ドライブの楽しいひと時が、一気にテンションが下がってしまうのが、愛車がぬかるみや泥にはまるとき。そんな時、効果的で素早い脱出方法3ステップをご説明します。
車が泥やぬかるみにハマるケースは少ないかもしれませんが、思いがけないタイミングで経験することがあるもの。キャンプ場に行く途中のぬかるみとか、雨が降った翌日のイベント会場の未舗装の屋外駐車場とか・・・。
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Contents
脱出方法・ステップ1: 焦らずに現状を把握する
まず、今の愛車の状況を知るべく一旦車から下りて、落ち着いて状況を把握しましょう。その際に、ハマっている個所のぬかるみの程度、轍(わだち)の壁がある程度硬いか硬くないかもチェックします。
一番やってはいけないのが、パニックになってハンドルをやみくもに左右に回して、アクセル全開で泥地やぬかるみから抜け出そうとすること。
気持ちは”よーく”分かりますが、そうしても多くの場合、事態はより悪化します。
そのうえで、車重を減らすためドライバー以外の人は外に下りましょう。また、後述しますが、ドライバー以外の人は、必要に応じて車を押すことで、素早く車がぬかるみや泥から抜け出させることができます。
脱出方法・ステップ2: 低速ギアでわだち(轍)の硬い部分へハンドルを切る
あなたの愛車の駆動方式が2DWでも4WD方式でも、タイヤがぬかるみにハマりきってロックしていない状態ならば、低速ギア(L等)にして徐々にアクセルを踏んで加速してぬかるみや泥地から抜け出せるか試してみます。
もし、今車のタイヤがハマっている轍(わだち)の周囲が硬い土などであれば、その硬い路面方向にゆっくりと進めて乗せるようなイメージでハンドルを切ります。
この一連の操作は慌てず、ゆっくりとアクセルを踏むイメージで行いましょう。アクセル全開で踏むと車はますますぬかるみにハマることになります。
車が少しづつ前進しているようであれば、ぬかるみや泥地から抜け出せる可能性が高いので、必要に応じ他ドライバー以外の人も後ろから押しましょう。
脱出方法・ステップ3: 固いものをタイヤの下に敷いて脱出
愛車のタイヤの下に”乾燥した固形物”を敷きます。この固形物は、石、ボード(板)、木の枝など、近くでにあるものでも構いませんが、車の進行方向のタイヤの下に置きます。もし前方に進むのであれば、タイヤの前側の下に置くということになります。
また、中にはタイヤの下に敷くことのできそうな物が近くで見つからず、やむなく車内のフロアマットを利用するドライバーもいますが、ぬかるみの状態にもよりますが、効果的な場合も多いです。
いずれにしても、硬くて固形の物を使うようにしましょう。
また、タイヤの空気圧を下げて、タイヤと接地面の面積を増やすこともできます。このように、少しタイヤの空気圧を減らすことで、ぬかるみから脱出できることができる場合があります。
その他の脱出方法
いわゆる、車をウィンチを使って引き上げる方法、つまり”ウィンチ・イット・アウト”といわれる方法です。ただ、ウインチケーブルをもともと備えているか取り付けられるかといった条件が必要です。
ただ、もしウインチケーブルを備えていれば、脱出が容易でしょう。ウインチケーブルを近くの木などに巻き付け、車をゆっくりと前進させます。ただ、ウインチケーブルの中心に、重めの布製のシートなどを巻き付けておくようにします。
その理由は、車を引き揚げる際に、ケーブルで怪我したりトラックを傷つけたりするリスクを低減させることができます。
まとめ
・ まず慌てずに愛車から下りて、現状を把握し、ハマっている個所のぬかるみの程度、轍の壁の硬さをチェック
・ 低速ギア(L等)でゆっくりとアクセルを踏む。ハマっている轍の周囲が硬ければ、その硬い路面方向にゆっくりとハンドルを切りつつ進める。同乗者がいれば後ろから押してもらう。
・ 前進する方向のタイヤの下に”乾燥した固形物”を敷く。固形物は、石、ボード(板)、木の枝などで構わない
・ タイヤの空気圧を少し抜く手もある
・ 備えがあれば、ウィンチケーブルを使って車を引き揚げる。
愛車がぬかるみや泥にはまるという状況をあまり想像したくはありませんが、いざというときに、これらの方法を覚えておけば、いざハマってしまったときに、冷静に対応できます。
もちろん、最終的にはJAFに来てもらう方法もありますが、地方や山間部などでトラブった場合、すぐに到着できないことも。
そんなときには、まず自分自身でやれる方法を探り、ひとつひとつ試してみましょう。
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