1938年に「タイプ1」の生産が始まり、フォルクスワーゲン(VW)を代表するクルマとして親しまれたのが、「カブトムシ」ことビートル。しかし、ビートル・ファイナルエディションをもってビートルの生産終了が発表されました。その日本発売時期はいつなのか、価格&スペック・エクステリア・カラーや内装などを取り上げます。
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ビートル・ファイナルエディションの日本発売時期はいつ?
ビートル・ファイナルエディションの発売時期については、米国と同様、2019年7月と推測します。
すでに米国では発売が決まり、それに伴い各モデルの価格(値段)や仕様も決定していることから、日本市場でも同時期に発売されることは間違いないでしょう。
実際に、これまで発売されてきたビートルのモデルの多くは日本でも発売されてきていることから日本で未発売で終わることはないと思います。
ただ、限定台数発売となるのかが不透明ですが、やはり限定500台など限定数発売の可能性も十分にあると思います。
その理由としては、フォルクスワーゲン(VW)のアナウンスによると、このファイナルエディション発売をもって「ビートルの遺産(レガシー)を祝う」というニュアンスの言葉を伝えており、ごく小さなロットしか提供しないということはないでしょう。
それは後述しますが設定価格を見ても分かると思います。
ですが、個人的にはもう少しうがった見方をしていて、「買い手が望む数だけ製造して売る」ということはないと思います。
というよりも、これまでのバージョンのビートルにしても、そこまで街中を走っているイメージもないですし、フォルクスワーゲンの販売目標まで達していないと思います。
これだけクルマの種類も多様化していて、各自動車メーカーが細かいペルソナ設定をしつつ、新車を投入してきているこの時代、すでにフォルクスワーゲン(VW)にそんな神通力があると思えないんですよね。
言い方を変えれば、現状、フォルクスワーゲン(VW)のビートル用の製造ラインは、全体から見ればわずかでしょうし、他の車種の売れ行きをと比較してみると、正直そこまでビートルも売れていない気が。
そのラインをビートル用に開放したくないのが本音だと思います。
とはいいつつ、ファイナルエディションとか限定台数に弱いのが、ユーザーの気持ちでもあると思うので、ファイナルエディションも日本国内限定500台とかで売り出されれば、買い手は付くでしょうね。
特に、日本人は「限定」という響きに弱いですからね。
ビートル・ファイナルエディションの価格(値段)は?
ビートル・ファイナルエディションSEの日本での新車価格(値段)はいくらでしょうか?以下の通りと推測します。
・ ハッチバック: 298万円(ベースモデル)~
・ コンバーチブル: 約340万円(ベースモデル)~
これらの価格は、北米価格よりも”微高”だと思いますが、ほぼその価格に近いものです。
今回、フォルクスワーゲン(VW)が設定したビートル・ファイナルエディションの価格(値段)のベース価格は、標準モデルより安く設定されているのがうれしいところ。
自動車メーカーによっては、日本での新車購入価格が他国に比べて高い車種もある中で、フォルクスワーゲン(VW)は、北米での販売価格とはそれほど変えてこないと読みます。
スペックやエクステリアデザインは?
さて、気になるスペックについても・・・。パワートレインは、通常のビートルと同じですので、正直変わり映えはしない気も。
・ パワートレイン: 2.0リッター4気筒ターボ(174馬力)
・ トランスミッション: 6速オートマチック・トランスミッション
こう見ると、ビートル・ファイナルエディションについては、何か走りで”今までもビートルと違うのか?”と言われれば、ほぼ一緒でしょう。
ですので、インテリアであったりカラーリングであったりの部分で、スペシャル感を出してくる感じでしょうね。
エクステリアデザインは?
エクステリアデザインは、サプライズ要素がないですね。
ま~、この変わらなさが、ビートルと言われてしまえば、それまでなんですが。
ファイナル・エディションでも、特に大きな驚き提供部分はないですね。
このあたり、想定内すぎて何とも言えないのですが、「変わらない」のもある意味ビートルをビートルらしくさせているものではあると思うのですが、”もうひとひねり何とかならなかったのかな?”とも思ったりします。
こう、インテリアやカラーリング面だけでなく、ファイナル感を出せなかったんですかね?
でも、これから100年後とかに仮にビートルが復活したとしても、基本同じデザインを採用しそうな気も。
こういってはなんですが、ビートルはまた将来復活すると思いますよ。ただ、積んでいるパワートレインがエンジンではないでしょうね。そのときには、動力が電気なのか水素なのか分かりませんが、いずれにしても、未来に復活する可能性が7割はあると思っています。
その時にも基本このデザインなんでしょうね。
カラー&内装は?
ビートル・ファイナルエディションのカラーについては、「サファリ・ユニ」(ベージュ)と「ストーンウォッシュド・ブルー」という、2つの特別カラーが提供されることが決まっています。
(手前が「サファリ・ユニ」(ベージュ)・奥が「ストーンウォッシュド・ブルー」)
もちろん、これまでのビートルと同様、ホワイト、ブラック、グレーといったカラーも準備されていますが、個人的には、できれば特別カラーを選びたいですね。
いやらしい話、もし売るときがあれば、特別カラーの方が高く売れる可能性(プレミアが付く)かも。
あと、これも好みですが、自分だったら「サファリ・ユニ」を選びますかね。ベージュ系ではあるのですが、黄色というより赤が少し強めに効いていて、「安っぽくない」感じがします。ほどよい高級感がありますし、目立ちますね。
ファイナルエディションの内装は?
ファイナル・エディションの内装の写真がこちら。シートに特別感が出ていますね。
ちなみに、シート表皮については、ファイナル・エディションSEがクロスとレザーレット(合成皮革)の菱形パターンを採用し、SELでは本革にダイヤモンド・ステッチが施されるというもの。
悪くはないのですが、個人的には、何か特別感を感じない気も・・・。しかし、この辺りは好みの問題かもしれません。
女子とか好きな雰囲気かもしれませんね。全体的に、色合いや風合いも落ち着いていますし、あまり若すぎるユーザーというよりも、大人な方などにウケそうな感じもします。
ただ、この辺は、画像だけ見ていても、実際のイメージとだいぶ異なることもありますからね。やはり発売されたら、是非試乗をしてみたいものです。
あと、個人的に思ったのは、シートの質感、硬さ、ホールド性は良さそうですね。さすが、ドイツ車という感じがします。シートは硬めが結局のところ、疲れにくく良いと思います。
まとめ
- 発売時期: 米国と同じ2019年7月
- 価格(値段): ハッチバック:298万円(ベースモデル)~ / コンバーチブル:約340万円(ベースモデル)~
- パワートレイン: 2.0リッター4気筒ターボ(174馬力)
- エクステリアデザイン: 通常のビートルと変わらないカブトムシな作り
- カラー: 「サファリ・ユニ」(ベージュ)と「ストーンウォッシュド・ブルー」が加わる
- 内装: 主な変更はシートのカラーやステッチなど素材感にスペシャル感が。
ビートルというクルマが、フォルクスワーゲン(VW)を代表するクルマであり、ある意味で”シンボル”的なクルマですから、大きく変えないのも、ブランドイメージを保つにはアリな戦略ですよね。
そのあたり、たとえば、トヨタやホンダの国産車などで100年後も変わらないなんてクルマ、あまり想像できないですからね。
いずれにしても、前述のように、ビートルは今回ファイナル・エディションとして販売されても、将来また復活すると読んでいますけどね。クルマの場合いくらでも復活するので・・・・。
ファイナル・エディションについては、いずれにしても試乗して自分の目で確かめてみたいと思います!!
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