新型RAV4試乗車を試乗した試乗記の感想ブログ記事となります。忖度0(ゼロ)でレポートします!
前から是非乗りたい!と思っていたのがトヨタ新型RAV4。なぜ試乗したいと思っていたのか?・・・まず一つ目に、一度日本市場から姿を消していたことで飢餓感が高まってしまっていたからです。
また、その一方で、北米を中心としたマーケットではずっと販売され高い人気を得てきたのがトヨタ新型RAV4。基本、見た目感はカッコいいし、北米での評価も悪くないんですよね。
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— Mildredd839@gmail.co (@mildredd839) 2019年5月31日
そんなトヨタRAV4が、新型モデルとして日本再上陸となると、試乗しないわけにはいかないです。そして、個人的に一番気になっていたのが、シティユースに寄せてきているのか?アウトドアユースに寄せてきたのかです。
結論からいうと、「仕上がり感がスゴい!欲しい!突っ込みどころを探していたのにほぼ見当たらないし・・。シティユースとアウトドアユースのちょうどイイ落としどころをとらえている!」でした。
でも、気になった点とかもできるだけ書いていきますね。
では、新型RAV4試乗車を試乗した際の”試乗記の感想ブログ記事”をさっそく紹介していきます。
Contents
新型RAV4試乗で感じた!新型RAV4の外装(エクステリア)
まずは、新型RAV4の外装(エクステリア)からです。新型RAV4が日本で発売される前から気になっていたのが、単純にカッコいいかどうかの点。
結論からいうと、忖度なしにカッコ良いですね~。
結局、車はどんなにスペックや燃費が良くてもカッコ悪かったりブサイクだと、興味がわかないし、購入したくないもの(個人的感想)。それが、新型RAV4については、「この新車価格帯でここまで仕上げていれば合格点でしょ!」というレベルだと思いました。
トヨタが、エントリーモデルで300万円を切る新車価格帯で、クラスを超える質感でここまで仕上げてきたのは高評価ですね。カラーも多彩ですので、選ぶ楽しさもあります。
>> 新型RAV4カラーバリエーション&人気ランキング!オススメはこれ!
新型RAV4試乗前にRAV4の外装(エクステリア)を眺めてみて思ったこと
今回、試乗したのは新型RAV4のガソリンモデルでした。しかし、展示されていたのがハイブリッドモデルでしたので、新型RAV4の試乗の順番待ちの間、いろいろな角度から見てみました。
ちなみに、パワートレインを除けば、ボディサイズなども含め、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの違いはほとんどありません。ですので、見た感というかエクステリアデザインは、ガソリンモデルとハイブリッドモデルはほぼ一緒と思って大丈夫です。
新型RAV4を見て思ったのが、「ダサく見える角度がない」という点。
いろいろな新車を見ますが、けっこうな割合で、さまざまな角度から見まわすと、”ある部分は超カッコイイ”のですが、ある一部が「どうしたの?」というくらい、超絶ダサい場合があります。
ですが、新型RAV4については、完成度が高く、上から見下ろしてみても、下から見上げるようにしても、横からみても、スキのないデザインに仕上がっていると思います。
ただ、個人的に思う若干残念な部分は、ガソリンモデルでは、タイヤハウスの周辺やサイドスカート部などにプラスチックを多用しているのですが、それが当たり前といえば当たり前なんですが、プラスチッキー感の安っぽさを感じる部分ですね・・・
このあたりが、昔のRAV4のプラスチッキー感を瞬間的に思い出させる部分だと思います。
↑ こちらはハイブリッド車なのでプラスチックの使用はタイヤハウス回りに限られている
でも、このアクセントとしてプラスチックを使用している部分も、比較的若い世代であれば、「スポーティでアクティブなイメージを演出している」という印象になると思います。
ですので、人によって受け止め方が違うとは思います。
一方、ハイブリッドモデルの場合、プラスチックを使用している箇所が少ないので、シティユースにピッタリとしたイメージですし、スッキリとした印象を受けるはずです。
新型RAV4の外装(エクステリア)のイケてる角度を分析
新型RAV4のエクステリアになぜダサい角度がないのかですが、これは多分にペンタゴンデザインともいわれる、”多角形デザイン”を取り入れている部分が大きいと思います。
つまり、車に立体感が生まれることで微妙な陰影が出来、結果として、車のいわゆる”ノッペリ感”がなくなり、カッコよく見える効果はかなり大きいと思います。
実際、車のデザイン面において、太陽、月光、夜間の道路の照明といった”光”が与える影響はかなり大きいです。トヨタは新型RAV4の開発にあたり、光によって生まれる陰影をいかに効果的に使うかを徹底的に研究してきた印象を受けました。
今度、展示されている新型RAV4を見たり、試乗される際に見ていただくとわかりますが、光が横、斜め上等から当たっているときの、車の立体感が絶妙だと感じると思います。
これは、個人的な感想ですが、丸み系のデザインを売りにしているデザインには難しさがあると思っています。
つまり、流線形をきれいに処理しないと、ダサく見える瞬間があると思います。つまり、本当のデザイン力を試されるのは、丸み系のデザインを手掛ける場合じゃないかと感じています。
「じゃ~新型RAV4のデザインがイージーだったか?」というとそうではないと思います。
それをいえばプリウスだって角面を使っています。ですがダサいです(個人的感想)。「もしかすると時代が追い付いていないだけかな」と思ったり、「いや、そんなことはないでしょ」と逡巡したり・・・・
新型RAV4については、デザインのまとまり感のバランスが良く、上品さも感じることができるので、このあたりがオススメポイントだと思いますね。
新型RAV4試乗前に新型RAV4の内装(インテリア)徹底分析!
ここでは、新型RAV4に乗ってみて感じた内装(インテリア)の印象をご紹介しますね。
北米で戦ってきた”高身長対策”が完璧!
新型RAV4にについては、前席&後席とも、広いです。筆者は身長が185センチ近いので、新車試乗にしてもそうですが、まず気になるのが車内の全席の膝回りと頭回りのスペース感です。
高身長の方であれば、お分かりいただけると思いますが、フットスペースやヘッドスペースが狭い車はけっこうストレスになりますよね?
もちろん一時的に乗る分にはイイですが、自分の車として保有すること考えた場合、筆者の場合は後席の狭い車を買いたいと思いません。その理由は、自分が後席に乗る可能性があるからです^^
新型RAV4は、見事に高身長対策をしてきています。これは体格の良い欧米人がメインユーザー層である北米で、ライバル車と戦い勝ってきた実績の現れだと思います。
具体的に書きますね・・・
ポイント
- 前席(運転席&助手席) ⇒ シートを思いっきり下げれば身長185センチ程度はまったくストレスを感じない。身長190センチ近くでも大丈夫。
- 後部座席 ⇒ 前席に高身長の人が座っていてシートをマックスで下げていても、平均身長+αは全く問題なし!身長185センチ近くでも、膝回りにスペースがあり快適なドライブを楽しめる。
筆者は新型RAV4に試乗するまで、正直、”前席を広め設定&後部座席は犠牲”というモデルの可能性を考えていました。実際、その手の車もたくさんあります。
レクサスUXなどもぶっちゃけそうですよね。後部座席の広さがイマイチ感があります。
そうなると、”子供が小さいうちはいいんだけど、子供が成長して大きくなったら乗り換え”ということになるはず。
ですが、新型RAV4については、極端な話、子供が大学生とか社会人などいわゆる大人の体格になっても、すべての席に大人が乗ってもストレスなくファミリーでドライブできる車に仕上がっています(もちろん子供がバレーボールの選手のような極端な高身長の場合は除く)。
つまり、新型RAV4が幅広い年齢層のファミリー層にとって乗りやすい車になっているということ。
しかも、後述しますが、新型RAV4が様々なユースに利用できるため、子供の成長に合わせて変わってくる家族としてのライフスタイルの変化、趣味嗜好の変化(インドアとアウトドア両方楽しみたい的な変化)などに対応できるということです。
新型RAV4で気づいた高身長対策でもうひとつ付け加えると、車内の頭回りの箇所が”ゆる~くカーブ(弧)を描いており”、ヘッドスペース回りにスペースを生んでいること。
ですので、(誤解を生んだらごめんなさい)座高が高いタイプの背の高い人でも、ストレスなく乗れると思います。
新型RAV4のシートの質感&座り心地など
新型RAV4のシートの質感や座り心地について取り上げますね。個人的な印象になりますが、新型RAV4が新車価格260万円スタート(ガソリンモデル)の車と考えると、十分合格点だと思います。
その理由は主に2つです。
ポイント
- シートは基本硬めに仕上げてある。
- シートの色合い&風合いがシックで安っぽくない
最近のアウディなどの欧州車のつくりを想起させる部分でもありましたが、シートが硬めに仕上げてあるのはプラスポイントですね。結局、硬めのシートの方が長距離乗っていても疲れにくいです。
最近、筆者も含めてなんですが、周囲でも運動不足のせいか腰痛持ちの人が多いのですが、硬いシートを採用した車の場合、”シートの沈み込み感が薄いので”、長く座っていても腰への負担が少なく、結果として疲れづらいはず。
腰痛持ちで腰などに不安を抱えている人にとっても座り心地が良いと思いますね。
さらに、シートの色合いと風合いがシックで安っぽくないのもうれしいところ。シートがスッキリとシンプルなデザインに仕上がっているのもプラスポイントだと思います。
新型RAV4のシートは基本、明るい白系と黒の2色ですので、好みに合わせて選ばれると良いと思います。
新型RAV4の試乗で分かった!内装(インテリア)&装備品の質感は合格点?
前述のように、新型RAV4の内装(インテリア)、装備品の質感は合格点だと思います。
その理由は以下の2つです。
ポイント
基本シンプルにまとまっている
プラスチック感が薄い
新型RAV4の内装は、”大人らしい上品な空間作り”をかなり意識していると思います。一般的に、ゴテゴテと色合いが多かったり、変に凹凸が多い車内は落ち着かないですし、なんとなく子供っぽい印象になることもあります。
しかし、新型RAV4の内装については、基本、”黒メイン+シルバーを一部アクセント”といった具合に、シンプルでシックにまとまっている印象です。つまり、インパネ系、各種グリップ系、センタースイッチといったパーツ類に安っぽさはなく、質感の高さを感じます。
もちろん、実際には人によって、要所要所にプラスチッキー感を感じる部分もあるかもしれません(文字通りプラスチックを使用しているので^^)。
ですが、全然許容範囲だと思いますね。
つまり、20代~30代はもちろん、40~50代でも「浮いた感がなく」全然乗れる1台に仕上がっていると思います(メインのペルソナは20-40代あたりという印象は受けますが・・・)。
新型RAV4の試乗時の運転席で感じたファーストインプレッションとは?
新型RAV4の運転席に座ってみて感じたファーストインプレッションは、「エクステリアを見るとデカい!と思うけど、車内に入ると、意外と良い意味でデカさを感じず、取り回しやすい!」というものでした。
筆者は、身長が185センチ近いので、いつもと同じように今回も、運転席で無意識に一番高いチルトの位置でステアリングを合わせましたが、低すぎることもなく、ステアリング操作をしやすかったです。
ミニバンほどではないにしても、それに近い高さで視点を保って運転できるので、長距離でも疲れづらいと思います。また、前後左右の周囲の状況の変化をいち早く察知して対応できると思います。
さらにステアリングがメーター類にかぶって見づらいということはなく、メーター・計器類のすべての表示をきちんと視認することができました。
インパネ系やグリップ系、スイッチ類も、人間工学的にストレスがなく使いやすい印象を受けました。余計なものがついていない印象ですので、最近の車にともするとありがちな「機能が沢山で使いこなせない」ということも少なそうです。
また、要所要所の細かな部分に気配りを感じます。そのうちの一つが、徹底的に死角を潰している点。
細かい話ですが、フロントドアベンチ(前席のサイドウィンドウの前にある小さな三角窓)とリアサイド・リアクォータガラス(後席のサイドウィンドウの後部の小さな三角窓)の配置とサイズ具合が絶妙で、死角を失くしている印象でした。
ボディサイズが大きいのに、なんとなく周囲の視認性が高く、取り回しもしやすいというのはこういった細かな要素が組み合わさっているからだといえます。
ですので、たとえばご主人さんと運転を代わった奥さんが運転しづらいということはなさそうですし、女性でも安心して楽しく運転できそうな印象を受けました。
新型RAV4・試乗の感想・走行編
さて、ここからは、新型RAV4を実際に走らせた感想(評価)となります。
加速感は?
今回は、気温が高めの日でしたので、エアコンは約23度に設定して試乗を開始しました。気になる加速度ですが、アクセルを踏むと敏感&瞬間に車が呼応した印象で、ストレスなく加速できました。
正直言って、もっと”もっさり感”があると思っていました。ですが、トルク不足は感じませんでしたし、逆にシティユースでもある程度のオフロードでも快適に走れるセッティングを探すとこの辺りなのかな~と思いました。
この加速感がイマイチという車は、ストレスがたまるはず。
ちなみに、今回の試乗では、65キロあたりまで速度を上げてみましたが、低速⇒中速までスムーズな加速とスピードの伸びを感じることができました。
この”スムーズな加速”というのも、よくありがちなセダンタイプの「す~」というスムーズさというよりも、「程よい足回りの硬さを感じるスムーズさ」の種類でした。
ワードでいくと、軽い「ゴー」という感じですね(騒音という意味ではなく・・・)。新型RAV4が”軽いオフロードも対応可能な車なんだ”ということを改めて感じた部分でした。
もちろん、もっと加速感のスゴイ車を探していたり、逆にオフロード感たっぷりの車を探しているようでしたら、新型RAV4の出番ではなくなってしまうと思います。
でも、”シティユースで快適なドライブができつつの軽いオフロードや山道でも走破できる車”を探している人にはピッタリの1台のはずです。
車内の静粛性は?
新型RAV4で気になっていたのが、北米のカー関連雑誌で指摘されていたエンジンノイズの存在。次のようなカージャーリストのコメントがありました。
ポイント
- 緩やかにアクセルを踏んでも、エンジン音が粗い印象で、砂利を踏んでいるようなノイズ
- エンジンノイズが大きく、粗さを感じる
今回感じたのは、少なくとも速度65キロまでは、車内の静粛性は全く気になりませんでした。
試乗となると、なかなかそれよりも高速を出すことはできないので、より高速での静粛性がどうなのかについて判断がつきかねますが、そもそも静粛性の良くない車は、低速でも”その傾向”があることが分かるもの。
一つ言えるのは、最近ではハイブリッドモデルやEV車など静粛性の点では優れている車が多いわけで、前述の静粛性についてのカー関連雑誌に載っていたコメントも、それらのモデルと比べた場合でのカージャーナリストのコメントの可能性もあると思います。
逆に、新型RAV4については、この程度の静粛性があることで、自分で走っている実感を得られると思うので好印象でしたね。静かすぎる車の場合、その実感が薄くなることもあるんですよね。
新型RAV4試乗で感じた!乗り心地は硬め!
via: https://www.toyota.com/
前述のように、シートが硬めに仕上げてあるのに加え、新型RAV4の乗り心地も硬めですね。フワフワ感がないので、大人の車という印象です。
フワフワ感の乗り心地が好きな方にとっては、あまり好みじゃないかもしれません。しかし、個人的には、この手の車でフワフワ感を求める人は少ないはず。むしろ程よい硬さがあった方がイイと思っている人が多いはずです。その点、新型RAV4の硬めな乗り心地はちょうどよいです。
また、ゴツゴツ感や路面の凸凹を拾いすぎるような感じもないです。
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— Keyes Toyota (@KeyesToyotaVN) 2019年5月30日
ちなみに、新型RAV4に関する北米雑誌のレビューで以前から気になっていたのが、下からの”突き上げ感”を指摘する声。
今回乗ってみて感じたのは、それは全然ないですね。
正直、そのコメントを聞いていたので意識していたのですが、北米モデルと微妙に少し足回りを変えてきているのか?と思えるほど、新型RAV4の乗り心地はちょうどよいレベルだと思いました。
今回の試乗では、左折と右折時に、少し急ハンドル気味にハンドルを切ってみたのですが、特筆すべきなのは、車体すべてが一体となった調和のとれたレスポンスの良さ。
人馬一体という言葉がありますが、まるで”人車一体”のように、車と呼吸を合わせて動作できるような印象でした。
人馬一体とは
騎手と馬の心が一つになったかのように、巧みな連携をすることを言う
これはひとつには、ボディ剛性の高さが要因だと思います。ハリアーと同じプラットフォームを使用しているだけに一クラス上の乗り心地という印象も感じます。
今回は、速度は、最大65キロくらいの中速までしか出せませんでしたが、それでも直線、コーナー、坂道とも満足できる乗り心地に仕上がってると思いました。
取り回しは新型RAV4特有のスクエア感が効いている!
via: https://www.toyota.com/
新型RAV4の取り回しについてですが、多面形のデザインと前述のように死角を潰した窓ガラスの設計などもあり、視認性が高く取り回しがしやすいですね。
とくに、フロントのスクエア具合がちょうどよいバランスのため、前方の状況が見やすいです。
新型RAV4は、基本視点が高めの車なのですが、その高さが死角を増やしたり視認性の悪さにつながるようなこともなく、ストレスなく運転できるはず。
バックをするときにも、サイドミラーが大きめの設計ですので、死角を潰してくれ、またバックモニターの映像もクリアですので、安心安全に動作できる印象です。
なお、バックモニターは大雨の日など視界を妨げるような状況でも、画面をクリアにする機能も装備されており、安心してバックできるはずです。
ちなみに、今、筆者が乗っている愛車が、バックモニターの取り付け位置の問題なのか、雨の日の水滴でけっこう見づらいことがあって、結局目視を相当しないといけない状況なんですよね。
それを考えると新型RAV4のバック時の視認性の確保の部分は満足できるレベルのはずです。
新型RAV4の試乗(走り)で感じたその他の感想記
新型RAV4の走りで感じたその他の点を書いていきますね。デメリットともいえる気になった点とかも・・・
新型RAV4にアイドリングストップ機能がないのはデメリット!
個人的に、唯一大きなデメリットと思えたのが、新型RAV4にはアイドリングストップ機能がない点。ライバル車のホンダ・CR-Vには搭載されている機能で、明らかに燃費は落ちます。
営業さんにもお話をお聞きしましたが、「やはり燃費悪化の可能性はある」とのこと。
ただ、新型RAV4については、エンジン(2.0L DYNAMIC FORCE ENGINE M20A-FKS × Direct Shift-CVT)開発に低燃費を意識した痕跡がありますし、路面状況に応じて2WDに切り替える機能が搭載されています(前後輪トルク配分量はマルチインフォメーションディスプレイに表示)。
さらに減速時にも2WDに切り替えて、フロントユニットで効率よくエネルギーを回生させ、燃費向上させる機能がついています。
そのことで、単純に4WDで運用というのではなく、必要に応じて2WDと切り替えることで、燃費向上を意識しています。
ちなみに、これは今回試乗や営業さんとの話を通して感じた点ですが、「おそらくトヨタのスタンスはそこまで低燃費にこだわっていない」という点。低燃費に走りすぎて、肝心の車の走りの面白さとかが失われないように考えたと思います。
ですので、トヨタはおそらく議論を重ねて分かった上で、アイドリングストップ機能は搭載しないことにしたのは間違いないでしょう。
エンジン始動ボタンの位置がgood
新型RAV4も、いわゆるエンジン始動ボタンを押すプッシュスタート車となっていますが、エンジン始動ボタンが左側についています。つまり、運転手が卒倒や発作を起こしたりして、急遽運転に支障が出た場合でも助手席に乗っている人が、簡単に右手を伸ばして「OFF」にすることができる設計です。
これからますます高齢化社会になる日本では、あると便利だし安心な設計だと思います。
ラゲッジスペースが広い!
ラゲッジスペースが広いのも特筆すべきでしょう。550リットルほどの広さがあるので、家族4人でキャンプ道具を積んで何日かの旅なんていうのも、無問題です。
広めのラゲッジスペースを生み出している一つの理由が、デザインだと思います。
リアの貨物室のドアのスクエア感のあるデザインがさりげなく広さも確保している感じです。このさりげなさは結構大事だと思っていて、外から見ていかにも貨物室が広そうということではなく、そこまで広く見えないのに開けたら広いという感じですね。
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新型RAV4を試乗&感想レポート! ~まとめ
- 外装: ダサく見える角度がない。かといってゴテゴテ感もないので数年経って急激に古さやダサさを感じて飽きるなんてこともなさそう
- 内装: 前席、後席とも広く、高身長対策がしっかりなされている。
ポイント
- 前席(運転席&助手席) ⇒ シートを思いっきり下げれば身長185センチ程度はまったくストレスを感じない。身長190センチ近くでも大丈夫。
- 後部座席 ⇒ 前席に高身長の人が座っていてシートをマックスで下げていても、平均身長+αは全く問題なし!身長185センチ近くでも、膝回りにスペースがあり快適なドライブを楽しめる。
- 内装のインテリア&装備品: 質感は合格点。理由は以下のとおり
ポイント
- 基本シンプルにまとまっている
- プラスチック感が薄い
- 走行編: 以下の通り
ポイント
- アクセルを踏むと敏感&瞬時に車が呼応する印象で、ストレスない加速が可能
- ”もっさり感”がなく、トルクも十分
- 低速⇒中速までスムーズな加速とスピードの伸び
- 程よい足回りの硬さを感じるスムーズさ
- 取り回しは新型RAV4特有のスクエア感が効いている
- デメリット: アイドリングストップ機能が搭載されていない
新車モデルの多くが、発売ごとに値段が上がりすぎて「高すぎでしょ」となることって結構多いと思います。つまり、ユーザー目線でいったら”価格≒相応の機能(性能)”かに注目がいくはず。
新型RAV4は、エントリーモデルが260万円~と安めにもかかわらず性能面も満足できるものがあります。要約すれば、それが新型RAV4に満足できる理由かもしれません。
さらに、基本価格にすでにかなりの基本的な設定系が盛り込まれているので、オプションをたくさんつけなくても、大丈夫そう!なのもメリットですね。
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