ここでは、”雪道に強い車ランキング・トップ5”をご紹介します。たしかに、”雪に強いといわれている車”ってたくさんありますよね。でも、その中で一体、どの車が雪道に強い(最強)でしょうか??
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雪道に強い軽自動車ランキング・2019年版トップ5!雪国でオススメ&最強の軽カーとは!
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雪道に強い車ランキング:トップ5! 最強モデルはコレ!
では、さっそく、雪道に強い!最強のクルマをランキング形式で紹介していきます。ちなみに、完全に個人の独断と偏見(好み含む)で選別していますので、ご理解下さい(笑)。
第1位:スバル フォレスター
出典元:https://response.jp/article/2018/05/21/309901.html
やはり、雪道で最強のモデルといえば、第1位はスバル フォレスターだと思います。その理由は、後述しますが、フォレスターが、Xモードをはじめとした安定走行のサポートシステム、高めの最低地上高といった雪道に強い車の条件を満たしているためです。
雪道の強い車としてスバル・フォレスターを推したい具体的な理由は、次のような機能を搭載していること。
1.「シンメトリカルAWD」を採用
「シンメトリカルAWD」を採用していることで、”シンメトリカルに”つまり”左右均等”に力がかかる四駆のため、安定性が抜群です。
2.トラクションコントロールを搭載
タイヤの滑りを察知し自動的にエンジンを制御するシステムで抜群の安定性を得られます。
3.「ヒルディセントコントロール」搭載
滑りやすい急な下り坂でも車速を一定に保つようにコントロール可能
4. X-MODE搭載
タイヤへのトルク配分を固定することができるため、タイヤが浮いてしまうような悪路での走行や雪でスタックしてからの脱出が容易です。
他の車が、勾配きつめな下り坂を、恐る恐るブレーキを踏みつつ下る中で、フォレスターが優雅に安定して走れるのは、X‐MODEモードをはじめとする、これらコントロールシステムのおかげといっていいですね。
雪道最強のフォレスター(^ω^)
SUVと勝負したらダメですよ🙄— たつや (@tamama126) 2018年12月10日
雪道での走行で、考えるべき大切な要素のひとつが、最低地上高。スバル フォレスターの場合、220mmあることから、この点を取ってみても、冬の雪道で最強といえますし、合格点といっていいでしょう。
- 駆動方式 フルタイム4WD
- 最低地上高(mm) 220
- 車両重量 (kg) 1,460〜1,610
日本という国は、狭い国土でありながら、バラエティに富んだ気候という特徴があります。実際、東北地方のような豪雪地帯もあることで、雪道に強いSUVが育ちやすい環境だな~と思います。
スバル車については、東北などの雪国で愛用している人も多いことが、真冬の雪道で最強レベルで強い車といえる何よりの証ですね。
やはり雪道はフォレスター完勝だな。40センチ余裕だね
— きむちゃん (@kynysn) 2018年3月2日
さすがに、フォレスターでも、深さ1メートルの新雪の雪道の走破は難しいと思いますが、逆にフォレスターで走破できない道は、他のSUVでは無理・・・というくらい、フォレスターの雪道での走破性能は高いです。
これらの機能を搭載していることで、フォレスターが”雪道にとても強い車”であるのは間違いないでしょう。また、エクステリアデザインも、チャラくない、大人の品の良さがありますし、シティユースで乗ってもイイ感じですね♪
個人的に思うのですが、フォレスターを含めスバル車は、国内よりも海外でより高い評価を受けていると思います。国内でもっと評価されてイイと思いますね。
第2位:マツダ・CX5
出典元:https://response.jp/article/2018/03/07/306894.html
雪道に強く、洗練されたデザインで、シティユースでもオシャレ感もあるのが、マツダ・CX5です。雪道で最強の車・スバル フォレスターに及ばずも、やはり雪道で強いですね♪
その特長としてあげたいのが、i-ACTIVE AWDという前輪駆動ベースの四駆を採用している点。
滑りだしてから後輪に駆動をかける方式とは違い、センサーで路面の状況の滑りやすさをモニター&チェックし、前輪が滑る前に後輪に最適なトルク配分を行うことで、前輪のスリップを未然に防ぐことができる点。
あの、前輪が滑るときの、独特の怖い思いを避けることができます。
- 駆動方式: 4WD(i-ACTIVE AWD)
- 最低地上高(mm): 210
- 車両重量 (kg): 1,520-1,700
CX5が、雪道に強い車である他の理由として、AWDにヘッドランプウォッシャーを標準装備していることで、常にクリアな明るさを確保してくれる点も挙げることができます。
また、ステアリングヒーターを装備していることで、気温の低いときでも、手が凍えるようなこともなく、雪道を快適に運転できます。
雪道でも快適! ちょっと雪遊びー #cx5 #mazda pic.twitter.com/LB3AodQ7
— Takamichi_ (@suuuzuuu23) 2013年1月27日
後述しますが、雪道に強い車として、「CX5が上か?エクストレイルの方が上か?」で悩んだのですが、個人的には、CX5推しですね。”安定感”の部分で、やや上と考えます。
実際、雪道を走ってみると、CX5の方が、アンダーステアがややきつい感じはするのですが、その分、安定走行できる感じがしましたので、2位としました。
cx5雪道まじ楽しい
— やまは@ペペロンチーノ (@Hahaha_jda) 2015年12月20日
あと、マツダCX5は、雪道に強い車というだけでなく、個人的には、CX5のスタイリングが好きですね。実際、マツダ車がウケているのは、”走行性能+完成されたデザイン”に、その理由があると思います。
とくに、CX3系ともいえるライトのシャープで細い目とリアに流れるラインに、個性と主張があってイイかなと・・・。
ちなみに、筆者の周りにマツダのデザイン嫌いという人はいないですね~。マツダは、”デザイン”で差別化できて、世界のライバルメーカーと対等に戦える、カーブランドの一つだと思います。
第3位:日産・エクストレイル
出典元:日産公式サイト
個人的には、CMでのインパクトが凄かったのが、日産・エクストレイル。
エクストレイルは、CX5と比較して車格など似ている点も多いのですが、前述のように、CX5の方が、よりアンダーステアがきつめに設定してある印象で、スピンしなさそうな安定感を感じました。それで、エクストレイルは、第3位としたいと思います。
- 駆動方式: 4WD(インテリジェント4WD)
- 最低地上高(mm): 200
- 車両重量 (kg): 1,480-1,500
ただ、エクストレイルも、その走破性能はかなり高いです。その理由なのですが、駆動方式として採用している、インテリジェント4WDのおかげで、路面の状況に応じて3つのモード(LOCK・AUTO・2WD)を選択して安全走行できるようサポートしてくれること。
ちなみに、各モードの違いがコチラ。
- LOCKモード: 前後の動力配分を50:50固定で走行するモード。雪道走行や、勾配のある上り坂での発進をサポート
- AUTOモード: 前輪と後輪のトルク配分を自動でコントロールするモード。CX-5のi-ACTIV AWDと似ていますね。
- 2WDモード: 2WD固定モード。乾燥路や高速道路の走行にオススメです。燃費で走行できるモード。
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車両重量が軽量なのもあり、雪道でスタックしにくく、一般道路での走りも”軽め”なのも特長です。それだけに、シティユースでも小回りが利き、快適に走れる部分もありますね。
ちなみに、エクストレイルは、友人でも乗っている人がいるのですが、雪道での限界時にも”舵”が効きやすいそう。それで、コントロールのしやすさを感じているとのこと。
雪道でエクストレイル運転したけど快適過ぎて爆発しそうになった
— Ryama (@Ryama_13kai) 2018年1月12日
もちろん、2位のCX-5と同様エクストレイルも、雪道の走破性が高く、雪道に強いので、好みの部分になると思います。
しかし、繰り返しになりますが、”よりスピンしなさそうな安定感”については、CX-5の方に分があるように感じたので、CX-5を第2位、エクストレイルを第3位としたいと思います。
第4位:新型ジムニー・シエラ
出典元:スズキ公式サイト
新型ジムニー・シエラは、その特長である軽い車体、タフ目な道も走れる走破性、シティユースでも使えるオシャレ感という総合バランスの高さで4位としました。
実際、豪雪地帯の山間部で働く医療関係者や林業関係者が乗るだけあって、ジムニーの走破性は高いです。そして、200mmを超える地上高があり、雪道でスタックしにくいのが特長です。
また、ESPを採用していることで、横滑りしにくい特長も。
さらに、「ブレーキLSDトラクションコントロール」、「ヒルディセントコントロール」という電子デバイスも備えています。
ただし、これらは、オフロード走行のアシスト機能となるため、傾斜のきつくない雪道での走行ではそこまで使う機会はないかもしれません。
うちのジムニーシエラで雪道走ってきた
スタッドレス+4WDだと普通に走るね— Issigonis (@abe_issigonis) 2018年1月22日
あとは、特筆すべきは、他のSUVに比べて軽量である点。4WDでも車体重量があることで、傾斜のある道で走破できない場合がありますが、ジムニーの場合、車体が軽量ゆえに、勾配のきつい山間部などのかなりの悪路でも走破する能力が優れています。
- 駆動方式: パートタイム4WD
- 最低地上高(mm): 210
- 車両重量 (kg): 1,070-1,090kg
都心部では、オシャレ感とかで乗る人も多いのが、新型ジムニーですが、雪道では頼れる相棒といえますね。
とくに、新型ジムニー発売後、女子が乗ったり、デートカーとして乗る使い方も増えていて、これはこれで、もちろんイイと思うんですが、やはり、雪道で走破性能を試したい車です。
ジムニーのように、雪道のようなタフな環境下でも、ドライバーを安全に送り届けるミッションを遂行するクルマは、”健気でかわいいな~”と思います。
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雪道に強い軽自動車ランキング・2019年版トップ5!雪国でオススメ&最強の軽カーとは!
第5位:スバル・インプレッサWRX
出典元:公式サイト
雪道での走破性の高さで、インプレッサWRXは5位としました。仮に、最低地上高がもう少し高ければ、雪道に強い車として、さらに上の評価となったはず。
しかし、走破性能の高さは注目すべきものがあります。山形県をはじめとする、いわゆる豪雪地帯で、スバル車は人気が高いですが、その中でもインプレッサWRXは、走破性能の高さで高評価を得ています。
実際、インプレッサWRXの歴史はラリーカーの歴史といってもよく、オフロードを走り切れるよう設計されています。
たとえば、デフのロック率をマニュアルで6段階に設定できる「MANUALモード」のほかに、AUTOモードにも三種類備えています(全自動の「AUTO」・LSDの作動制限を緩くして回頭性を高める「AUTO➖」・作動制限を強めてトラクションを重視する「AUTO+」)。
基本、AUTOモードのままでほぼほぼすべての雪道に対応できます。
- 駆動方式: 4WD(アクティブトルクスプリット式AWD)
- 最低地上高(mm): 130
- 車両重量 (kg): 1,300-1,400kg
インプレッサWRXの唯一の弱点は、その低い地上高でしょう。余裕で200mmを切っていますので、圧雪路では雪の上に乗ってスタックするリスクがあります。
走破性能が高いだけに、ガンガン攻めていて気づいたら、ボディが雪に乗り上げてタイヤが空転なんていうことは避けたいところ。ただ、そこまでタフな降雪下で、攻めようという人は少ないとは思います・・・。
”最低地上高が低ければ、それだけ深い雪の中ではハマりやすい”のは、たしかに事実ですが、この点は、そもそもどんなクルマにもいえることなので。普通の雪道で走る分には、インプレッサWRXの走破性は十分すぎでしょう。
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雪道に強い車ランキング・トップ5とは❄最強モデルはコレ! ~まとめ
ここでは、雪道に強い車ランキング・トップ5を取り上げました。
ポイント
- 第1位:スバル フォレスター(雪道最強クラス!)
- 第2位:マツダ・CX5
- 第3位:日産・エクストレイル
- 第4位:新型ジムニー・シエラ
- 第5位:スバル・インプレッサWRX
独断と偏見で?選んだものなのですが、やはり雪国ではスバルの強さを感じます。やはり、雪道では最強レベルの車だと思います。
一方で、いわゆるデリカなどミニバン車は、重量も重く、車体の重心も高いことから、傾斜のある雪道のコーナーでの走行を苦手とする面もあり、気づけばスポーツSUVをメインとして選出する結果となりました。
雪道で、車の持っている走破性能を試すのも楽しいですが、あくまでも、スタッドレスタイヤなど足回りをきちんと固めての走行があってはじめて、安全に走行できることを覚えておきたいものです。
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