイゼン”すればいいわけでしょ!つまり、以下の部分を押さえておけばいいんでしょ・・・」
- 内燃機関とトランスミッションを見直して、エンジンの高効率化を図ってCO2を削減→ 規制適合するクルマを作る
- すべての人がEV車に乗りたいわけじゃないはず!ガソリンモデルのニーズは高い!シェアを取れる!
実際にこんな会話があったかどうかは分かりませんし、あくまでも憶測の範疇でしかないですが、一つ言えるのは、そう簡単に、”EV車一辺倒みたいなトレンドにはなることはまずない”と思いますね。
各社がEV車へのトレンド転換なんて、カーメーカーの技術力不足を露呈しているようで、もうツッコミどころが満載ですよ。
だって車の販売マーケットはヨーロッパとかだけじゃないわけで、少し俯瞰してみれば、アフリカなどのいわゆる発展途上国にも売らないといけないわけですよね。
それらの国に、EV車を維持できるようなインフラもないですよ!これらの国は、正直ロジスティクスだって全然ダメですし。
しょっちゅう停電したりするような国だったり、そもそも電気さえまだ安定供給できない国もたくさんあるわけで、極端な話、EV車のみに注力すると、それらの国のマーケットを、みすみす手離すようなものですよね。
They just announced the Lexus LCF for 2020. Meet my next car folks.
Currently have the RCF
Drool with me pic.twitter.com/JC763gA357
— END | STARMIE G 🔜 Combo Breaker (@StarmieGee) 2019年3月1日
ですので、実は、レクサスなどの正直、真のブランド力でベンツやBMWに今一歩追いついていないカーブランドは、焦らず、CO2を規制するクルマ作りを目指しながら、規制をクリアした、速いガソリン車を恐れずに発売し続けるべきだと思います。
トヨタは、今こそ、シェアを取れる絶好のチャンスだと思うんですよね。「そこで、腰が冷けてどうする?」という感じですよ。
繰り返しになりますが、そんなすぐにEV車一辺倒の時代は来ないと思いますし、ユーザー目線に立って考えた場合でも、”ない”と思います。絶対に一定の割合で速いガソリンモデルの車が欲しい層がいますから。
結論として、トヨタは、まだまだガソリンモデルのニーズがあると考えて、レクサスLCFを必ず発売するし、引き続きブランディングに力を注ぐと思います。さらに、その先には、EVとFCVのシェアが拡大する遠い未来があると思うんですが、そこを見据えて開発も進めていくと思いますね。
レクサスLCFの日本発売時期はいつ?
レクサスLCFの日本発売時期はいつかについてですが、2020年を予想します。
2019年発売という流れで語っているカー関連メディアや、一部の海外のカーメディアの中には、相変わらず2021年を予想しているものもありますが、早くて2019年年末にプレミア→2020年発売という流れと推測します。
やはり、2020年のオリンピックですね。レクサスのこの手のクルマが欲しいユーザー層は必ずいるので・・・。消費税増が・・・とか関係ないはず。
2020年の東京オリンピック開幕前に、発売すると思いますね。やはり”景気は気”(これ亡くなった勝谷誠彦が良く語っていたフレーズなんですがその通りだと思う)ですから・・・。
2020年の東京オリンピック前は盛り上がると思うし、消費も動くと思うんですよね。そんな中、レクサスLCFの日本発売をすれば売れると思うんですよね。
レクサスLCFの価格(値段)は?
レクサスLCFの価格(値段)ですが、2000万円~のスタートとなるでしょう。
海外カー関連メディアの予想でも、やはり2000万円超の価格設定を予想しているものが多いですね。
そもそもレクサスLCFは、レクサスLCのハードウェアバージョンという位置付けですし、そのベースモデルのレクサスLCの新車価格が1300~1475万円となっています。
レクサスLC
ちなみに、レクサスLCFは、大量生産モデルではなく、欲しい(買える)層が買うというタイプのクルマになりますので、販売台数もある程度限られるかと。
これらのことから考えても妥当な価格かと思いますね。
でも、やはり2000万円オーバーのホンダNSXといい、1800万円オーバーのGT-R NISMOといい、かつてのバブル期のように、この価格帯のクルマが売れるようになると、日本の未来は明るいと思いますね。
>> レクサスLCコンバーチブル(LC-C)・最新情報!価格(値段)・日本発売時期・スペックはズバリ!ライバル車は?
レクサスLCFのライバル車はコレ!
レクサスLCFの想定されるライバル車は次の通りです。ジャガーFタイプSVR、メルセデスAMG GT R、ポルシェ911などです。
- ジャガーFタイプSVR: 1870万円~
- メルセデスベンツAMG GT R: 2382万円~
- ポルシェ911: 1519万円~
レクサスLCFも、これらの車と肩を並べるブランド価値を獲得してきたといえるかというと、価格を見ればそうとも言えるのですが、デザインは、レクサスのデザインとかは、やはりコレなんでしょうかね。
他の高級車メーカーから感じる、独特の重厚さ(単純に車重もあると思いますが)、とか迫力みたいなものは、レクサスの場合にはそこまで感じなかったりするんですけど、それもまた日本らしい個性なのかもしれません。
デザイン面のとらえ方は人それぞれなので、難しいですね。個人的には、レクサスとかもう少しデザインなんとかならないの?とか思いますし、でも一方でこのデザインでも売れている現実があるわけで・・・。
レクサスLCFの予想スペック
レクサスLCFの予想スペックがコチラ。
ポイント
- パワートレイン:4L・V8 DOHC ツインターボエンジン
- 最高出力: 670ps/6,800rpm
- 最大トルク: 66.3kgm/1,600〜4800rpm
- 駆動方式: FR(後輪駆動)
- トランスミッション 10速AT
- 0~100 km / hまでの速度:4秒以下
- 最高速度: 約320 km / h
プラットフォームは、レクサスLCと同じくGA-Lプラットフォームを採用。特長となるのが、徹底した軽量化です。
ボンネットやルーフなどボディ各所のパーツは、カーボンファイバー製となることで、結果として、通常モデルと比べ7%の軽量化に成功するはず。
レクサスLCFの最新情報!日本発売時期&価格(値段)は?ライバル車など~まとめ
- 最新情報: トヨタは、ガソリンモデルのニーズを見据えて、レクサスLCFを近い将来必ず発売することで、化石燃料廃止の動きが見える欧州カーメーカーのシェアを取りにいくはず(と信じたい)
- レクサスLCFの日本発売時期:2020年
- 価格(値段):2000万円~
- ライバル車: ジャガーFタイプSVR・メルセデスAMG GT R・ポルシェ911など
- スペック: 以下の通り
ポイント
- パワートレイン:4L・V8 DOHC ツインターボエンジン
- 最高出力: 670ps/6,800rpm
- 最大トルク: 66.3kgm/1,600〜4800rpm
- 駆動方式: FR(後輪駆動)
- トランスミッション 10速AT
ここでは、レクサスLCFの最新情報を取り上げました。また、日本発売時期、価格(値段)、ライバル車についても。
トヨタが、脱無難路線で、面白い車を作れるようになると、評価も変わると思うんですよね。昔はトヨタも結構面白い車を作っていたんですよね。これはもちろん、トヨタだけじゃなくて国産メーカー全体に当てはまると思います。
それがいつからか、軽量化→過度の低燃費化に行きだしてから、つまらないクルマも増えてしまった気がします。
レクサスLCFをはじめとした次世代のクルマ作りでは、無難とかは置いておいて、尖った個性的なクルマも発売してほしいものです。
>> レクサスLCコンバーチブル(LC-C)・最新情報!価格(値段)・日本発売時期・スペックはズバリ!ライバル車は?