ここでは、アメリカで先行発売されて好評を博している、新型カローラセダン(2019)の実燃費と乗り心地を取り上げます。噂では、ハイブリッドモデルの実燃費がプリウス並みに良いとのこと。
果たして本当かどうかをチェックしてみないとですね!では、新型カローラセダン(2019)の実燃費と乗り心地についてさっそく紹介します。
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新型カローラセダン(2019)の実燃費!プリウス超えか?
最初に、新型カローラセダン(2019)の実燃費についてです。
まず、理解しておきたいのが、こちら【↓】でも説明しているように、北米ですでに販売されている新型カローラセダンと国内向けに発売される、新型カローラセダン(2019)は、サイズや車格が違うため、似て非なるものと言って良いでしょう。
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ですので、ここで解説する実燃費は北米モデルでの実燃費であり、それと比べて、国内モデルの場合の実燃費は少し異なってくる可能性があります。もっといえば、国内モデルの方が実燃費が良い可能性が高いと思います。
それを踏まえた上で、新型カローラセダン(2019)の実燃費について説明していきます。
新型カローラ(2019)の実燃費
画像出典元:https://www.toyota.com/
国内向け新型カローラについてですが、現段階で国内販売が確実視されているのが、以下のモデルとなります。
ポイント
- 1.8L・ハイブリッドモデル(2ZR型)
- 1.8L ガソリンモデル(2ZR型)
- 1.2L ハッチバック
北米版での実燃費については、評価は、以下の通りとなっています。なお、繰り返しになりますが、こちらの実燃費の数値は北米モデルでのものとなり、国内モデルでは、微妙に違ってくるはずです。
また、そもそもハッチバックモデルについては、北米モデルでは2Lタイプのモデルが設定されているのに対して、日本国内では1.2Lのターボモデルが設定されることが予定されていることから正しく比較することができません。
ですので、ハッチバックモデルについての実燃費はここでは取り上げません^^
新型カローラセダン:1.8L・ハイブリッドモデルはプリウス並みの実燃費
出典元:https://www.autoblog.com/
新型カローラセダンの1.8L・ハイブリッドモデルの実燃費は以下の通りです。
ポイント
- 街中の走行での実燃費: 22.53km/L
- 高速道路走行での実燃費: 22.11km/L
北米では、新型カローラセダンの1.8L・ハイブリッドモデルの実燃費については、同じくトヨタのプリウスとホンダのインサイトと同等レベルという評価です。
若干の違いはあるにしろ、高速道路でも街中走行でもほぼ同じレベルの実燃費数値をたたき出しています。
新型カローラセダンの1.8Lガソリンモデルは無難な実燃費レベル
さて、北米モデルの1.8Lガソリンモデルの実燃費は次のようになっています。
ポイント
- 街中の走行での実燃費: 12.75km/L
- 高速道路走行での実燃費: 16.16km/L
結論から言うと、無難かつ標準的な実燃費の数値と言えると思います。
ただし、国内モデルは3ナンバーではあるものの、5ナンバー並みのサイズに合わせてくる予定なので、車体重量なども軽くなる分、米国モデルよりも実燃費はさらに良くなるのでは?と予想します。
新型カローラセダン(2019)の実燃費について~ ここまでのまとめ
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新型カローラセダン(2019)の実燃費については、ハイブリッドモデルをチョイスした場合、プリウスやインサイトとほぼ同じレベルの実燃費の数値となるでしょう。
一方、ガソリンモデルの実燃費については、可もなく不可もなく無難なレベルとなりそうです。
個人的には、プリウスの”近未来的なデザイン”が苦手で・・・もっといえば好きじゃないので、新型カローラのチョイスもアリな気がします。
さらに、繰り返しになりますが、国内モデルの方がより北米モデルに比べてコンパクト化される(=車体重量も軽くなる)ため、実燃費はより良いはず・・・と読みます。
新型カローラセダン(2019)の乗り心地!米国での口コミ&評価は?
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さて、つづいて新型カローラセダン(2019)の乗り心地についての米国での口コミ&評価になります。
結論から言うと、乗り心地については以前のカローラと比べてかなりの改善がみられています。一方で、乗り心地について、平均的なものであり目新しいものはさほどないという評価もあります。
北米でのユーザーレビューを見てみましょう。前モデルに比べて改善された点として次の点を挙げる声がありました。
- トーションビームをマルチリンクに置き換えたことで、乗り心地が改善され、路面のバンピーを伝えることなく、スムーズな走りを実現
- TNGA(Toyota New Global Architecture)を採用することで、よりボディの剛性が高まり安定感が生まれた
実際、前モデルのカローラと乗り比べてみると、違いを感じる声が上がっています。はっきりと改善されたという声が多いですね。
マルチリンクのサスペンション採用により、乗り心地やハンドリングもかなり改善されました。また、今回採用されたプラットフォーム・TNGAは、新型カムリや新型RAV4など、トヨタの多くの車種で採用されており、やはり乗り心地の改善にもつながっています。
ちなみに・・・マルチリンクとは?
いわゆる高級車(高額車)に採用されることが多いサスペンション形式。マルチリンク形式のサスペンションを採用することで、乗り心地とロードノイズの改善につながる。
一方で、新型カローラセダン(2019)の乗り心地については、無難感や平均的な乗り心地を指摘する声が多いです。何も考えずに買える安心感があると同時に、目新しさを感じないという意見や評価も見受けられます。
ちなみに、新型カローラセダン(2019)では、TNGAを採用していることもあり、よりスポーティーな乗り味になりました。しかし、乗ったときの楽しさや感じる洗練さを含めた乗り心地については、「マツダ3やホンダシビック、フォルクスワーゲンゴルフなどに負ける」とはっきりと指摘する声もあります。
Thank you God! I can’t thank you enough ! He blessed me with this brand new 2019 Toyota Corolla under my name ! All by myself! I’m so blessed and grateful! Thank you so much God! ❤️🙏🏼💵🎉 pic.twitter.com/IqGZ2BBJs5
— 🇩🇴 (@collado_apc) February 25, 2019
また、走りについては、コーナーでのレスポンスの遅さを指摘する声もあります。
ですので、これらのことを踏まえて、新型カローラセダン(2019)については、平均的な仕上がりゆえに安心して買えると感じて購入するのもアリだと思いますし、車を運転するワクワク感のような気分や運転する楽しさを味わいたいなら、別の車種を選択するというのもアリでしょう。
ただし、デザインについては大幅に良くなっていると思いますし、それを含めた総合評価で新型カローラセダン(2019)のチョイスも良いと思います。
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新型カローラセダン2019・実燃費&乗り心地!燃費はプリウス並み?~まとめ
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この記事では、新型カローラセダン(2019)の実燃費と乗り心地を取り上げました。
- 新型カローラセダン・1.8L・ハイブリッドモデルの実燃費(北米モデル): 以下の通り
ポイント
- 街中の走行での実燃費: 22.53km/L
- 高速道路走行での実燃費: 22.11km/L
- 1.8Lガソリンモデルの実燃費(北米モデル): 以下の通り
ポイント
- 街中の走行での実燃費: 12.75km/L
- 高速道路走行での実燃費: 16.16km/L
新型カローラセダン(2019)の乗り心地の北米でのユーザーレビューから分かった、前モデルと比べての改善点は以下の通りです。
- トーションビームをマルチリンクに置き換えたことで、乗り心地が改善され、路面のバンピーを伝えることなく、スムーズな走りを実現
- TNGA(Toyota New Global Architecture)を採用することで、よりボディの剛性が高まり安定感が生まれた
新型カローラセダン(2019)の実燃費については、車格が北米モデルと日本国内モデルで異なるため、全く同じということはないはずです。むしろ、日本でのモデルの方が実燃費は良い可能性が高いです。
個人的には、新型カローラセダンは、中高年層がメインの顧客層になるか、若い層を取り込めるかも注目でもあると思います。若い層を取り込めるかはデザインや走り味だと思うんですよね!
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