運転テクニック

車の運転が上手くなるには?とっておきの7つの方法とは!?

車の運転が上手くなる

車の運転が上手くなりたい!というのは、男子でも女子でも考えることですよね?男子なら、彼女から「運転がホント上手だね!」と言ってもらえたらうれしいはず!

女子も、”ヒヤリハットのないスムーズな安全運転”ができたらイイですよね♪ここでは、車の運転が上手くなるには?どんな方法(コツ)があるかを扱います。

 

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車の運転が上手くなるには?7つの方法(コツ)とは?

ここでは、車の運転が上手くなるための7つの方法をご紹介します。ここで言う上手い運転とは、ものすごいスピードでカーブを走り抜けたりする技術のようなものではなく、同乗している彼女、友人や家族が安心して乗っていられて、「運転上手だね!」と言ってもらえるような安定した運転のことです。

 

車の運転が上手くなるための方法(コツ)は次の7つです。

 

1. 正しいドライビングポジションをマスターする

2. 視線は前方の先の方へ

3. 曲がり角やカーブの出口を見るようにする

4. エンジンブレーキを正しく使う

5. サイドミラーとルームミラーを最大限使う

6. 車間距離は広めを意識する

7. 急ブレーキ&急アクセルは避ける

 

では、ここからひとつづつ紹介していきますね。

 

1. 正しいドライビングポジションをマスターする

正しい運転姿勢=ドライビングポジションのチェックポイントにはいくつかあります。

 

 ステアリングを回したときに腕が伸びきらず、肘に少しの余裕があること

 ステアリングを回したときにも、腰と背中がシートにしっかりと密着していること

 アクセル、ブレーキ、クラッチそれぞれのペダルを踏んだ時にきちんと奥まで踏み切れること

 

こちらの動画では、さらに具体的な正しいドライビングポジションについて説明されていましたので、参考になさってください。

 

 

この正しい運転姿勢を身につけると、ステアリングに極端に近すぎたり遠すぎたりという姿勢にはならないはずです。

ときおり、女性ドライバーが、運転席のシートを極端に前に出した状態で運転している様子を目にすることがありますよね。

こういったステアリングに”近すぎる”運転姿勢だと、たとえば子どもの飛び出しのときなど、急ブレーキを踏むためにアクセルペダルからブレーキペダルへの踏み替えをするとき、膝がステアリング下に当たったりて正しく操作ができず危険です。

また、ステアリングを回すときに肘がドアに当たったりとやはり正しい動作ができないことも。視野も限られてしまいますし、背中や腰にも負担がかかるため、長時間の運転では疲れやすいという特徴もあります。

 

一方、ゆったり運転したい年配の方や、逆にイキって威張った感じで大型の乗用車を運転したい若者が取りがちなドライビングポジションが、ステアリングから”遠すぎる”ポジション。

このドライビングポジションだと、ステアリングを回すときに腕が伸びきってしまい、回す動作がしずらくなったり、シートから背中や肩が浮くことになることで、腰や背中の支えが効かず、正確な動作ができずやはり危いですね。

もちろん、人によって体形は様々なので、正しい運転姿勢=ドライビングポジションも微妙に違ってくるはず。

でも、運転が上手くなるためには、自分に合ったドライビングポジションを見つけてマスターすることがとても大切です。

 

2. 視線は前方の先の方へ

車の運転・視線

 

運転するときの視線は、前方の先=少し遠くを見るクセを身につけましょう。一般道で走行する場合には、2~3台前方の車を見る感じで運転すると良いですね。

前方を見る習慣は、とくに高速で運転するような場合、すごく大事なんです。その理由は、車のブレーキをかけてから停止するまでに走る距離と関係があります。

車がブレーキをかけてから停止するまでに走る距離(停止距離)は、空走距離と制動距離を足したものです。常日頃から前方の先を見て運転する習慣を身につけておくと、この空走距離を短くして、より短い距離で停止することができます。

ここで、空走距離と制動距離について少し説明しておきます。

 

 空走距離

(出典元:https://www.think-sp.com/)

 

空走距離とは、前方の異変に気づきドライバーが「あっ!前方で何かあったみたい!これは、ブレーキをかけないと!」とブレーキを踏もうと判断してアクセルからブレーキへと足を踏みかえる時間を指します。

空走距離は、100km/hで走行している場合に28メートル、空走時間は通常0.7秒くらいといわれています。

ですが、いろいろな理由でブレーキを踏む判断が遅れることがあります。その場合、空走時間は平均の0.7秒を超えるため、結果として停止距離が長くなります。

つまり、遠くを見るクセを身に付けておくと、”前方の先の方で起きたアクシデントを確認 ⇒ ブレーキ ⇒ 前の車のブレーキランプを確認”という順序で対応できます。そのため、落ち着いて対応ができ、急ブレーキを避けることができます。

逆に、いつも近い距離を見るクセがあると、”前の車のブレーキランプを確認 ⇒ ブレーキ ⇒ 遠くのアクシデントを確認”という順序に。ですので、ブレーキを踏むのがワンテンポ遅れることに・・・。

前方でアクシデントが発生しても、パニックにならず、より短い距離で停止するためには、この空走距離を短くすることが大切なんですね。

 

 

 制動距離

制動距離とは、目一杯ブレーキを踏んだ時の停止距離のことです。車の性能などにもよりますが、一般的に、100km/hで走行する場合、制動距離は56メートルといわれています。これは、プロドライバーが運転した場合なので最短停止距離といえますし、一般ドライバーの場合は、この距離ももっと長くなるでしょう。 

普段から、前方の先の方の状況をきちんと見て運転する習慣を身につけると、必要な場合には早めにブレーキを踏む判断をすることができるので、空走距離を短くし、結果として急ブレーキを避けることができます。

運転が上手くなるには、空走距離と制動距離をきちんと理解しておき、前方の先を見る運転を心がけ、上手にブレーキをつかいましょう。

 

3. 曲がり角やカーブの出口を見るようにする

車の運転・視線

 

交差点を曲がるときやカーブを走行するときにも、目線を置く場所は大事です。曲がり角やカーブの先を見るように意識してみましょう。具体的には、カーブや曲がり角の出口を見るようにするということです。

人間の身体の作りはよくできていて、ドライバーの目線の向いている方向に車は自然と進んでいきます。ですので、カーブの出口の方に目線を持っていくことで、スムーズに走り抜けることができます。

ちなみに、レーシングドライバーのコーナーを走り抜けるときのヘルメットの動きを見ると、コーナーの出口側に傾いていて目線が出口側を向いているのが分かります。

運転が上手くなるには、スムーズにコーナーを走り抜けるスキルに長けたプロドライバーの技術から学ぶことができます。

 

 

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この走り方を意識するメリットには、もう一つあって、カーブ(コーナー)の出口を見ながら走ることで、視界の手前にある右側のセンターラインや左側の路側帯やガードレールも無意識に視線に入るため、安全に走行できること。

もちろん、一般道の場合、歩行者がいたり障害物があったりするので、一点集中で曲がり角やカーブの出口を見るのではなく、必要に応じてサイドガラスなど周囲に目線を向けることも大切です。

ですが、曲がり角やカーブの出口を見て走行する意識を持つことで安定した走りになるため、同乗者も安心して乗っていられるはず。

 

4. エンジンブレーキを正しく使う

車の運転・エンジンブレーキ

車の運転が上手くなりたいのであれば、エンジンブレーキの上手な使い方は大切なポイント。運転が上手い人は、エンジンブレーキを上手に使っています。

ちなみに、エンジンブレーキとは、エンジンの回転を利用したブレーキのことです。アクセルから足を離すことで、エンジン回転数が落ち自然に制動力が働いて車のスピードが落ちてきます。教習場でも「減速時にはエンジンブレーキを使いましょう」と習いましたよね。

もちろん、”前の車と正しい車間距離を空けている”ことが大前提ですが、まずエンジンブレーキをかけて減速し、最後にブレーキペダルを踏むという順序を意識して運転するようにすると、スムーズな走りになります。

また、前述の2.と3.の方法も取り入れて、より前方の先の方を見る運転を心がけると、前方の道路の状況が分かるので、早めにエンジンブレーキでスピードを落とすことができ、スムーズに減速することができます。

時々、前の車が何度もブレーキを踏むのを目にすることはないですか?後ろから見ているとブレーキランプがしょっちゅう点滅していて、なんとなく運転が上手くないように見えてしまいます。

また、むやみにブレーキを踏む運転は、同乗者からも”ガクガクとした運転”とか”運転初心者”という印象を持たれてしまいがち。

エンジンブレーキをうまく使うと、車の走りがスムーズになるので、彼女や知人・家族など同乗者も運転が上手!という印象を持つこと間違いないです。

ちなみに、エンジンブレーキをかけると、エンジンは回り続けてはいるものの、燃料がエンジンに供給されない状態になるため、燃費の向上にも役立つんです。是非、エンジンブレーキをうまく使っていきましょう。

 

5. サイドミラーとルームミラーを最大限使う

サイドミラーとルームミラーは、安全に運転するためのたくさんの情報を与えてくれます。運転があまり上手くない人は、前方のみを見ていて、あまりミラーをチェックしていません。

運転が上手くなるためには、サイドミラーとルームミラーをフル活用しましょう。

 

● サイドミラーの正しい使い方

サイドミラーとルームミラー

 

とくに運転に慣れないうちの車線変更は怖いですよね。でも、運転が上手くなるためには、右へ車線変更するとき、ウィンカーを出す前にサイドミラーで確認し、さらにサイドミラーの死角部分を確認するために目視してからウィンカーを出して車線変更する習慣を身につけましょう。

逆に、先に、ウィンカーを出してから、右側車線を確認すると車がいたりして危険ですし、ヒヤリとすることもあるはず。

 

”サイドミラー確認 ⇒ 目視確認 ⇒ ウィンカー ⇒ 車線変更”という流れをスムーズにこなせる人は運転が上手い人と思われること確実です。

 

● ルームミラーの正しい使い方

運転があまり上手くない人は、前方のみを見て運転している印象で、ルームミラーを見る頻度が少ないです。

しかし、ルームミラーを見ると、自分の運転する車の後方の車の台数や車間距離を確認できますし、車線変更ができるのかの確認をすることもでき、たくさんの情報を得られます。運転が上手くなるには、視野を広げる意識が大切です。

自分の車の周囲の状況の安全確認をするためにも、是非ルームミラーをまめにチェックするようにしましょう。早めに周囲のアクシデントや走行車両の状況が分かるので、”ヒヤリハット”を減らすことができます。

 

6. 車間距離は広めを意識する

車の運転・車間距離

 

運転していると、ときおり後ろの車が車間距離を詰めて走るケースに遭遇したことはないですか?

車間距離を狭いと、前の車のドライバーにとってはイライラするものですし、もし万一、人や動物などが飛び出してきて急ブレーキを踏む事態になった場合に、すぐに対応できず非常に危険です。

運転の上手なドライバーの特徴は、同乗者を不安がらせたりしない安全運転にあります。運転が上手くなるには、危険を避ける意味でも車間距離を広めにとることを意識しましょう。

実は、多くのドライバーは、車間距離を広めにとることの大切さを知っていますし、自分では車間距離をきちんととっていると思っているものの、実際は車間距離が狭いのが実情なんです。

ちなみに、安全な運転のために必要な車間距離なのですが、一般道を60km/hで走行中の場合、車が停止するまでに約44mの距離が必要なので、前の車への追突を避けるためには、約45m以上の車間距離が必要です。

高速道路を100km/hで走行するためには、約100m、80km/h走行では約80mといった具合に、車間距離は速度と同じくらいの数字が必要になります。

 

車の運転・車間距離

 

では、どうすれば適正な車間距離をとれるかというと、一般道路では、前の車が標識等を通過してから自分の車が通過するまで、ゆっくり2秒数えてみましょう。その車間時間が適正な車間距離ということになります。

また、より車間距離の必要な高速道路では、余裕をもって3秒分の車間距離をとり、車間時間を数えるときにも、あえて「ゼロイチ・ゼロニ・ゼロサン」と、”ゼロ”を加えて数えて距離を確認するようにしましょう。

適正な車間距離をとって走る運転は、同乗者には”大人の運転”と映り、安心感を与えるはず。是非、意識してみたいですね!

 

7. 急ブレーキ&急アクセルは避ける

車の運転の上手になるには欠かせないのが、ブレーキとアクセルの正しい使い方。ブレーキを踏むときにはできるだけ丁寧に、アクセルを踏むときには、必要な速度までジワッとアクセルを踏むことを意識してみましょう。

運転が上手とみられることは間違いないです。

一方、運転があまり上手くない人は、つい急なブレーキやアクセルを多用しがち。つまり、道路の先の状況を予測していないので、”スー”と踏むブレーキではなく、”ドン”と踏むようなブレーキになりがち。また、発進するときも、”スー”という出足ではなく、”グッ”とアクセルを踏み込むような出足になることが多いです。

これでは、同乗者が疲れてしまいますし、車酔いしたりする原因にもなります。

運転の上手さの手本といえるのは、ハイヤーの運転手。スキルの高いハイヤーの運転手の条件は、”いかに少ない振動で発進から加速までできるか、目を閉じてやっと感じ取れるかどうかの微弱な揺れを感じる程度でブレーキをかけることができるか”です。

ハイヤーの運転手のように、加速・減速を丁寧にこなすことを”意識”することで、ワンランク上の運転ができますよ。

 

車の運転が上手くなるには意識改革が大切!

車の運転が上手い人というと、とくに男子の中には「高速でコーナーを攻めたり、追い抜きができたり」というような若干マッチョぎみな発想を持つ人もいるかも。

でも、ある調査で、女子に「運転が上手な人はどんな人?」と聞いてみたところ、その回答結果は次のようなものでした。

 

「安全運転!!乗っていて安心する」(20代女性)
「車線変更が上手」(20代女性)
「車間距離の取り方や、ブレーキの踏みかた等、小さなことが上手なところ」(30代女性)

 

どこにも高速での運転が上手といった声がないことに注目できます。いかにスムーズで安定した運転ができるかが、運転上手の条件であるかが分かります。

ここで取り上げた、運転が上手くなりたい人向けの7つの方法(コツ)は、別に魔法の方法のようなものではなく、少し意識を変えるだけで身につけられるコツのようなものです。

でも、意識を少し高めるだけで、運転が明らかに上手くなるはずです。結果、彼女や友人・家族から「運転上手だね~」と言ってもらえたら嬉しいですよね!

車の運転が上手くなるには、意識改革こそカギです。毎日の運転で少し意識を変えてみましょう!

 

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