運転テクニック

車の運転が怖い!克服方法(事前準備&運転当日編)とは

車の運転怖い

車の運転は、慣れればとても簡単で、気軽に乗れる便利なものです。でも、運転免許を取りたての方や、以前、交通事故にも巻き込まれたり、起こした経験のある方の中には、”車の運転が怖い”という感覚を持つ人もいるかもしれません。ここでは、車の運転が怖いと感じる方が怖さを克服するための8の方法を紹介します。

事前準備編と運転当日編に分けて解説していきますね。

♪ 関連記事 ⇒ 運転上達のコツとは?

 

車の運転が怖い!怖さの克服方法3つとは(事前準備編)

では、最初に、事前準備の段階で、車の運転が怖いと感じる人が、怖さを克服するためにできる方法を紹介します。

 

1. 交通ルール&道路標識を復習しよう

交通ルールや道路標識を復習して暗記することで、運転への怖さがかなりなくなって、運転が楽になります。

とくに、ペーパードライバーで車の運転が怖いと感じている方の場合、交通ルール(マナー)や道路標識を忘れている可能性もあります。

その理由は、ペーパードライバーの方の多くが、運転免許を取って早い段階で、ペーパードライバーになってしまっているからです。

そして、細かな交通ルールを忘れてしまい、だんだんと自分の車の運転に自信が持てなくなり、それが車の運転の怖さにつながっていることも。

それを克服するために、道路標識や交通ルールをもう一度復習して、しっかり理解したいものですね。

最近では、ペーパードライバーの方や、運転に自信がなくて怖いと思う方が、運転への怖さを克服できるよう、交通ルールやマナーをかみ砕いて説明してくれている本もありますので、参考にしてみましょう。

「習うより慣れろ」という言葉がありますが、運転については、人命や安全もかかわりますので、きちんと習って自信を付けてから運転したいものです。

 

2. ペーパードライバー講習をうける

車の運転への怖さを克服するために、ペーパードライバー講習をうけるのも、良い方法です。その理由は、運転を教えるプロが、今の自分が一番苦手な部分や怖さを感じている部分を克服できるようサポートしてくれるからです。

また中には、愛車を持ち込みで講習を受けられる、自動車教習所やペーパードライバー専用の教習所もあります。やはり自分の車で運転に慣れることができるというのは大きなオススメポイントです。


ところで、とくに、昭和時代に自動車免許を取った方は、自動車教習所の教官がやたら怖かった印象を持っているかもしれませんが、今の多くの自動車教習所の教官は、教え方も優しいですので、安心してください(笑)。逆に、こんなに優しく教えて大丈夫?というケースもあるくらいです。

もし、不安なら、ネットで口コミをチェックしてから申し込んでみましょう。

ちなみに、試しに、筆者の自宅近くの自動車教習所のサイトでチェックしてみたところ、その自動車教習所の1時限あたりの受講料金は、卒業生の場合で5,400円、一般の方で16,200円となっていました。

多くの自動車教習所で、自校の卒業生向けにお得な価格で講習を提供しているようですので、もし、自分が卒業した自動車教習所が自宅から近い場所にあるなら、そこで、ペーパードライバー講習を受けると良いでしょう。

 

3. コツを言語化するのが上手い人と一緒に練習&練習

車の運転怖い

ペーパードライバー講習を受ける時間がない場合などは、あなたの家族や親しい友人などに頼んで練習に付き合ってもらいましょう。

その際、車の運転が上手で、できれば運転のコツやポイントを言語化して教えるのが上手な人に練習に付き合ってもらいたいものです。

その理由ですが、やはりコツを言語化するのが上手な人に教わると不安な点をどう克服したらよいのか分かるし、運転の自信につながるからです。

自動車教習所のことを思い出して頂きたいのですが、当時、なぜ運転が上達したかというと、教官がコツやポイントを言語化するのが上手かったからですよね。

たとえば、「あのポールが真横に来たらハンドルを切って」とか・・・教え方が具体的だったはず。

それは、教官がその教え方が効果的だとちゃんと分かっていて、あえてそういう教え方をしているわけです。

ですので、教え方がざっくりした人や擬音が多い人(長嶋さん的な人)などよりも、できれば具体的に教えてくれる人に同乗してもらって、練習しましょう。

運転の怖いと感じる人の中には、たとえば、縦列駐車や車庫入れなど、とくに苦手な部分があってそれが原因で自信を失っていて運転への恐怖心につながっている場合も多いです。その苦手な部分を克服するために、苦手な部分を集中して練習をしましょう。

それが、自信につながり、車の運転への恐怖を克服するのに役立ちます。

 

車の運転が怖い!怖さ克服のための5つの方法(運転当日編)

前の章では、車の運転が怖いと感じる人が、怖さを克服するための3つの事前準備の方法を説明しました。ここからは、実際に車を運転する当日にできる、5つの方法をご説明します。

1. 運転するときは万全のコンディションで!

いざ、運転のルールや道路標識を覚え、練習もたくさんした後で、忘れてはいけないのが、自身の体調。運転には、心身とも万全なコンディションで臨みたいものです。

疲れているときや、睡眠不足だったり、仕事などでストレスがたまりイライラしているときは、運転を避けましょう。


運転歴がベテランの域に達している人でも、睡眠不足だったり疲れていると、運転時に注意が散漫になり、判断ミスをしたりして危険です。

ましてや、車の運転が久々で、運転を怖いと感じている方は、運転する前の日には、意識的に睡眠を十分に取って疲れを除いておきたいものです。また、前もって、忘れずにトイレに行っておき、いざ運転中に、トイレに行きたくて運転に集中できないという状況を避けるようにしましょう。

 

2. 事前のルート確認&時間と気持ちに余裕持って運転

車の運転怖いカーナビ

カーナビやスマホの地図アプリで、あらかじめルートや到着時間を調べて、逆算して少し時間に余裕を持って出発しましょう。時間に余裕を持って出発すると、気持ちにも余裕が生まれます。

運転には、渋滞やアクシデントが付き物です。でも、時間に余裕を持って出発することで途中で、不測のトラブルなどに見舞われても、落ち着いて運転することができます。

”早め早めの出発”は、車の運転への恐怖を克服したい人にとっては、是非意識したいですね!

 

3. 運転前に点検をする

出発前に、車の点検をしておきましょう。自動車教習所でも習った「運行前点検」を実施することで、安心そして安全に車を運転することができます。

次の項目は、とくに意識してチェックしておきましょう。

  • タイヤの空気圧
  • タイヤの亀裂の有無や減り具合
  • ランプ類の点灯・点滅のチェック
  • エンジンのかかり具合や異音の有無

 

なお、下のリンクからは、JAFの15項目の「日常点検チェックシート」をダウンロードすることができます。”無料”で入手できますので、あらかじめダウンロードして、この項目をもとにチェックしていくようにしましょう。

♪ ダウンロード先 ⇒ 「日常点検チェックシート」

(出典元:JAF公式サイト)

 

愛車にトラブルやアクシデントが発生すると、気持ちに余裕がなくなります。そもそも、運転中に整備不良が原因で事故を起こしてしまったら、より一層、車の運転が怖くなるかもしれません。

それで、愛車の調子をチェックしてから出かけることをオススメします。

 

4. シートポジション・ミラーの位置などを調整する

運転前に忘れたくないのが、シートポジション・ハンドルやミラーの位置の調整です。アクシデントやトラブルがあっても、すぐに対応できるポジションに、シート・ハンドルやミラーを合わせることは大切です。

次の順序で、シート、背もたれ&ハンドル、ミラーを合わせていきましょう。

 

1. シートを調整する

運転席に座り、シートに腰を押し付けて座る。つづいて、ブレーキペダルを思いっきり踏み込んだ時に、膝が少し曲がるぐらいのポジション、シートを前後させて合わせる。

2. 背もたれ&ハンドルを調整する

ハンドルの12時の位置をつかんでみる。その時に、両肩が運転席の背もたれから離れない角度で背もたれを合わせる。

3. ルームミラーとサイドミラーを合わせる

シートと背もたれ&ハンドルの位置で、ルームミラーとサイドミラーの調整を行う。

 

なお、こちらの動画では、そのあたりを分かりやすく伝えています。良ければ参考になさってくださいね。

 

5. ステッカーを使ってみる

自分の車の運転に自信が持てず、怖いと思う場合、このようなマグネットタイプのステッカーを貼っておくのもアリです。

とくに、ペーパードライバーで、かつ免許を取得してから年数が経っていると、若葉マークは付けられないですよね。

でも、若葉マークの代わりに、このようなステッカーをボディに”ペタッ”と貼っておくことができます。

色も目立ちますし、周りの車にも視認してもらいやすく、あなたが少し遅めで走行していても煽られにくいかも。さらに、運転するドライバー心理としても、なんとなく精神的に落ち着きますし、安心感があるものです。

若葉マークと一緒で、マグネットタイプで簡単に着脱ができます。それで、家族の中で車の運転が怖く感じているのがあなただけの場合でも、”自分の運転のときだけ貼る”という使い方ができますね。

 

まとめ

”車の運転が怖い”という気持ちは、実際に経験してみないと、その大変さが分からないですよね。でも、そんな運転への怖さを克服するための方法を実践してみて、徐々に運転が楽しくなるとイイですね!

 

♪車の運転の怖さを克服する3つの方法(事前準備編)

1. 交通ルール&道路標識を復習しよう
2. ペーパードライバー講習をうける
3. コツを言語化するのが上手い人と一緒に練習&練習

♪怖さを克服するための5つの方法(運転当日編)

1. 運転するときは万全のコンディションで!
2. 事前のルート確認&時間と気持ちに余裕持って運転
3. 運転前に点検をする
4. シートポジション・ミラーの位置を調整する
5. ステッカーを使ってみる

 

ペーパードライバーの人を対象に実施したアンケート調査では、そのうち約35%の人が、ペーパードライバーになったきっかけが、「運転技量の不安」、「過去に事故を起こしたから」、「運転で怖い思いをしたから」と返答しました。(出典元:JAF・ペーパードライバーアンケート調査)

 

ちなみに、免許保有者の全体で見ると、ペーパードライバーの割合が女性が36.6%、男性20%という調査結果もあります。

単純計算すると、女性の運転免許の保有者全体のうち、1割程度の人が、”車の運転が怖い”と感じていることになります。

でも、車の運転に怖さを感じつつも、どうしても運転しないといけないシチュエーションもありますよね。以前は、ペーパードライバーでも良かったけども、生活環境が変わって自分がハンドルを握る必要が生じたケースもあると思います。

これらの方法をいくつか併用してみて、少しづつ運転への恐怖心を克服していけるとイイですね♪

 

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