「変わらないクルマ」の代表格といえば、ランドローバー・ディフェンダーでしょう。そんな新型ランドローバー・ディフェンダーの価格、日本発売時期やスペックなどを取り上げます!
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新型ランドローバー・ディフェンダーの価格予想は・・・
新型ランドローバー・ディフェンダーの価格は、エントリーモデルが600万円~と推測します。その根拠として以下の点を挙げたいと思います。
ポイント
- 過去のモデルからの値上がり幅
- 海外のカー関連雑誌などの予想
1. 新型ランドローバー・ディフェンダーの前モデルからの値上がり幅
過去のモデルからの値上がり幅は一つの参考になるかもです。先代の新型ランドローバー・ディフェンダーの価格は459万円~でした。
ちなみに、本国での先代モデルの価格は、33,220(エントリーモデル)~63,690ポンド(上位モデル)となっています。エントリーモデルの為替レートから考えた場合、本国とそれほど変わらない価格ですね。
さらに、過去のランドローバーの本国での新車価格のモデルを遡って考えてみると、大体ですが、約2,000~5,000ポンドづつ刻むようにして、値上がりしてきました。
しかし、後述しますが、今回発売を噂されている新型ランドローバー・ディフェンダーの価格は、ある程度の値上がりが予想されていて、600万円~という新車価格は十分に予想できると思います。
2. 海外のカー関連雑誌などの予想
海外のカー関連雑誌などの予想も参考になると思います。いくつかの海外のカー関連雑誌やサイトでの予想は、新型ランドローバー・ディフェンダーのエントリーモデルの新車価格を35,000ポンドというもの。
The iconic Land Rover Defender is making its long awaited return back to America! #DEFENDER2020 @LandRoverUSA pic.twitter.com/mQfNDZOqPB
— Land Rover Easton (@LandRoverEaston) 2018年12月27日
また、ドル換算で5万ドル~を予想している、海外のカー関連情報誌もあります。しかしながら、その論調は「新型ランドローバー・ディフェンダーの価格は安くないだろう」という前置きがあった上で、5万ドル~の予想でした。
これらのことを踏まえて、新車価格予想は、600万円~とします。
新型ランドローバー・ディフェンダーの日本発売時期はいつ?
新型ランドローバー・ディフェンダーの発表時期は2019年9月で、発売は2020年になるでしょう。日本のカー関連雑誌でそのように予想されていることや、海外のカー関連サイトでもその予想がメインになっています。
ただ、新型ランドローバー・ディフェンダーの発売ですが、これまでも、後倒しになってきた現状があります。2018年に発売されるのでは・・・という予想も外れ、開発が遅れた現状があります。
なぜ遅れたかについてですが・・・
ジャガー・ランドローバーの広報担当者によるとこのようなコメントがありました。
「もし旧型を作り直したいと思っていたら、もっとすぐに取り掛かることができたでしょう。しかし、われわれはこの象徴的なモデルを、今後も象徴でいられるような存在にしたかったのです。それも、過去を振り返るだけでなく、未来へと進んでいく象徴にです。新型ディフェンダーは着実にこのような存在になっていくでしょうし、そこで得られる利益はわれわれにとってのアドバンテージになります」
出典元: https://www.autocar.jp
このコメントから、新型ランドローバー・ディフェンダーを過去モデルの単なる焼き直しではなく、”大幅に刷新”して世に送り出すことを狙っていることが分かります。
また、カー関連ジャーナリストの中には、開発までに長い時間を要していることから、ディフェンダーに搭載するパワートレインがガソリンやディーゼル・エンジンにプラスして、電動パワートレインの可能性も感じている人もいます。
これらのことから、発売は早くて2019年の9月、個人的には、少し遅れて2020年の可能性が順当さと思います。でも、実際、2019年発表が間に合うのか少し不安なんですよね。
しかし、かなり確信を込めて新型ランドローバー・ディフェンダーの発表が2019年9月であると報じているカー関連雑誌の書き方を見ていると、あるいはヨーロッパで繰り返されている公道での走行テストを見ていると、やはり2019年9月発表だと思います。
新型ランドローバー・ディフェンダーのスペックは
via: https://response.jp
新型ランドローバー・ディフェンダーの現段階で分かっているスペックはこちらになります。
ポイント
- パワートレイン: 2L・直4ガソリンエンジン、V6&V8エンジン、V6ディーゼル、PHEV、48Vディーゼルなどを予想
- プラットフォーム:モジュラープラットフォーム(MLA)を採用
- 3ドアと5ドアタイプの2種類のモデル発売の可能性がアリ
まだ、詳細は出てきていませんが、特筆したいのが、エンジンの種類の豊富さ。もちろん、上記で予想されているすべてのエンジンがパワートレインとして搭載されることはないですが、選択肢が増えるのは間違いなさそうです。
さらに、採用されるモジュラープラットフォーム(MLA)は、アルミを多用することで軽量化が図られ、この新プラットフォームがガソリンエンジンのモデル、ハイブリッドモデル、EVモデルまで共用することを想定しています。
このことから、新型ランドローバー・ディフェンダーの独自性が打ち出されるというよりは、ランドローバーが販売する他のモデルと、いわば姉妹車関係になることに・・・。
独自性よりも、互いに横のつながりのある関係になりますね。
また、走行していたテストカーのスパイショットでは、ショートホイールベースの3ドアとロングホイールベースの5ドアタイプの2種類のモデルの走行がテストされていました。
via: https://www.caranddriver.com/
via: https://response.jp
このことから、これら2種類のモデルの発売の可能性があります。2モデルを発売することで、確かにニーズが異なる層に訴求できる面はありますね。
また、エクステリアデザインも、基本ボクシーで、良い意味で直線を感じる武骨感があり、この辺りも丸み系に走るデザインよりも、個人的には好感が持てます。
SUVというジャンルで、カーブが強調されたデザインは、そのトレンドがすでに終わった気もします。飽きの来ない、ボクシーなデザインが取ってかわりつつあるのかもしれないですね。
ランドローバー新型ディフェンダーのライバル車
ランドローバー新型ディフェンダーのライバル車としては、ジープラングラー、レクサスLX570、メルセデスベンツGクラス、トヨタランドクルーザーなどがあげられるでしょう。
ジープラングラー
via:https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl/gallery.html
ジープラングラーは、”ザ・アメリカ”という武骨感があり、マニアのファンがいるモデルです。価格面といい、ランドローバー新型ディフェンダーと似て非なる部分もあり・・・と、強力なライバルといっていいでしょう。
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レクサスLX570
via:公式サイト
レクサスLX570は、いわずとしれた1000万円超えの高級SUV。
陸の王者の風格が漂い、日本ではライバルが見当たらないですが、世界に目を向ければ、ランドローバー新型ディフェンダーにとのライバル関係になるといっていいでしょう。
メルセデスベンツGクラス
via:https://autoc-one.jp/mercedes-benz/g-class/report-5002458/
40年ぶりにフルモデルチェンジしたメルセデスベンツGクラスも当然のことながら、ランドローバー新型ディフェンダーにとっては、強力なライバルです。
質実剛健というイメージのメルセデスベンツGクラスに対して、英国の雰囲気をまとうランドローバー新型ディフェンダーでは、タイプが違いますが、だからこそ、ライバルといえるかも・・・。
トヨタランドクルーザー
via:https://newsroom.toyota.co.jp/
トヨタが誇るトヨタランドクルーザーも、ライバルの一台。
新型ランクル300系の発売も噂されていて、スペック的にも価格帯的にも強力なライバルになりそうです。
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まとめ
ポイント
- 新型ランドローバー・ディフェンダーの価格:エントリーモデルが600万円~
- 発売時期:発表時期は2019年9月で、発売は2020年
- ライバル車:ジープラングラー、レクサスLX570、メルセデスベンツGクラス、トヨタランドクルーザーなど
先代のランドローバー・ディフェンダーは、2015年に生産中止となりました。
しかし、ランドローバーには、現在ディスカバリーとディスカバリー・スポーツしか商品がないことを考えると、結局ランドローバーというブランドを強化するためには、欠かせないピースとして、新型ディフェンダーの発売が必須なのでしょう。
価格に目を向けると、過去のランドローバー・ディフェンダーのモデルは、たとえば、1972年には、新車価格がわずか5,000ドルにもなりませんでした。しかし、今では、新型ランドローバー・ディフェンダは、600万円も迫りそうな勢いです。
もちろん、為替の影響などもあったという側面はありつつも、基本、国を問わず新車価格は値上がりし続ける商品というのがよく分かります。
ランドローバー新型ディフェンダーが、強力なライバル陣に勝てるかどうか微妙な感じもしますが、あえて武骨感とかをしっかり強調すれば、一定のシェアを取れそうな気がします。
やはり、なんだかんだデザインだと思いますね・・・。というより、デザインを軽視したらスペックが良くても売れないですからね。
ここは期待したいところです。
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