写真写りがイマイチだから「免許証の写真を変えたい!」と思う場合、更新時期以外の撮り直しは可能なのでしょうか?
免許証の写真を変える裏技とかはあるのでしょうか?
「免許更新のときの写真写りがひどい!」と思っていたり、免許更新の写真撮影であとで振り返ると恥ずかしくなる攻めた髪型やメイクで撮影に臨んでしまい、やっぱり今になって後悔…なんて方もいるかもしれません。
でも運転免許証は、就職など、人生の重要なタイミングで身分証明書として提示する必要が生じることがあります。そんなときに「自分的に納得できないひどい写真写りの免許証を出すと相手の心証が絶対悪くなる…」のはイヤですよね。
では、早速、「免許証の写真を変えたい」と思った場合の撮り直しが可能か、裏技があるのかについて本題に入ります。
Contents
免許証の写真を変えたい!でも”更新時期以外の撮り直しは原則NG”!
結論から言うと、更新時期以外での撮り直しは原則的にNGです。つまり、たとえば次のようなケースでの更新期間外の撮り直しはできません。
注意ポイント
- 写真写りがひどい!最悪の写真写りだからイヤ!
- 当時良かれと思っていた髪型やファッションが今見たらダサすぎる…
- ユーチューバーみたいな攻めた写真で撮影してしまって激しく後悔
ですので、上記のような理由で「免許証の写真が気にくわないし、見るたびにテンション下がるから撮り直したい!」というのは、残念ながらダメということです。
つまり、”運転免許証の更新期間外に写真を取り直して、免許証を作り直すこと”はできません。
運転免許証の写真の撮り直しができる場合もある!
では、”いかなる場合でも運転免許証の写真の撮り直しができないのか?”というと、必ずしもそういうわけではありません。たとえば、次のようなケースでは、撮り直しができます(あるいはできる可能性があります)。
ポイント
- 誤って運転免許証を紛失・汚損・遺失・破損・盗まれた!
- 整形手術や医療上の理由で免許証の顔写真と今の顔が大きく変わった!
1. 誤って運転免許証を紛失・汚損・遺失・破損・盗まれた!
”誤って運転免許証を紛失・汚損・遺失・破損した!盗まれた!”ケースでは運転免許証の再発行手続きを取りますので、必然的に写真も撮り直しになります。
たとえば「身分証明書用のコピーを取ろうとしてコンビニのコピー機に置き忘れて紛失した!」とか、「仕事中うっかり塗料の中に落としてしまい、塗料の色が落ちず身分証明書として機能していない!」など・・・あきらかに故意ではなく、うっかり…とか過失が原因で失くしたり、汚してしまったケースになりますね。
コンビニのコピー機お願い。。コピーとった後に蓋開け忘れてますよってブザーつけてください。。私の前の紳士も取り忘れていて、ドヤ顔でお忘れですよって渡してあげた張本人がコピー機に運転免許証と個人番号通知カード忘れたよT_T しかも5日間気づかなかったよT_T お願いだよ、、、
— iina (@iina_vegegeek) 2016年12月8日
ちなみに、筆者も過去に運転免許証をコンビニのコピー機に置き忘れたことがありました。そのときには店員さんにすぐに連絡を取り事なきを得ましたが、うっかり免許証を紛失するということは、比較的、あり得るケースだと思います。
ですので、繰り返しになりますが、「免許証の写真写りがひどいし最悪だから撮り直ししたい!」から、紛失したことにするとか、ないと思いますが故意に汚したりといった行為はNGです。
「公用文書等毀損」の罪に該当する犯罪行為とみなされてしまうことになるので、絶対にやめましょう♪
2. 整形手術や医療上の理由で免許証の顔写真と今の顔が大きく変わった!
これは、いわゆる顔を整形して大きく顔が変わったケースなどが該当しますね。また、事故や病気など特定のやむをえない理由で顔を手術したことで、やはり免許証の顔写真と今の顔が変わった場合も該当します。
整形前の写真なんて全然ないっ
って思ってたけど、ありました運転免許証🚗
ブスが財布の中にいたよ( ͡° ͜ʖ ͡°)
— 砂名_輪郭3点DT中🇰🇷渡韓6/6-6/9,7/12-7/16 (@sana_lo_ol) 2019年2月27日
ただし、このようなケースに該当すると自分で判断して、”顔が変わったから免許証の写真を変えられる”ということには、必ずしもならない場合があります。その理由は、顔が変わったとしても、運転免許証の効力が無くなるという意味ではないからです。
それで、もしこのケースに該当する場合には、自分で判断をせずに、免許センターに相談するようにされてください。
ダイエットで激やせした場合、免許証の写真撮り直しはできるの?
中には、免許証の写真などを見ていて過去の自分と決別したくて、「やせよう!」と一大決心をしてダイエットに成功する方もいるかも・・・。
とくに、最近流行っているライザップなどのダイエット法を行ったことで、中には、大幅に体重が減少した方もいるかもしれません。
実際、この手のダイエット法は、数十キロ単位で体重が落ちる場合もありますよね。ですので、ビフォーアフターの差はかなり大きいはず。顔を含め外見が大きく変わることもあるでしょう。
しかし、ダイエットでの激やせを理由に、運転免許証の写真を変更することはできません。
その理由は、前述のように、”顔が変わっても運転免許証そのものの効力は無くならない”からです。
ダイエットを遂行した決意と行動は素晴らしいですが、繰り返しになりますが、ダイエットで激やせしても、運転免許証の写真を撮り直しはできませんので覚えておきましょう^^
結論: 免許証の写真を変えたい!でも更新時期以外での撮り直しの裏技はなし!
運転免許証の写真がひどいからとか自分的に最悪だから変えたいと思っても、残念ながら更新時期以外で撮り直しする裏技はありません。
前述のように、過失や”うっかり”で免許証を紛失したり汚してしまったりして、再発行するのはアリです。
しかし、”免許証を失くしたことにして”、再発行手続きを取り写真を刷新するのはNGです。もちろん、運転免許証を故意に破損したり紛失した事で逮捕されるような可能性は極めて低いです。
運転免許証が不運にも破損してしまい
泣く泣く再発行に来ています!
もー痛い出費だわ〜(✿ฺ◕ฺ‿◕ฺ)ウフッ♥
もう!これは本人のですか?って聞かれなくて済む!
申請書書いて確認してもらっている時に!
女の◯されてるし💦…ヾ(๑╹◡╹)ノ"— 🌻 凜 🌻 (@togawa_RIN) 2018年12月28日
でも、リスクを考えると、免許証の写真を変えたいという理由で、運転免許証を故意に紛失したり破損させることはオススメしません。
故意(わざと)免許証を紛失&破損するとこんなリスクがある!
もし、故意(わざと)免許証を紛失&破損して、再発行しようとすると次のようなリスクがあります。
ポイント
- 「公用文書等毀損」の罪に抵触してしまう可能性がある
- お金と時間がかかる
1. 「公用文書等毀損」の罪に抵触してしまう可能性がある
これは、前述でも説明していますが、「公用文書等毀損」の罪に抵触するリスクがあります。
それで、故意(わざと)免許証を紛失&破損して再発行という行為はやめましょう^^
2. お金と時間がかかる
免許証を失くしたこと(破損も含む)にして再発行すると、お金と時間がかかります。具体的にご説明します。
注意ポイント
- 再交付手数料として3,500円払う必要はあり、写真撮影の料金も別途かかる。
- 再交付のためにわざわざ免許センターや地元の警察署へ行く必要がある。
- 紛失や破損などを理由に再発行した場合、免許証の番号の下一桁(通常は0)に再発行の回数が記載される。この回数の意味も分かる人には分かるため、不利に働く場合がある
- 免許証再発行をした場合、次回の免許証の更新時期は変更されないため、時間とお金がもったいない(例:免許の更新時期が1年後の場合、その更新時期が後倒しにならず、既存の更新時期はそのまま)
このように、免許証を故意に紛失したことにして再発行という手続きをすると、リスクやデメリットが多いです。
ですので、「免許証写真がひどい」と思っても、次回の更新時期まで少し我慢するようにしましょう。もし免許証の写真を見てテンションが下がるようなら、次回の更新時期までの間は、なるべく免許証写真は見ないようにした方がいいかもしれません^^
もう「免許証の写真を変えたい」にはなりたくない!対策方法は?
結局のところ、「免許証の写真を変えたい(泣)!」という事態にならないためには、最初の運転免許証の写真撮影で「バッチリ決める」ことが必要です。
こちらの記事では、免許証の写真撮影で役立つ情報を紹介していますので、参考になさってください。
「あるある」として、最初の写真撮影で自分のペースで撮影ができずに、不機嫌そうな表情になってしまい、自分的に「ひどい!最悪な表情」になってしまうこともあるはず。
あなたの一番良い表情で運転免許証の写真で写るためには、少しの工夫が必要です。いいかえれば、ちゃんとした知識を持っておくことが必要になります。
免許証の写真は、3-5年間は身分証として使うだけに、自分にとってのマックスで写りたいですよね。
まとめ
ここでは、「免許証の写真を変えたい(泣)」と思う場合に、更新時期以外に撮り直しができるのか、また撮り直しの裏技があるのかを取り上げました。
- 更新時期以外での撮り直し: 原則的にNG!できない
- 撮り直しができるケース: 以下の通り(ただし必ずしも撮り直しが可能というわけではない)
ポイント
- 誤って運転免許証を紛失・汚損・遺失・破損・盗まれた!
- 整形手術や医療上の理由で免許証の顔写真と今の顔が大きく変わった!
ある調査では、免許証の写真を撮った3割の人が「前の免許証の写真と比べて老けていてショックだった」と答えています。
もちろん、3-5年間というのは短い期間ではないので、違いを感じてしまう人もいるかも。でも、免許証の写真は多くの場合、流れ作業的に次々と撮影が行われるので、自分本来の表情とかけ離れて写ってしまうことも多いんです。
いいかえれば、「自分のマックスの魅力を引き出せず、うまく撮れなかった・・・」人も多いはず。
でも、少しの工夫をすれば、免許証の写真もかなりイイ感じに撮れますので、前もって少し準備をしておきましょう^^
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