中国でまず発売されて売上実績を作り、日本上陸を果たす予定なのがマツダの新型CX-4。ここでは、マツダ・新型CX-4と、同じく中国で発売されライバル車として何かと比較されている、ルノー・カジャー(KADJAR)のそれぞれの乗り心地を比べてみます。
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マツダ新型CX-4の乗り心地VSルノー・カジャー(KADJAR)!実際どうなのか?
マツダ・新型CX-4の乗り心地は、ルノー・カジャー(KADJAR)をズバリ上回れるのか?ですが、総合的に見て”微妙に勝って”います。
ルノー・カジャー(via: https://www.renault.jp/car_lineup/kadjar/gps/index.html)
マツダ・新型CX-4の乗り心地については、次のような印象です。
ポイント
- 乗り心地そのものは悪くない
- 車内のスペースが狭く、結果として乗り心地がイマイチに感じる
とくに、長距離運転をすると分かりますが、マツダ・新型CX-4の乗り心地は、安定していて、振動も少なく乗り心地が良いです。その理由が長めのホイールベース。
でも、車内スペースが原因で、狭さを感じ=それが快適とはいえない乗り心地につながるはず。
しかし、マツダ・新型CX-4のパワートレイン、ハンドリング性能などは、ルノー・カジャー(KADJAR)よりも優れており、高いレベルにあります。
ですので、唯一弱点といえるのが、ある意味、スペースに起因した乗り心地のイマイチさにあるといえるかもしれません。
via: https://www.topspeed.com/cars/mazda/2017-mazda-cx-4-ar172258/pictures.html#674057
その理由が”ボディデザイン”・・・。デザインそのものは、スタイリッシュで、大人のSUV感のある上品さが感じられます。
しかし、全高を抑え気味にして仕上げてあることで、フロントからリアにかけて流れるようなデザインを取り入れているため、車内スペースを犠牲にしている部分があり、単純に”狭さ”というか”窮屈感”を感じるはず。
見方によっては、クーペデザインかあるいはそれに近いんですよね。狭いのも当然ですね。
また、パノラマサンルーフもないこともあり、体格の大きな人にとっては、とくに後部座席である程度の窮屈感を感じると思います。
ただし、ここでライバル車として比較した、ルノー・カジャー(KADJAR)は、エントリーモデルが350万円~と、想定されるマツダ・新型CX-4のエントリーモデルの想定価格(約250万円~)よりも高いですので、全く同列視することは酷でしょう。
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ちなみに、マツダ・新型CX-4の中国でのいわゆるペルソナは若手の富裕層のようなイメージですが、あまり若すぎる層に売れているわけではありません。25歳以上位の層に売れています。
一方、ルノー・カジャー(KADJAR)に方が、デザインに”個性”があるとみなされており、より若い世代にもウケているデザインといえます。
マツダ新型CX-4の乗り心地”=サイズ面の視点”でもうチョイ掘り下げ!!
マツダ・新型CX-4の乗り心地についてですが、ルノー・カジャー(KADJAR)のとのボディサイズの比較をしてみると分かる点もあります。
ポイント
マツダ・新型CX-4のボディサイズ
- ボディサイズ(全長×全幅×全高):4633×1840×1535mm
- ホイールベース: 2700mm
ルノー・カジャー(KADJAR)のボディサイズ
- ボディサイズ(全長×全幅×全高):4455×1835×1610mm
- ホイールベース: 2645mm
このようにボディサイズを比較してみると分かるのが、マツダ・新型CX-4の場合、全長が長く、ホイールベースが長いこと。ルノー・カジャーと比べて55mm長いですね。
一般的に、ホイールベースが長くなると、直進での安定性が増し、車の上下運動が少ないことで、乗り心地は安定したものになります。そのことから、安定性と振動の少なさという意味では、乗り心地は悪くないでしょう。
#Mazda presentará una Crossover que en el Salón de #Ginebra2019. Se trata de un modelo compacto, sin especificar nombre. Podría tratarse de un facelift de la #MazdaCX3 o la variante de la #MazdaCX4 para occidente (segunda imagen). El evento inicia el 5 de marzo. #NovedadesAP pic.twitter.com/EpRBGxEMEu
— Revista AUTOMÓVIL (@automovilonline) 2019年2月5日
一方で、全幅と全高を抑え気味にした設計です。ルノー・カジャーと比較して、全幅で5mm、全高で実に75mmもサイズが小さいです。この差は結構大きいです。
といっても、サイズ面をとってみれば、マツダ・新型CX-4の前席(運転席と助手席)は、ある程度の体格の人に対応できるサイズ感があります。
こちらの画像は、左から身長が190cm、160cm、175cmのドライバーがマツダ・新型CX-4を運転しているものです。見たところ、前席のサイズとしては、十分なスペースを確保していることが分かります。
via: https://www.zhihu.com/
身長が190cmとなると、かなりのビッグサイズのドライバーですが、シートを思いっきり後方に下げた状態で、「ま~乗れている」という印象です。脚・膝回りが少しきつそうですけどね。
もちろん、ベンツなどのような欧州車に見られる広い車内のサイズ感は感じないものの、これだけのサイズを提供しているなら許容範囲ですね。
でも、逆に言えば、”後部座席は狭い”です。
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マツダ・新型CX-4は、基本、前部座席でカップルが乗りドライブ、あるいは小さな子ども1-2人を持つ家族が、ファミリーカーとして、走りも楽しみつつ、買い物やお出かけカーとして使うのが、ベストだと思います。
日本のように国土の狭い国では、長乗りといっても基本、距離も知れているので、マツダ・新型CX-4であれば、様々な用途や目的に十分に対応できるでしょう。
マツダ・新型CX-4の乗り心地!VSルノー・カジャー(KADJAR)で比べて分かる真実!~まとめ
マツダ・新型CX-4の乗り心地は・・・
ポイント
- 乗り心地そのものは悪くない
- 車内のスペースが狭く、結果として乗り心地がイマイチに感じる
マツダ・新型CX-4の乗り心地は、長めのホイールベースゆえに安定していて、振動も少なく乗り心地が良い一方、スペースの狭さに不満を感じる人もいるはず。
一方で、マツダ・新型CX-4は、デザイン、パワートレインなど、十分なスペックがあるため、ファミリーでカップルで乗る車としては不満ないでしょう。
とくにデザインはシティユースに映えそうなものですし、ありそうで少ないSUVでありながらクーペ寄りのオシャレ感もあるため、日本で売られたら、それなりに売れると思います。
ちなみに、中国では、ライバル車であるルノー・カジャーよりも、マツダ・新型CX-4の方が売れています。実際にユーザーが乗り比べた感じでも、ルノー・カジャー(KADJAR)よりも、総じて満足度が高いです。
ただ、日本では、SUVは国産・輸入メーカーともかなり力を入れており、選択肢は広くライバルも強いので、総合的に見て、マツダ・新型CX-4が日本のユーザーを満足させることができるかどうかが、気になるところではあります。
発売されたら、その答えがでますね。
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