ここでは新型コルベット・スティングレイの評価、日本発売日と価格(値段)についても取り上げます。
アメ車好きにとって、格別の響きを感じるのがコルベットという車だと思います。ただのデカいラグジュアリーカーという位置付けではなく、速くて高性能というスペックの高さは注目に値します。また昔から積極的にモータースポーツにも参戦し、好成績を上げ、なおかつ継続参戦することで、その評価を高め続けてきた1台です。
では、さっそく新型コルベット・スティングレイの評価、日本発売日と価格(値段)についての本題です。
Contents
新型コルベット・スティングレイの評価!
まずは、GMシボレー新型コルベット・スティングレイ(2020モデル)の評価についてです!評価のポイントはコチラです。
ポイント
- 8代目にして、ついにミッドシップモデル(MR)で登場
- ライバル車とスペック&価格で戦える競争力
- コンバーチブルモデルらしからぬラゲッジスペース(荷室)の広さ(ゴルフバッグOK)
ではひとつづつ解説しますね。
8代目にして、ついにミッドシップモデル(MR)で登場
(via:https://www.motortrend.com/)
初代から受け継がれてきたコルベットの特長のひとつがFRモデルだった点。しかし、コルベット・スティングレイ(2020)は、8代目にして初のミッドシップモデル(MR)として登場しました。
今さら聞けないミッドシップ(MR)とは?
ミッドシップ(MR):Midship Engine・Rear Drive(ミッドシップエンジン・リアドライブ)の頭文字を取ったもので、エンジンが前輪と後輪の間に位置し、後輪を駆動する方式のことをいいます。F1などのフォーミュラーカーやスーパーカーの多くに採用される駆動方式です。
出典元:Wikipedia
8代目となる、新型コルベット・スティングレイ(2020)はミッドシップ化されることでバランスが改善されました。
また、ニュートラル・ステアとなることで、運動性能が高まることは間違いないです。つまり、コーナリングを高速で走り抜ける能力がアップします(*FR車でゴリゴリとコーナーを攻める楽しさはまた格別なんですけどね^^)
ライバル車とスペック&価格で戦える競争力
ポルシェ718ケイマン 出典元:価格ドットコム
8代目の新型コルベット・スティングレイ(2020)は、ライバル車であるポルシェ718ケイマンやアウディR8などと、スペックや価格で戦える競争力を持っています。
比較してみましょう。
8代目新型コルベット(2020) | ポルシェ718ケイマン | アウディR8 | |
価格 | 5万9千㌦(650万円) | 5万8千㌦(640万円) | 17万1千㌦(1880万円) |
馬力(hp) | 495馬力 | 300馬力 | 562馬力 |
0-60mph(96km/h) | 3秒 | 4.9秒 | 3.4秒 |
*上記の価格は米国での販売価格
とりわけ個人的に注目したいのが、8代目・新型コルベット・スティングレイ(2020)がポルシェ718ケイマンよりもスペック面で優れている点。
北米では、ポルシェが人気があり、少しお金のある人が乗りたいと思う1台です。言い換えれば、レクサス、ベンツ、BMW、ポルシェのどれ?といった感じ比較して買われることが多い1台です。
しかし、ポルシェ718ケイマンと価格面でほぼ一緒でありながら、スペック面でかなりの差をつけているのは、注目ポイントです。
なお、8代目・新型コルベット・スティングレイは、米国カリフォルニア州タスティンで発売が発表されました。その際、シボレーの社長マーク・ロイス氏が、「C8コルベットのエントリーモデルは、6万ドル以下で発売開始される」と述べたときに、その場にいた聴衆からは驚きの声が上がったといわれます。
今までは、ベンツやポルシェといった車に流れていたユーザー層が、比較の遡上に8代目・新型コルベット・スティングレイを上げる可能性も高いはず。けっこう売れると思うんですよね。
米国では単純に速い車が好きな人が多いですからね・・・。
8代目・新型コルベット・スティングレイの価格面とスペック面での他社ライバルモデルとの戦闘力は、侮れないと思いますよ!
【ポルシェ関連記事】
ポルシェ911(新型992)の日本発売時期はいつ?価格&スペック&実燃費・エクステリア&内装とエンジン音は?
世界最古80年前のポルシェ!オーナーの名前はだれ?【画像】スペック・内外装&デザイナーは?
コンバーチブルモデルらしからぬラゲッジスペース(荷室)の広さ:ゴルフバッグもOK!
「この辺・・・さすがに考えてきたな」と思えたのが、コンバーチブルモデルらしからぬラゲッジスペース(荷室)の広さです。その広さは、2セット分のゴルフバッグ収納もOK!のサイズ感です。
ポイント
- 8代目新型コルベット・スティングレイのラゲッジスペース(荷室): 合計356リットル(12.6立方フィート)
8代目新型コルベット・スティングレイのように、ミッドシップモデル設定となるとエンジンが中央部分にくるため、ラゲッジスペース(荷室)が犠牲になることも多々あります、
しかし、新型コルベット・スティングレイでは、フロントとリア部にラゲッジスペース(貨物)が設けられ、意外や意外、それなりの荷物を積めるように設計されています。
(↑)8代目新型コルベット・スティングレイのフロント・ラゲッジスペース(荷室) (via:https://www.motortrend.com/)
フロントのラゲッジスペースには、たくさんのモノを積むことはできないものの、バッグや小さ目の荷物を十分に詰めるスペースがあります。
(↑)8代目新型コルベット・スティングレイのリア・ラゲッジスペース(荷室) (via:https://www.motortrend.com/)
リアのラゲッジ(荷室)スペースには、ゴルフバッグを積むことのできるスペースがあります。
デザイナーは、8代目新型コルベット・スティングレイのペルソナが、週末アクティブに遊びたい少しお金に余裕のあるユーザー層と読んで、この辺りの設計にしたはず。趣味や嗜好性が多様化している今の時代、この辺りの細やかな設計はマストでしょう。
新型コルベット・スティングレイ2020(8代目)の日本発売日はいつ?
新型コルベット・スティングレイ2020(8代目)の日本発売日は、2019年末と推測します。
すでに米国のカー関連メディアでも、米国ケンタッキー州ボーリンググリーン工場で、2019年下旬から新型コルベット・スティングレイ2020(8代目)の生産を開始することが明らかにされました。
過去の経緯から見ても、米国とそれほど時間を置かず、日本でも発売されることは間違いないでしょう。
ちなみに、2019年4月の時点で、新型コルベット・スティングレイ2020(8代目)の生産に備えて、400人以上を雇用したとの報道もなされていたことから、大規模な生産過程がすでに始まっているとみてよさそうです。
Driving through KY today, stoped in bowling green and caught a glimpse of this mid engine #C8 #CorvetteC8 #Corvette #corvettereveal #C8Corvette @DougDeMuro @HooviesGarage @Bringatrailer time to get online and get mine configured. #gm crushed it with this car. pic.twitter.com/Q7j8Eqm6Xw
— robert schmitt (@schmittrw) July 19, 2019
また、注目ポイントなのが、コルベット史上初の右ハンドル車がついに生産されて日本に導入される点。GMも結構、本気です^^
個人的に思うのが、米国のトップがトランプ大統領になってから、変わった気がします。積極的に、米国内で雇用を生んできましたし、それに伴って自動車メーカー各社が日本も含めた海外でも売れる車作りに真剣になっていると思います。
この辺りは期待感マックスです♪
新型コルベット・スティングレイ2020(8代目)の価格は現行型より微高!
新型コルベット・スティングレイ2020(8代目)の価格は、現行型より微高になるでしょう。日本での価格は、1000万円(税込み)~と想定します。
その根拠ですが、C7新型コルベット・スティングレイ(第7世代/2019モデル)の日本での販売価格が919万円(税込み)だった点。
さらに、米国では、C7新型コルベット・スティングレイ(第7世代/2019モデル)よりも微高の価格(一部報道では5000㌦アップ)で発売されるとのアナウンスがあったことや、日本での消費税が8%⇒10%になることなどを考え併せて、日本での価格は、1000万円(税込み)~程度と推測します。
新型コルベット・スティングレイ2020(8代目)のスペック
(via:https://www.motortrend.com/)
さて、新型コルベット・スティングレイ2020(8代目)のスペックについても、触れておきましょう。
ポイント
- サイズ(全長×全幅×全高): 4630×1934×1234mm
- ホイールベース: 2722mm
- 車両重量: 1530kg(乾燥重量)
- パワートレイン: 次世代型6.2ℓスモールブロックV8 LT2・自然吸気V8エンジン
- 最高出力: 495hp(パフォーマンスエグゾースト装着時:502ps)
- 最大トルク: 65.0kg-m
- トランスミッション: 8速デュアルクラッチ・トランスミッション(8速DCT)
- ドライバーモード:6種類(ウェザー、ツアー、スポーツ、トラック、マイモード、Zモード)
8速デュアルクラッチ・トランスミッション(8速DCT)は、TREMEC社と共同開発されたものです。ダブルパドル式のクラッチ解除機構によって、ドライバー自身が両方のパドルをつかむことでクラッチの接続をリリースすることができます。その結果、よりマニュアルに近い操作で運転が可能です。
また、ドライバーモードについてですが、これまでの4種類のモード(ウェザー、ツアー、スポーツ、トラック)に加えて、よりドライバーの好みに合わせた設定2種類が加わりました。
さらに、「Zモード」は、ステアリングホイールの「Z」ボタンで作動します。マイモードの設定に加えて、さらに細かな設定をすることができ、エンジンとトランスミッションの微調整が可能です。
新型コルベット・スティングレイ2020(8代目)の評価・日本発売日&価格 ~まとめ
ここでは、新型コルベット・スティングレイ2020(8代目)の評価・日本発売日&価格について取り上げました。
GMシボレー新型コルベット・スティングレイ(2020モデル)の評価ポイントはコチラ。
ポイント
- 8代目にして、ついにミッドシップモデル(MR)で登場
- ライバル車とスペック&価格で戦える競争力
- コンバーチブルモデルらしからぬラゲッジスペース(荷室)の広さ(ゴルフバッグOK)
- 日本発売日: 2019年末
- 日本での発売価格: 1000万円(税込み)
今、海外&日本でもそうですが、SUV車のモデルの多種多様化と、販売台数の多さが非常に目につきますよね。SUVは、自動車メーカーにとっては共用プラットフォームを利用しての大量生産が可能で、儲かるビジネスモデルといわれています。
しかし、逆に各モデルとも”尖り感がなくなった”代わりに、無難度が高くなり、便利ではないんだけど速いスポーツカーというジャンルが先細りしている現状もあると思います。
そんな中、速さと走りに妥協しない、GMの新型コルベット・スティングレイ2020(8代目)の存在は貴重ですし、結構欲しいと思う層もいるような気がします(全体から見れば小さなパイですが)。
そんな層に刺さる1台になることは間違いないでしょう!
【海外限定のトヨタ・タンドラ】 トヨタのタンドラ!カスタム画像を淡々と貼っていこうと思う!
【関連まとめ記事】 20代男子におすすめのかっこいいモテ車特集